プロが信用できなくなってきたから・・・

スポンサーがあって 番組がある。
番組内では報道機関と言えども スポンサーの不利益になるような発言はしにくいというのは当たり前の事。
不利益になる事など行った日には その番組のスポンサーを降りてしまうわけですから・・・・
大体、1時間程度の番組に数億円を消費するわけですから お金はいくらあっても足りないのがテレビの番組なわけです。
一般の企業と同様 最も高いのは「人件費(タレントのギャラ)」な訳ですから さもありなんなわけです。
 
暫く前から、「家電芸人」と言われる人が出てきて 家電の良しあしを番組で語るわけですが どうも疑わしい。
勿論、最初に語りだしたときには正しかったのでしょうが 今では疑わしいと思う事が少なくない。
例えば、掃除機や洗濯機をテレビで毎日見るような芸人さんが 毎日自分で使っているとも考えにくいわけです。
自分で毎日使う物であるから評価が出来るわけです。
勿論、長らく一機種を使い続けているから比較はできるでしょうが 持ってないとかいう次元で 空気清浄機から出た空気が 「快適だ」なんて言われても 「香水でも入っているの??」なんて思っているわけです。
もう一つ、昔からモデルが変わらずに使い続けられているものにも評価されているものはあります。モデルチェンジが必ずしも機能アップで無く 廉価版をフェイスリフトだけで発売したりもするので 必ずしも新製品が良いという訳でもない事もあるのです。
いわゆる 今店頭で手に入る新型しか評価しないという点でどうかと思うわけです。
また、テリトリーが広すぎるのも 疑わしい点で そうそういくつもの家電に興味を持っている訳ではないでしょう。
勿論、時間通りに番組が進行する時点で ちゃんと「台本があって」なんて思う訳ですから 「放送作家」と言われている 正体不明の人たちの書いた文書をそのまま読み上げているに過ぎないわけです。
少ない引出しから なにかTipsとなることを ひとつ二つしゃべっているのではないかと思ったりもするわけですが・・・・
 
じゃあ、正しく同じ業界に住んでいる人なら大丈夫か・・・となるわけですが
多くの私の知る限りの人 殆どはPCだったりSmartPhoneだったりなのですが 基本的に「同じこと」を言い続けられています。
例えば「将来は〜〜になるだろう?」とか 「〜の機能は必ずついていないとダメだ!!」とか ポリシーを持っておられることが殆どです。
故に お話を聞いていても楽しいわけですが 雑誌の中にはそうでない方もいらっしゃいます。
今日は 「防水とワンセグが付いてないと日本市場では・・・・」と書いていて 他の雑誌では「先進性こそ何よりも優先される」になって 他では「ファッションの要素を取り入れてこそ・・・」ってじゃあ 端末選びはどうすればいいのよ!!って言いたくなる記事が同じ人によって書かれていると あきれてしまうわけです。
まあ、そう言えど若くて 名前が売れるまではどんな記事でも書かなければ生きていけないので 自分を持つっていうのは自分の名前で仕事が出来るようになってからなのかもしれません。
業界として スポンサーに対する立ち位置がそうなのであれば 必ずしもライターさんを責めるばかりではと思う事もあるわけです。
 
裏事情なんて、表に出してはいけない事を簡単に外に出してしまうのが最近の風潮で、「物の原価」等は企業にとってのトップシークレットなわけで 生命線なわけです。
にも拘らず 書店に原価をテーマにした本が並んでいたりするのは もう売るものが無くなってトップシークレットをうってお金にしたか、口の軽いバカがしゃべったかのどちらかでしょう。
多くの場合後者なので しゃべったところで一銭の金にもならないという結末なのだと思います。
同じように 私が書いたようにスポンサーがどうとか 昔ならこんなことを書いているものも無かったので(わざわざ出版社が自分の不利益になることを書かない)ネット時代の到来の一つの結果なのだろうと思います。
そうして こんな話が回ると プロの批評は信用できないと始まるわけです。
 
