なんか解せない

奥さま用にDVDプレーヤーを購入に行きました。
8インチぐらいの液晶画面付きのDVDプレーヤーが欲しいようですが どこかへ持ってゆくわけではなく家の中で見るため。
DVDプレーヤーにテレビという組み合わせが無いわけではないのですが、私や子供が使っていることが多く自分の時間が無いのが・・・といわれると立場がありません。
先日来探していて、今日もそれを買いに行ったというより ぶらぶらしにいったついでなのです。
私はどちらかというとマウスが買いたかったというところです。
先日も書いていましたが マイクロソフトのBluetoothマウスが店頭にあればと
しっかりあったので購入したわけなのですが

私の手には小さいものの、逆にいえば持ち運びがすごく楽でこれからの出張のお供になりそうな予感なわけです。
 
ぶらぶらしているといつも中古などを打ってないような店でも最近は中古PCが販売されています。
多くはE−Mobileとの抱き合わせで 無料PCです。
それでも、見つけたのはキーが一つ取れていて普通の人にはお勧めできない一台なのでした。
機種はDynaBookのヘビー級PC AX2525というもの。
シール上はXP HomeとOffice2003まで付いてジャンクで9800円という いわゆる業界用語でいう「ごみ」です。
ほこりをかぶっていることと、なんだか何かをこすりつけたような汚れと やはりキーがー一つ無いのが欠点。
あとACアダプターが欠品で、HDDにバッドセクターが出ているというところ、そうそうRAMが128Mというのもどうしょうもない。
これはなかなか買い手がつかないものです。
でも、これって!! と思ったのはDVD-ROMも付いたきれいな液晶の機械だったのです。
普通の家では考えられないのでしょうが、「これはどうだろう?」という話に乗ってきてくれるのは我が家の特殊事情。
頭の中ではジャンク屋の在庫状況が頭の中をめぐり ACアダプターの入手方法とRAMの価格をSmartPhoneで調べていました。
 
「火は入る?」
まあ、挨拶みたいなものです。
ジャンクを買う時の専門の用語ですね。大阪ローカルな(笑)
「さあ?」という 期待しない回答。
バッドセクターに関する記述があれば 当然電源は入るということがあっての挨拶です。
「ここにHDDのバッドセクターが書いてあるジャン」
すこし、むっとして聞いてみると
「これを持ち込んだ業者の書いたことをそのまま写しています」
むむ、予想外の強敵でした。
それでも、1万円未満であれば 当たるも八卦でチャレンジとなりました。
予想では2千円ぐらいのACアダプターに、RAMが2千円ぐらいと予想したわけです。
 
PCのスペックはCerelon 2.5G RAM 128M、HDD 40G、Wifi無し程度のスペックなのですが実際のところ十分すぎるスペックともいえます。
DVDを見るぐらいのことなら。
家に帰ってジャンクのACアダプターが動作することを確認しホット一息。
PCに繋いで充電が始まって、インストール用のCDもエラーなくリードしてくれました。
ばっちりです。
XPのインストールも30分ほどで終わり、アップデートも20分ほどと順調です。
いくつかのドライバーが不足するのですが、これも先人のおかげでクリア。
薄汚れた筺体も 予想通りというか事後の汚れであることは明らかだったので 洗剤をつけて磨いてみる。
新品を購入したときの保護シールが各所に残っていて、タッチパッドにも丸い汚れもない極上品でした。

もちろんカンピンではなかったようで、実はスピーカーが片方なりませんでした。
まあ、これぐらいなら十分暇なときに直せます。
USBオーディオでもつなげば全然OKです。このチープなスピーカー使うぐらいなら。
 
9800円という値段がどうかなのですが、正直安いと思います。
現役で使えそうなPCがこの値段というのは使えるなと。
もちろん、当初の目的であるDVDの再生は余裕でOK。
自宅内ではテレビを見たりと今後活躍してくれそうです。
 
インストール中にPCを動かしたときにコンセントが抜けて、インストール中にバッテリーが切れてわけのわからない状態になったのは秘密です(笑)

追記:やはり記述どおりHDDの様子がおかしく、全てのセクターのチェックを数時間かけてやったらその負荷に耐え切れずお亡くなりになりました。
久しぶりに、「かっこーん」と木を叩くような音の響くHDDの音を聞きました。