ルーターが来ました。

4代目のギガルーターアイ・オー・データの ETG-R
アイ・オー・データさんには申し訳ないのですが、なんとかもう少し良いものを買えるようになるまで頑張っていただきたいと。
 
ひとつだけ注意点があるのですが、ネットワークの世界では 特に有線のネットワークでは 基本的に100Mの上は1000Mとなります。
多くの場合インターネットの回線速度は100Mが上限なので、当然ルーターは100Mのもので十分となるわけですが・・・
例えばそれを超える回線を使っている人、ケーブルテレビの160Mや1Gのインターネット回線(電柱までのものもあるので注意!! あれは過剰広告だと思う)を引き込んだとしても 100Mのルーターではその能力を生かすことができません。
そして、160Mのケーブルテレビの回線の場合それを超えたらよいと思い 店頭に買いに行くと300Mとか書いた無線ルーターがあってこれを選びたくなります。
ところが、詳しく見てみるとわかるのですが 無線LANの802.11nの規格の上限値が300Mなのでそれが書いてあります。
よく読むとLANポートは100Mと書いてある。
ということで結果的にインターネットは100Mが論理的にも上限となるわけです。
内部のデータの交換には自慢の理論値300M(実際の限界は90Mぐらいといわれています)が発揮されるのですが・・・
 
少し最近のPCを購入した人であれば、100Mのルーターを使っているとスペックが出ない事もあります。
ルーターのハブ機能を使わずに別にハブを用意している人ならともかく、ふつうはルーターのハブ機能を使います。
その際に100Mのルーターでは、ハブ機能も基本的に100Mです(例外が約三機種ある)
100Mでファイルコピーを行った場合40M〜80Mぐらいの速度でコピーされるわけなのですが1000Mのハブを使っている場合120M〜200M程度の速度でコピーがー行われます(もちろん、PCが理由でスペックが出ない事もあり)。
その際にギガクラスのハブを用意しるわけですが、これがあまり安くない。
下手をするとギガクラスのルーターを購入する方が安く手に入ります(コレガ等に安価な機種あり)。
というわけで、ギガのルーターの導入は比較的宅内のネットワーク環境を改善するのには良い手段です。
 
私は無線のアクセスポイントとルータを分けて使っていますし、ギガのハブを別に立ててはいるのですが 回線がケーブルテレビの160Mなのでギガのルーターを入れる価値があった訳です。
今回の選択は有線の1000Mのルーターとなると実はコンシューマーなものは3機種(簡単に言うと手に入る価格の安い機種)で他の機種をすべて購入済み(みんな壊しちゃった・・・)ので残ったのがこれだというわけです。
導入してみたら、驚くほど設定できる項目が少ない。
IPを我が家ののルールに書き直したら(DHCPを止めたりとか)それで終了。
ネットワーク機器をひとしきり再起動したところで一通りの設定が終わり、逆に難しい設定はかけないというところ。
uPnPの力を信じるしかない状況です。
速度的には少し今までのものに劣るようですが、安定はしているようです。
高速にパケットが流れた直後に引っ掛かるような挙動も見せませんし それはそれでなかなかなのかもしれません。