〜〜Mobile

変なタイトルなのですが ほかによい表現を思いつかなかったのでこんなタイトルなのですが・・・・
 
SmartPhoneと呼ばれる 携帯電話端末が好調に推移し、私の周りでも
「それ SmartPhoneだよね」とか「それがi-Phoneというやつ?」なんて普通に言われるようになりましたし 電車に乗ってもよく見るようになりました。
幾分の制限があり たとえばDOCOMOであればi-modeが使えないこともご存じないようですし、パケット利用の上限が+1500円となるなんて話をすると 
せっかく教えてあげたのに 夢をつぶされたように不機嫌になってしまったりということも良くあったので
最近は 「そうなんですよ〜」なんて無難に逃げてしまったりします。
「お財布機能」に関して言うなら 実はそれほど使われていないようで 会社でもあまり利用者がいません。
あれほど躍起になって 対応を騒ぐほどのこともないかと思ったりするわけですが・・・・
メールも携帯電話のものを使えるようになって どのキャリアでもそのあたりに問題がなくなってきたように思われるわけです。
 
ところが、意外にも困っている方もいらっしゃったりして
特に不景気なこともあって販路の開拓などで WEBに活路を求めた企業も少なくなく 販売を含めたWEBページもたくさん出てきました。
そのページの中には 購入するとポイントがたまってそれで何か買い物ができたりと色々と機能が作られているわけです。
i-mode公式サイトと書かれていたりez-web公式サイトの対応をうたわれたページたちもたくさん。
それらのページの管理者は さあ困ったとなるわけです。
SmartPhoneの売れ行きによっては方向転換を強いられるわけです。
あちこちで「モバイル向け」というWEBページが存在しますがこれらも必ずしもSmartPhone準拠ではないわけです。
どこまでこれらのガラケーとよばれる携帯電話のためのものだったわけです。
 
アプリケーション込となると i-Phone向けサイトというのもあります。
専用のアプリケーションを入れることで 快適に見れるわけですが 実は特別なアプリケーションが作られているケースは少なく HTMLで書かれたファイルにショートカットが付いただけのようなものも少なくないわけです。
そのあたりの構造など普通の人が知る由もなく その程度の作業をかなりの価格で販売し荒稼ぎしたという話も聞こえてきたりしてなわけです。
どちらかというとi-Tune Storeにアップすることに対する経験を買われているようなところもあったりするわけです。
この方々も Google Androidが世界で最も売れているSmartPhoneになったといわれれば焦るかと思えば 同じ手法をAndroidに適用して
時代が変わったと営業をかけているのですからたくましい訳です。
本体の標準ソフトの中にもそんな感じのものがあるぐらいですから・・・・
 
いままでのガラケーの開発を行っている人たちは こんなに速く時代が変わることを予想してはいないでしょうし
現時点でも
「一過性のもので 顧客はこんなものを実は求めていない」
などと正論を言われているわけですが(正論という所が辛い)、実際のところ顧客の求めていない機能を追加して新商品を発表し続けてきた人たちには言われたくないわけです。
また、そういったトレンドは顧客が必要だから発生するわけではなく 販売する側の事情で発生するわけですから正論なんて何の役にも立たないわけです。
だとすると 現状のトレンドのせいでそういった端末を持って 2年間は使わなければならない人たちが増えてゆくわけです。
 
i-Modeの認証でもメールアドレスでのものも少なくありません。
i-Modeメールアドレスにメールを送信して そのサイトにアクセスした時点でなどという手法が使えるのは 携帯電話を持っていなければこのメールアカウントが使えないからなわけですが
Androidを使っている人ならわかると思いますが 必ずしもそちらのメールが使いやすいかというとそうでもないわけです。
どちらかというとGMAILのほうが使いやすいという人も結構出てきています。
一つはアプリケーションの問題で 振り分けやSPAMに対する対応などもこちらのほうがわかりやすく使いやすい訳です。
特にリリース直後であることもあり アプリケーションの完成度が ほかのメーラーに対していまいち。
ほかのキャリアのものも類にもれず やはり使いやすいとは・・・・
それでも前述のi-Modeのメールアドレスの維持のためにというような理由で使われていたりするわけです。
実際、Android同士なら お互いメールアドレスを交換するだけで 現在地を交換したり チャットを行ったり(パケット定額で考えると これはキャリアなど超えた無料SMSなわけです キャリアの対応を待つより早い)といった使い方ができるわけです。
実際使う人がそこへ行くかどうかは別として 使い分けているうちにそちらによって行く可能性も十分にあり たとえば有名タレントがバラエティなどでこの機能を使った 追いかけっこなどを中継して みんなも追いかけようとか言って視聴者参加型に(現システムでは無理)したりすると結構すごいことになったりするわけです。
 
現在の〜〜Mobileというサイトは実は多くはガラケーのためのもの。
「Mobile」という単語をつけてしまったためにいろんな意味で分かりにくくなっていて 逆に「SmartPhone対応」といううたい方をしなければならないようなことが出てきたわけです。
言葉の問題ですが、PDAのころそれに対応したサイトとして登場した〜〜Mobileが逆にその進化形のSmartPhone非対応サイトとなってしまったわけです。
この後その対応はどう変わってゆくかですが コストがかかってもやり始めたものは止められないというのが実際のところ。
こんごSmartPhone対応が増えてゆくわけですが それはWEB対応と言っているのと同じで ちゃんとルールを守られた池の中に住んでいたアプリケーションを 海で使うようなもの。
予想外のセキュリティ問題や、ウイルスに侵された端末のアクセスなど検証内容は一気に重くなってゆくわけです。
楽しいモバイルライフの裏に 苦悩する人たちが見えてくるわけなのですが・・・・



written by HatenaSync