Skype AU

大きな勘違いをしていたが Skype AUは全く異なるものだった。
 
春にSkypeを使ってずいぶん助かった。
WiMaxSkypeは携帯電話も固定電話も繋がらない状況で 私の動きをかなり自由にしてくれたわけです。
その当時は、SmartPhoneのテストの為だったのだが 今となっては切らさないように維持している(といっても ログインするぐらいだが)
正直、SkypeIp電話としての機能に関しては 昔ほどの期待は無い。
キャリアが推奨していない機能に関してはサポートが薄く、このプログラムの常駐は バッテリーの消費を増大させてしまう事が解っている。
至極当たり前の話で、このアドレスに電話がかかってきたときに電話機が着信をするためには 常に接続された状況である必要がある。
バックグラウンドで常時パケットを流し続けるわけですから バッテリーにやさしいはずはないのです。
メールの着信なども 15分に1回とか規制して1日のバッテリーをなんとか 持たせているのに いわんやです。
IP電話の話でも書きましたが そのあたりは端末がある一定の対応を見せなければ辛い機能でもあるわけです。
 
「禁断のアプリ」という呼び声で登場したSkypeなのですが スペックから失望感を味わう事となりました。
AUSkype同士の通信は無料とかって わざわざSkypeを使わなくてもソフトバンクなら無料じゃないか・・・なんて言う感じでした。
それ以外の国内通話には使えないって、どんだけ不便やねん
海外への通話料が安いって、そんなに海外と通話する人はいないって・・・・
スペック的にはどれをとってもわざわざこれを使う必要を感じなかったわけです。
私は同時、海外の端末を使っていて 海外でインストールしたSkypeは日本国内においてもSkypeアウトで電話も掛けれたし海外からも掛けれてこんなに不自由な物では無かったのです。
それですらバッテリーの関係で・・・・という訳だったのです。
それ以来、記憶からも消去していました。
その後、Skypeは日本国内のマーケットからも入手可能になってもっと・・・なんて
ただ、3Gでの音質は満足の出来るものでは無く なにか要件が無ければ使えるようなものではなかったのです。
と、いうよりも国内なら普通に電話を掛けた方が速かったのです。
 
HTC EVOを購入して 思いのほかの端末の出来に喜んだわけですが それ故に他の端末でも使っているアプリケーションをいくつか入れました。
ジョルテだったり、ATOKだったり、Evernoteだったりと いう感じです。
その中に他の端末で入れていたので 入れようと思ったのがSkypeというアプリで AU版より制限を受けない通常版を入れることに抵抗があったわけではありません。
そして、WiMaxの使えるこの機種では電波状況さえ確保できれば比較的きれいに音声も聞ける この端末向きだなと思えるアプリケーションだというのが実感でした。
他の、どのAndroid端末より向いているのではないか・・・・・って
 
Skypeのアイコンが二つ並んでいると間違えるものなので 何とかならないかなんて考えてみていたわけですが
せっかくあるものだから使ってみようと調べてみた。
で、驚いたのですが AuSkypeの仕組みに。
これはいろいろ書かれている方の想像も含まれていると思うのですが、AUでいう所のSkypeは一般的はSkype
音声→端末で音声IP変換(いわゆる アナデジ変換)してパケット送信→相手側端末でパケット受信→音声変換してスピーカーから音を出す
という仕組みで接続が確立すると 端末同士でパケットを交換するような仕組みのようなのです。
相手先が音声い専用の場合、相手先近くのSKypeのサーバーが パケットを音声に変更して、そこから電話機に繋いで接続しにくるという仕組みを取るので 最後の区間は通常の音声回線を経由するのでその分のコストがかかっているわけです。
国から国などの間は すべてパケットの状態で無料のインターネット回線を経由するので、コストが安くなるという訳です。
故に、端末の性能で 音声をデジタルに変換する性能に差が出たり、通信速度で品質が変化したりするわけです。
所がAUSkypeは そうでは無くAUの音声回線を一部利用しているようなのです。
この辺りは情報ソースの確認を取れたものが検索できなかったのですが 音声のコーデックの確認での想像のようですが 普通にAUの携帯電話で電話したときのように音声を発信して、携帯電話の中に入っている専用の音声変換チップを経由して音声をAU基地局に送っているようなのです。
これがどういう事かというと、普通に音声通話したときの同じ仕組みで基地局まで音声を送っているという事のようなのです。
その後なのですが、一旦Ip網に入るようですがその後相手がAUの携帯電話れば基地局で同様に変換されて繋がっているようなのです。
つまり、多少のパケットのふらつきなどがあっても 音声の品質は普通にAUで電話するのと変わらないクオリティにあるようなのです。
 
