こうしてみるとあれなんですが・・・

テレビの地上波なのですが本当に必要なんでしょうか?
例えば電波帯域さえ割り当てられていればよいのであれば、現在の携帯電話の電波帯拡張のときに割り当てを貰って 携帯電話のアンテナを間借りして発信する方式を取れば日本全国のかなりの地域で見ることが出来るわけです。
勿論、見れないところがありますのでその先は衛星で・・・・
現在、かなり広い帯域をテレビの放送局は割り当てられていますが実あ電波の使用料に関しては僅かしか払っていません。
インターネット企業でも言われますが、公共の財産を使って商売して回線側の補強にお金を出さないことを問うのであればこのあたりも随分かと思ったりもしますが こういったどろどろしたお話は人にお任せします。
 
携帯電話のカバー率に関しては、日本全国の99%超が殆どのキャリアですので主要地に着いては問題ありません。
それ以外の地区に関しても送信も含めると大変ですが受信だけなならそう難しくないはずです。
勿論、先ほどのように衛星併用と言う形で。
このあたりもどろどろしますが、地上波のテレビに関しては地域性というのが(いわゆる自由業の人のいうところのしょば)があって 当然カバーエリア(人口も含めて)が広いほうが広告収入も得やすく結果的に人口密度の関係で 東京のテレビ局が一番お金を持っていてキー局となるわけです。
そして、その地域毎のテレビ局が全国放送一括になってしまうと 生き残る術が無くなってしまうからです(キー局は地方局に広告収入の分け前を払う必要がなくなるので○)。
故に、衛星放送で一括と言うわけにはいかないのですが これが携帯電話キャリアと結びついて送信するとすれば 一アンテナ辺り数キロ程度のテリトリーと成るので 地域に合わせた曲の放送も可能となるわけです。
例えばフジテレビをキーとするのであれば、その同じチャンネルで関西テレビなどがローミングされると言う仕組みです。
今の体制を崩さずに、比較的導入し易い仕組みです。
勿論、第二東京タワーも必要なくなるわけです。
少しでも高いところにあるほうが効率がよいわけですが、所詮タワー一箇所からの送信だと影となる部分は多く出来てしまうのに対して 無数ともいえるアンテナでカバーできるわけですから十分でしょう。
携帯電話キャリアも、アンテナの施設の費用を一部負担してくれますので悪い話ではありません。
当然、ワンセグなんて受信機も携帯電話の中から追いやることも出来ます。
近接した周波数ならアンテナも共用できるからです。
ただ、そのときには電波の使用料に関する取り決めをもう一度することと成るのでしょうから・・・
携帯電話連動のアプリケーションも簡単ですし、B-CASカードなんて仕組みを必要としない端末識別システムが登用されることとなります。
固定電話全てが(例えば家のテレビが携帯と同様の受信機をもっているので電話となるわけですから)携帯電話に切り替わることも出来るわけですからユーザを増やすことにもつかえるでしょう。
テレビ塔はきっと児童公園と変わるでしょう。
 
コラボとしては突拍子も無い話ですが、あったら面白いなと・・・・