プロが信用できないのなら・・・となった時に 自分で判断できるなら良いのですが ナノイオンとイオンブラスターのどちらが強いなんて私にもわかりませんので(どっちも無意味では・・・なんて思っています)メーカー毎に造語の嵐なので 普通に比較はできません。
逆に素直に比較できないような言葉を選んでいるわけですから 止む終えないわけです。
じゃあどれがいいかとなった時に 購入した人たちの軽軽団が参考になるだろうと Amzonや楽天などにある「レビュー」なる仕組みが出てくるわけです。
「口コミなら実際に使った人の言葉なので信用できるだろう」という考え方からスタートするわけです。
口コミレビューを増やすことが効果的だと解ると そういったものを専門に操作する仕組みも出来たりするわけです。
後は 掲示板のなかでの意図的な書き込みとなるわけです。
たとえば新製品が発売した当日に BDレコーダーのレビューを見て 
「裏番組も同時に スペシャルが来ても安心でした。BDの書き込みも高速で 操作も快適です(抜粋の上に検索できないように 文章を変えていますが同じ意味です)」
このレビューはお昼に上がったわけですが、じゃあ聞こう 今日発売のBDレコーダーを家に持ち帰って使ったとして 朝からこれが書き込まれた17時ごろまでに 他の番組とかぶって困るようなスペシャルな特番があったのか? その上それをBDに書きだすほどの時間的余裕はどこにあった??
逆のパターンもあります。
「長時間使っていると熱くなって 時によっては止まることがある!」って
だから朝一に買ったとして 長時間の利用で どれぐらいの回数検証できるつもりなんだ!! あったとして1回止まった程度でしょう。もし数度も止まったとすると 書き方がおかしいわけですから・・・・
マーケティング手法としてはあるのでしょうが 最近これも信用するに至るものではないような気がしています。
 
アプリケーションのレビューもそうで
「動かない」とか「止まった!」なんて書いているけど 機種名も環境も解らない書き込みが多いわけです。
機種が適合しないとか OSが会わないとか 画面の解像度が・・・なんて 結構つまらない書き込みが多いわけです。
中にはOSの問題や機種に依存する例えば カメラボタンが無いと使えないとかいう指摘まであるわけです。
勿論、アプリケーション側の告知も足らない部分があることは 少なくないですし、適用機種のリストが無かったりという事もあります。
Andtroidなどでは世界中を探せば星の数ほどの機種があり 日本国内限定で他国の人は知る由もない端末の検証までは済んでいないのです。
この辺りもガラパゴスで 端末名にもあるように メーカーもキャリアも標準で無い改造が好きで それ故に一般的なという言い方がいいかどうかはわからないのですが あまりに改造しすぎて あれこれと動かないアプリの出る端末を 同じ「Android」という名称で販売していたりもするわけです。
特にカメラ周りではいろんな事が起こっているわけです。
ただ、15分という返品時間(もすこし長いほうが良いと思う 30分から1時間はいると思うし 一律では無く ソフト次第で設定できるようにMarketも拡張すべきだと思う)があるので返品すればよい事だと思うわけです。
そして、少しでも次の人の為になるように「機種名:〜 で 動作不良」とか書いてくれればいいのですが「ゴミ」とか「クソ」とかが多すぎるわけです。
ましてや無料で提供されているアプリにも そんな書き込みが・・・・・
もし、じぶんが作者なら 二度と公開してやるかと思う訳なのですが・・・
 
勿論、私もこうやって日記にいろんな製品を使って書いているわけですが 所詮自分一人の狭い視点で書いているわけですから いくら考えても目の届かないところが殆どですし 間違えて怒られることもしばしば・・・
それでも、自分で考え使って書いているわけです。
人が書いたことには触れてもしょうがないので 他の人のレビューにない所を検証して・・・なんて思いながらなわけです。
非常にひどい書き方になるときもあるので 企業の方には嫌われているのではないと思うわけですが
そんな Blogも数が減ってきて 参考になるものはと また探すことに。
自分の買う物は ちょっと世間から外れているようで 検索したら自分が一番という物が少なくありません。
ネット時代になって情報が溢れるように手に入るようになったわけですが、実際の正しい情報は余計に手に入りにくくなってきているように思います。
紙の雑誌を見たりして 少なくとも ここに書いてあることに少なくとも嘘は無いだろうし 実際のスペックやベンチマークは信用できるしなんてうがった見方をしながらも プロの方の評価を基軸に考えて 戻ってきたりするわけです。
特に同等の商品の比較となると 雑誌の企画としての比較記事はよくあるわけですが WEBでは 単発で1商品のレビューが多いので・・・
結果 みんなが信用できないとなると あまりひどいウソを言うと食ってゆけなくなる 若しくは玉石混合ながら「玉」の混じっている確率の高いプロの評価が・・・なんてなっているようで
written by HatenaSync