それだとSkypeという名前はいらないだろうとなるわけですが、Skypeは必ずしもサーバーを指定しているわけではないのでこういう仕組みもありなわけです。
必ずしもすべての接続を端末で行えと言っているわけでも無いので Skypeから見ればAU基地局Skypeに繋がっている端末なわけです。
Skype Inが使えないのですが 基地局側で受けているので 音声の電話がかかったのと恐らく同じ仕組みでSkypeの着信がかかると思われます。
と、いう事はSkypeアプリケーションは常駐しますが 常時パケットを交換しなければならない通常のSkypeと異なり それはAuのシステムに任せているので消費電力の極めて少ないSkypeを成立させているようなのです。
音声の品質は通常の携帯電話と同等のレベルで、バッテリー消費の極めてすくない というSkypeになったわけです。
その関係で接続先に関しては 制限を受ける形にせざる得ないわけです。
 
制限が多ければ使えても・・・・なんてこともあるわけなのですが そこはまた違う使い方があるわけです。
例えばPCでSkypeを使っている人は持ち出すことが出来るわけです。
Skype INは使えないので電話番号でかける事は出来ないのですが Skype名での接続が可能な環境であれば着信が可能なのです。
PCにヘッドセットを付けて仕事をしているような人ならかけることはそう難しくないわけです。
もう一つ、メッセンジャーとしての機能です。
仕事での使い方になりますが 無料のショートメールが PCから送信する事が可能になるわけです。
チャットのように相互に打ち込むことも可能です。
そうしてもPCと携帯電話間の通信には一店舗の遅れがあるわけですが これはそれを補完する事となるわけです。
勿論、マイクロソフトのLive メッセンジャーGoogle Voiceなどで同様の機能が無い訳ではないのですが IP電話での前述通り 常時パケット交換をしないとリアルタイムのやり取りは可能ではないために利用し常駐するという事はバッテリーの消費と相関関係が出来てしまうわけです。
バッテリーの消費を抑えてPush出来る仕組みだと考えると、こんなものがあったのか となるわけです。
 
なまじ Skype=無料通話 の印象が強く 多くの方の理解がそうですが
Skype AUには全く別の価値があったわけです。
勿論、海外との通信の多い人にとっては 常時海外から名前で接続してもらえる回線としてありますし SMSをありとあらゆる国の携帯電話に対して送ることが出来るわけです。
システムの中にSkypeが入るというのはそういう事だったわけです。
キャリア間のSMSの互換性以前の問題で もう半年以上も前にリリースされていながらここまで人の目も引かないというのも珍しい話です。
実際、昨日から受注させているので 音声通話は出来る時と出来ないときがありますが ショートメッセージ程度ならご連絡を頂いてもいいですし、それが端末で普通に見れる環境というのは ちょっとうれしくなったりするわけです。
まあ、アカウント名は想像がつくようなアカウントですし(笑
これってWiMax必須でもありませんし ISW-11HTだけの物でもありません。
多くのAU SmartPhoneの標準機能として動くものですし 機能から使ってますがバッテリーの消費もまず変わらないと言えるものです。
これを 使わないなんて・・・・って私は思う訳なのですが そうでもないのでしょうかね??
 

written by HatenaSync