Eo光テレビにした

今まで J:COMのケーブルテレビに加入していたのだが 今回EO光テレビにした。
J:COMに不満があったわけではなく、今回のAUの割引条件が ネットと電話を どちらかに加入していれば割引が効くというものですが 今までは電話とテレビがJ:COMで光のインターネット回線のみがEOという変則構成だったからです。
じゃあ、なぜにそんなのめんどくさいことになっているのかというと うちの場合くだりももちろん多いのですがのぼりも少なくない通信の使い方をしています。
例えばテレビの出先への配信など・・・となるとCATVの非対称型の送信速度では問題が出てしまうというちょっと悲しい状況になるからです。
どんな?と言われそうですが、例えばVulkanoとSlingboxとDigizonの遅延を見たいとなると CATVでは回線がパンク状態になってしまって 機器の評価ではなく回線を誰が取るんだという 奪い合いの実況になってしまうのです。
それじゃあ、役に立たないので一念発起して インターネット側の回線のみ切り替えたわけです。
ちなみに、EOは非常に安い回線で200Mでも6000円しない(で電話を足しても +300円)のでこれしかないと思ったわけです。
もう一つの理由なのですが・・・・
 
実は EO光テレビのSTBと呼ばれるセットトップボックスが新型に変更になったのです。
型番としては TZ-LS300Pと言うものになったのを見ると これは・・・と思ったわけです。
以前、J:COMはTZ-DCH1100というものでサイズ的にも一回り小さくなったのですが それだけではなくUSB端子およびLAN端子が搭載されたわけです。
そして、EOの場合衛星放送も再配信してくれています。
意味的に分かりにくいかとは思いますが、通常ケーブルテレビは有線でつながっていて 同じ電線の中を多チャンネルを含めているために 細かく仕切った状態で多くのチャンネルを流しています。
地上波デジタルや衛星放送の信号と同じものをそのまま流すと それ以外に使えるエリアが電波干渉の問題などもあり大きめに取られているので効率悪いので STBを接続することを前提で違う周波数に変換して流していたりするわけです。
これをすると STB経由で見ることはできるわけですが アンテナ線に繋いだ他のテレビでは見ることができない訳です。
パススルーという言い方をしますが そういったSTB経由でないテレビでも地上波を見れる仕組みはJ:COMにもあったのですが 衛星放送のパススルーはEOだけだったので 一般的なBDレコーダーなどでもそれらの録画ができるようになるわけです。
 
まず、USB端子なのですが これは非常にわかり易いもので HDDを接続することができます。
もちろん、ビデオ録画対応(セキュリティ機能対応)のHDDであれば接続可能で そこに録画することができます。
録画方法も番組表から選択する方法だけではなく キーワード検索して番組を探して予約したり 予約した番組を検索して毎週撮る機能などもついています。
流石に家電メーカーなのでよく考えられていて、前述のようにグループとして連続として録画されたものは タイトルひとつで表示されて そのフォルダーを開くと複数個入っているような表示・選択のされ方です。
ただ、シングルチューナーモデルなので 同時録画は1番組までどころか 再生中に録画などもUSBの線の転送速度の関係で 成立しません。
これがあるという事は 今までJ:COMで子供用にはHDDの付いたチューナーを用意していたのですが これと同じ機能が標準チューナーでできるので(二番組取れなくなったのは秘密!!)コスト削減にもつながったわけです。
この録画機能ですごいなと思う点は 録画した時に オープニング、CM(CS放送なのに)、Aパート、CM、Bパート、CM、エンディング という風にチャプターを打って録画してくれます。(対応番組は限られるかもしれないけど・・・) 
対応した番組であればCMに入ると赤ボタンを押すだけでBパートにという風にジャンプしてくれる点は非常に便利です。地上波では効かなかったので 流石CSというところでしょうか。
編集機能はかけらもありません。
 
もう一つ、LAN端子です
これは、DLNAように用意されているようで これで録画した番組を・・・と期待してみたのですが実はやっぱりそうではありませんでした。
DLNAクライアントのみに対応していました。残念
ただ、地上波は基本的にPCで録画していますし、多くの映像コンテンツはDLNAの機能を持っているため(検索すると 同じ機械の違うプログラムも含めて 10台以上検索されてきて SmartPhoneでは溢れて選択できない機種も出てくるレベル)そちらに収納されている映像音楽コンテンツはすべてテレビでも再生できるようになっています。
おかげで、二番組録画ができないことなど忘れてしまうほどです・・・・
 
以前、レビューデーお借りしたネットワークマルチメディアプレーヤーの時にも出てきましたが Sharpのやっているアクトビラにも対応していて(登録してないので大したことはできませんが)そこからネットコンテンツを選択することもできます。
PanasonicらしくDIGAに対応していて 本来はこのHDDに録画した番組は見るだけなのですが それを接続するとBDなどへの書き出しもコンテンツが対応していればできるようです(DIGA側のBDを使う)
 
標準機能だけで十分すごいので、EO光テレビを検討している方は ご参考に。
もちろん、これで家族三人のSmartPhone料金が毎月4500円ほど安くなったのも大きなポイントです。
子供用の1TのHDD代を入れても お得だったかなと。
EO光テレビは残念ながら 関西圏のみのサービスです。

written by HatenaSync