自宅サーバー

勿論、クラウドサービスは十分に利用するわけですが データによっては一概にそうもいかないものもあります。
例えばなのですが 映像データなどです。
DVDを購入して家で見るのは当然OKなのですが。個人で楽しむ分には SmartPhoneで見てもいいはずです。
このあたりはほうっ的解釈の問題もあるので 一応そういう事にしておいてください。
それがテレビ番組の録画だったりなわけです。
そういう意味で、SlingBoxやVulkanoを使うわけなのですが なんとかPCだけで完結したいわけです。(無理やりか・・・)
SlingBoxなどのストリーミングに関しては 回線によって既に規制があったりも解っているので そういう問題も含めてなのですが・・・・
 
先日、古いPCを発掘したのでWindowsHome Serverを入れてみました。
2011モデルで出たばかりのOSなのですがWindows Server 2008R2をベースにしたOSとなっています。
Windows Server 2008と2008R2は実は大きな変更があって OSの本体部分というかコアの部分がR2からはWindows7と同じものになったわけです。
それがどうしたと言われるわけですが IPV6の通信をIPv4にパッケージングして送信する仕組みなども装備して 今後インターネット越しにいろいろな物を送受信する仕組みの基本が搭載されるようになったわけです。
勿論、会社で使うOSとしての2008R2も大事なのですが、家のPCを外で使いたいという用途に関しては 10万円するサーバーOSがサブセットとはいえ1万円ちょっとで販売されるわけですからお買い得パッケージと言えるでしょう。
そのWindows HomeServer 2011をインストールしたことで 自宅のメディアサーバーとして活用しようと思った訳です。
 
インストールしたり 機械を弄ったりはすでに書いているので 重複するので割愛しますが 既にセットアップは終わっているものとしてみていてください。
現状はアナログ放送を別のPCで録画して そのデータを保存しているHDDをネットワークドライブとして認識させているわけです。
また、今のところWidnows HomeServerでストリーミングできる動画の形式に制限があるために Orbも同じサーバーで動かしています。
これで、MP4もMpegもTSファイルも配信可能になっているわけです。
そして 先日入れたサーバー用プラグインで WindowsPhone7でサーバーの主たる機能のコントロールが出来るようになりました。
 
じゃあ、何に使っているんだという話ですが
まず、一つはネットワークストレージです。
WEB上の HDDの一つとして機能しています。
他のサービスと何が違うかというと、やはり容量に制限が無い事です。
現状、外からのストレージ用に500GのHDDを割り当てていますので それがそれに当たります。
人とデータ交換するときには このフォルダーを指定して ユーザー名とパスワードを渡せばアップロードしてもらう事も出来るわけです。
そのサイズがDVD一枚だとしても 光の回線であれば30分もあれば受け取ることが出来るわけです。
残念ながら、これだけのデータの交換をその速度で提供してくれるサービスは安価で存在しないので使う事となっています。
また、アクセスする人によってフォルダーを切り替えたりもユーザー単位で出来ますので そういった使い方には向いています。
勿論、不特定多数に公開するような使い方は出来るものではないわけですが・・・・・
もう一つ、このストレージの良さは アップロード・ダウンロードのやり方になりますが WEBブラウザを搭載している機器なら 機器を問わず大体やり取りすることが出来るわけです。
 
二つ目はメディアサーバーです。
基本的に音楽のデータとテレビ番組の録画データはこのサーバーに置いています。
現在、2.5TのHDDがここに割り当てられています。
正確には2TのネットワークHDDもこの直下に存在するので ここ二年分ぐらいの録画したデータは普通に存在します。
これらを外から見ることが出来るわけです。
他には、音楽のCDのデータはここにすべています。
これらは家の外に出たときだけでなく、家の中でもWifi経由でアクセスするために使われます。
この語の期待なのですが WindowsPhone7のアップデートと MobileSilverLightのアップデートで動画配信も出来るようになるのではと。
その場合DRM付で送信できるので、恐らく地デジ放送の録画データも外から見れるようになるのではと思います。
Flashにも対応しているので そこまで行けばFlashでも・・・でそれ以外の機器からでもとなるのではと思ったり
HTML5のサポートでそちらも変わるのではなんて思ってたりします。
DLNAサーバーの機能も持っていますので WidnwsMediaPlayerのサポートするファイルであれば それ経由での配信もWifiでは可能となっています。
Playstation3でもみれるわけです(持ってないけど)。
 
最近、著作権に関わる規制が非常に厳しくなっています。
個人で利用するにもかかわらず クラウド上にデータを置くとなると妙なチェックが入ったりすることも少なくないわけです。
確かにユーザー名とパスワードを知っていれば不特定多数がアクセスできるし 同一の人物が必ずアクセスしているのかというと 確かめる方法が無いわけですが
それ故に規制すればいいという考え方はどうかと思います。
故に、動画データや音楽などに関しては自宅に置いてアクセスする方が良いのではと 思ったりして置き始めているわけです。
 
WindowsHomeServerにはバックアップ機能があります。
複数台のPCに分散しておいてある、MyDocumentの内容なども ここにバックアップを取るように指定しています。
そんなことに何の意味があるのだと言われそうですが オンラインバックアップサービスやデータクラウドの仕組みを使ってのPCの統合というスタイルも並行して使っているわけですが
実は全部のPCのMyDocumentのフォルダーが一つに統合されたりすると実は困ってしまう事もあるわけです。
WindowsPC歴は20年を超えている訳で、ノストラダムスの言うところの地球滅亡前からのファイルも存在しているわけです。
それらを一緒に並べられると結構な量のファイル数になってしまうわけです。
WindwosHomeServerにはPC毎に区分けしたMyDocumentがすべてあり サーバーからは全部を串刺して検索などもできるわけです。
私にとってはこちらの方が助かるわけです。
ただ、ばっくあっぷは標準とちょっと違う方法を使ってはいるわけですが・・・・
 
勿論、写真もいまはここに統合しつつあります。
海外からでも回線さえあればとりあえず家のサーバーにデータは移しておきたいわけです。
現在どの国に行ってもそれだけの回線は用意されていることが多いわけですから・・・・
(そういえばもうすぐ中国行くけど Twitter使えないんですよね・・・・)
過去にもカメラが壊れてSDカードが読めなくなってからPCにもデータを移すようにしていますが それですら怪しいと最近は思い出したわけですから・・・・
 
そんなこと言っても クラウド化するのが前提でしょうなんていわれるとあれですが 結局大事なデータは自分で持ってたいと思うのが人情で
ここのところの漏洩事件など思うと・・・・
そう思いながら 利便性が・・・なんて思うと ちょっといいかなと。
クライアントは Tabでいいんじゃないかという流れもあるので じゃあ家にはサーバーを置いてとならないかなと?
 


written by HatenaSync