モバイルの謎??

最近、よくネットブックの比較記事があって、周辺機器の特集記事があって
そして、ネットブックの販売を飛躍的に伸ばした立役者の一つである 回線のセット販売の話題となる。
回線は何処がお勧めだ・・・・・
 
最近のネットブックにおいてあまり重視されていないのがバッテリーの性能で、第二世代とも言える機種では重くなってもバッテリーを大目に積んで駆動時間を延ばすものが増えた。
私の 工人舎SCなどは2セルと言うPCのバッテリーとは思えない小さな容量のバッテリーを搭載しています。
そして、駆動時間は第一世代では2時間程度と横並び。
各雑誌では耐久企画などで 消費電力の高いWifiBluetoothを切って液晶のバックライトを暗くしてと 本当にそれは実用的な環境なのかと疑いたくなるようなテストをしているのも見ることがあります。
昔ほどではないのですが、やはりWifi等は消費電力が高く バッテリーを持たせるためにはこまめな切断で スイッチが物理的についていると使い易いと言う記述も良く見ます。
ここまで詳しくやっておいて、付属でついてきた WANカードの消費電力については以外にみんな無頓着となります。
 
実はWANカードは高速になった事もあり最近では消費電力が低くない機器となっています。
下は350mA〜750mA(非公表の物もあり)程度となっており 私の持っているD11LCは最大700mA程度と言われています。
USBから取るのだから、規格上の上限で500mAが最大と考えるのが普通なのですが 箱の中には二股のケーブルが入っており 二箇所から電気を取ると最大1000mA取れるのでOkというわけなのです。
通常ならUSBにそのまま刺す物なのですから500mAで収まらなければいけないのですが 多くの場合は大丈夫なのですが 通信が高速でされたり 電波状況が悪いなど条件が重なると超えてしまうわけです。
その際に電源回路の弱いPCではマザーボード上の電気が足りなくなり そのままEverunは再起動されてしまうのである。
このあたりはマシンにダメージを与える可能性があるので、必ずケーブルをつないでくださいと言うような説明は必要かと思うのですが 広告写真ですらモデム本体をPCにそのまま刺して使っているので そんなことを警告するつもりはさらさらないということでしょう。
愚痴はさておき・・・
 
例えば、私のD11LCが頑張って全力で通信したとしましょう。
好評どおりなら700mAの消費電力となっているとしましょう。
5V700mAの消費電力は 7.4V2800mAの工人舎SCのバッテリーの約二割を消費します。
つまり2時間持つPCなら1.5〜7時間程度になってしまうほどの影響を与えるわけです。
私のように一度繋いだら切るような使い方をしないのが一般的なのか、使うときだけ接続してそれ以外のときは切って使うと言うのが一般的なのかによりますが つなぎっぱなしであればこれだけの電気を消費します。
その差はカードによって2倍ほど実は開くのです。
これをH12HWのような端末型のものとすると、そちらにバッテリーが搭載されており そのバッテリーで約二時間のデータ通信を可能としますので 2時間の通信しながらのPCライフが楽しめるわけです。
 
全体でいうと駆動時間10%ぐらいの差と成るファクターなのですが 殆どの機器が消費電力の表記も無く話題にもなりません。
故意なのか、そうでないのかは知りませんが 「20%通信時間が延びるWILLCOM」などという宣伝も有ってもいいかなと・・・・
ただ、最近のWILLCOMのカードは以外に電気を食っていて