NOKIAの無線LAN

Windowsを使っていると少し変に感じますが、NOKIAでの無線LANの管理方法が少し異なります。
かの国では携帯電話を接続するのにもいくつかの規格が存在し、その切り替えをシームレスに行うように 無線LANも接続方法の一つとして認識しています。
つまり、電源のON・OFFという概念が見えにくいのがNOKIAの無線LANの管理です。
ただし、電気を入れ続けるのは バッテリーの垂れ流しを意味するのでそこまで無軌道ではありません。
なお、この内容は機能から私が感じたことを文章に起こしただけなので 事実と異なる内容を含むかもしれません。
 
昨日も記述した通り、NOKIAでほ無線LANの接続を 一つの接続先として管理します。
携帯電話の接続先と同様です。
つまり、携帯電話での通信と無線LANでの通信を明確には区別していません。
それでも、無線LANが動作しているときには画面の右上(待ち受け画面上)に四角形の四つ組み合わされた無線LANマークが出ています。
このマークが出ているときには無線LANが接続されています。
ブラウザーなどで接続先に無線LANを指定すればこのマークが表示されます。
そして、多くのアプリケーションから無線LANを使うときには アプリケーション側に接続先の設定メニューがあり
「登録されている接続ポイント」を入力するか、「起動するたびに選択する」を選ぶことが出来るものが多く
選択できないものはキャリア指定のサービスか、起動のたびに選択しなければいけないアプリケーションというところです。
私のX01NKは、三つのSoftBankの接続ポイントと BBMobilePointという有料の無線LAN接続サービスのものがデフォルトで登録されています。
バッテリーの負担を少なくし、利用する人に接続先を意識させないための仕組みでしょう。
 
一見理想的に見えますが、この仕組みにも困ったことがあります。
それは、相手から接続してくるアプリケーションです。
たとえばIP電話のようなものであれば相手からのコールに答えるようなアプリケーションです。
Windows系なれば無線LANを起動すれば入りっぱなしとなりますので良いわけなのですが・・・・
アプリケーションが無線LANを起動し続けるようなものであれば よいのでしょう!!
という解決策があると思いますが、それで困るのはいくつかのアプリケーションで共用しているときに
省電力の管理が難しいことになります。
また、アプリケーション毎に接続先を切り替える仕組みになっているために
異なるアプリケーションで異なる無線LANの接続先を指定しているパターンも考えられます。
そのためにシステムで定期的に無線LANのあk十セスポイントをチェックする仕組みも用意されています。
「ツール」−「設定」−「接続」−「ワイヤレスLAN」を選択すると解りますが 「ネットワークスキャン」という仕組みがあります。
定期的に無線LANのアクセスポイントを検索し、接続できる状態で待機させる仕組みです。
これで、IP電話などの待ち受けに対応する仕組みとなっています。
 
無線LANの消費電力がかなり減少し最近では起動していてもバッテリーの消費をみる見る間に減らすというようなことはなくなりました。
もちろん、消費電力の低いデバイスではありません。
それでも、昔ほど無理な仕組みを作ってまでの消費電力の低減をすることはないでしょう。
私もEM ONEではWMWifiRouterの利用などでつけっぱなし運用が普通になってきています。
他で使っているときも切ってないというような状況・・・・・・
どちらが便利ということはないのですが、あくまでもNOKIAは電話、それも高機能な電話という位置づけ
利用者に設定さえされていれば意識させないという運用なのですね。
ただ、設置をしようとなると・・・ という点がありますよね。
SIM ロックのおかげで接続ポイントを変更するという事に慣れていない身には
仕組みも作法も分かりにくいですよね。
海外では比較的 誰でも経験するようなことなんですが・・・・