計画停電とPCサーバー

計画停電で 大阪に居ながら影響を受けています。
多くのWEBサーバーがインフラの関係で東京に集中していて その機能をカバーしています。
どこかの大きなプロバイダ系等のサービスに関してはデータセンターにサーバーを持っているわけですが 私の会社のWEBサーバーは昔より使っていることもあり単独系です。
色々と他のサービスとの関係もあり、そういった施設の中にないものです。
当然UPS装置などは付けているものの 計画停電を越えれる物では無いというか
UPSの設定上は当然停電したら コンピューターを健全な状態で維持するために シャットダウンがかかるようになっているわけです。
この辺りは当然のこととなるわけです。
 
じゃあ、計画停電が起きるとなると実はその前にはシャットダウンさせるわけです。
流石に電源ダウンに任せて失敗するわけにもいかずに 計画的に切に行くわけです。
で、次は点けるわけですが それには人が必要です。
機械の前に行って 電源ボタンを押す人が必要なわけです。
もちろん、私でないのですが 停電時間に合わせて うろうろとなるわけです。
そのあたりは他人事ながら気の毒だと思ったりするわけです。
 
じゃあ、電源問題だけかと思えば 実はそうでもないのが困ったことで。
相次いで続く自身なのですが、これが実にコンピューターによくない振動で
確率の問題ですがHDDの駆動中に地震があったらと 恐怖感があります。
高速でそれも2万回転を超える速度で回っている 円盤の上をスケートで滑るように走っているヘッドが 振動で傾けばと想像したくない事態になるでしょう。
ヘッドが円盤を削って終わってしまうわけです。
ノート用のPCのHDDにはセンサーがーついていて振動を感じるとヘッドが自動的に収納される物などもあるわけですが
デスクトップ用ではあまりなく、普通に高速のタイプが使われています。
 
通常建物を揺らすという事態を想定しないものだから もし障害が起きたらと思うと・・・・
色々な障害を考えると・・・・
実際日立のサーバーが落ちて笑えない事態になっていると聞いています。
 
モバイル機器の発達は実は本体の進歩だけでなく、クラウドなサービスの上にも成り立っています。
小さなやはり処理能力の低いデバイスを快適に使う為に、そして必要な情報を得るために WEB上のサーバーを使っています。
例えばGoogleMAPですが もし各端末にあの地図情報を持ったとしたらどうでしょう?
莫大なデータで検索の為にヘビーなDBを動かして 表示の為に大きなリソースを要求されるわけです。
それが、必要なデータを取るでけであれば3Gの回線速度程度の速度でも十分なわけです。
じゃあ、そのクラウドが健全化というと 大きなサービスはそうですが 小さなサービスは同様にこういった影響を受けることとなるわけです。
 
モバイルすることの利便性も、今回の地震で考えさせられることとなりました。

written by HatenaSync