海外パケット定額を使う

先日、韓国に行った折に海外パケット定額を使った。
と、言っても一日だけであるが・・・・
 
先日、7月1日からDOCOMOに関しては海外パケット定額が 海外でDOCOMOが提携している業者全てとなった。
これは、正直居非常にありがたいことだ。
私のような廃人であれば、海外に出てSIMカードを購入してという選択が無いわけではありませんが 普通の人にとってその作業はかなり難しいもののようです。
その上、SIMフリーの端末を持っているかということに関してはもっと敷居が高いのです。
で、ローミングという通信業者間の相互乗り入れの仕組みを利用するわけですが 最近事情が変わってきたのがパケット通信ローミングです。
最近? 昔からあるじゃないかといわれそうですが 音声のローミングとパケットのローミングは根本的に仕組みが違うということをまず理解しなければいけません。
 
まず、音声のローミングですが、音声のローミングの場合多くの場合日本から行けば 日本と現地の通話が殆どとなります。
海外から電話をかけると、まず現地の電話会社に登録されている 持っている電話機の番号(これは単純に電話番号ではなくキャリア名などの入った番号)を教諭のDBから参照して接続できる電話かどうかを判別して接続が成されます。
現地のキャリアから国際光ファイバーケーブルを利用して日本の国内のキャリアの基地まで入りそこから電話が繋がるという仕組みです。
つまり、現地の自分の電話機から基地局までの無線部分、基地局から光ファイバーの国際通信業者までのメタル回線、衛星もありますが基本的には海底のケーブルを通ってその国から日本までのケーブルの使用料金、そして日本のケーブル業者から電話キャリアまでの料金すべてが請求の対象となります。
海底のケーブル使用料まで含まれて1分当たり300〜700円程度の料金請求がくるわけです。
まあ、利用料金からすると順当なところなのです。
着信はこの逆なのですが、かける側は同じ電話番号にかけているので いきなり300円/1分とかの料金請求が来ると思ってかけてないので かかって来た側が国際光ファイバーケーブルの料金を負担することになるので 着信のお金も負担することとなるわけですが・・・以前 キャリアの広告電話を海外にかけてこられて切れそうになったことはあります。
 
では、ぐちぐち何が違うといっているのかというと パケット通信です。
パケット通信インターネットプロバイダー料金と基地局までの電話の接続料金となるわけですが
インターネットを使っていて、www.apple.comと打てばアメリカのアップルのサイトに繋がるように インターネットそのものが一つの団体が持っているものではないのでインターネットに接続されればどこの国のとかを意識しているわけではないのです。
もともと繋がっている国際的なネットワークそのものなのです。
という訳で 前述どおり携帯電話から認証を行い料金の支払いが確認できるとパケット通信網が確立し そのままインターネットに接続するまでの回線(相手先国内)に接続するだけのサービスをしているに過ぎないわけです。
いわゆる相手先国の国内通話と同じレベルで無ければいけないわけです。
 
現在、DOCOMOを例に出して言うと海外パケット定額という仕組みで どの国に行ったとしても パケット通信が出来るなら 1980円若しくはその上限を超えれば2980円で一日のパケット通信となります。
ただ、海外旅行とくに一人旅となると現地でのパケット通信が必須なのです。
Google Mapで地図を見たり、鉄道の経路を見たり、Twitterで写真を撮って呟いたりということが必要なのです(最後のは必要か??)
まあ、通信回線が確保されているのは安心感にも繋がります。
今回は前述どおり韓国で使ったわけですが、韓国では今のところ定額で利用できるパケット通信のSIMをポット出て購入することは出来ないようです。
出来るのは携帯電話をレンタルする若しくは、パケット通信専用の3G若しくはWiMaxルーターをレンタルすることが出来るだけです。
もう一つ、今回はツアーで出かけたので 他の人との関係上SIMカードを買う時間が無かったりもしました。
 
今回、海外での定額がどの国でも使えるようになったことによるのですが
例えばAndroid端末の場合 モバイルネットワークの設定で「データローミング」のチェックが成されていないと 電話としては使えますがパケット通信は行われません。
韓国での使い方では、到着日は夜20時ごろなのでデータローミングを切っていて
翌日朝起きたときからデータローミングのチェックを入れて、夜寝る直前に(日が変わるまで飲んででは駄目ですよ!!)ローミングのチェックをきるようにしてみると
今回請求を確認したところ 2980円の請求となりました。
2泊3日の場合 実質的には1日ということが多いですし、3泊4日の場合実質二日程度。
前回、ハワイに行ったときは同じ事をAUの端末でやったのですが CDMA2000のエリアでなかったのかそれでローミングしなかったことから パケット通信GSMで行われました。
それでも、車のナビぐらいはこなしてくれましたし、おかげさまで通信速度が遅いことから 請求が1980円で済んだことにびっくりしたわけです。
 
Androidの端末であるということであれば DOCOMOであればデータローミングにチェックが入っているかどうかで切り替えも出来ますし、時間を考えれば思ったより安くなるというのが正直なところです。
海外に行って、心細いのですが これさえあれば・・・・・の安心を担う部分では便利ですし 日本と同じような生活が過ごせるわけです。
私はSkypeユーザーで、海外からは時折SKYPEで日本に電話します。
韓国ではパケット通信を使ったSkypeでも普通に日本と話しが出来ました。
かかる料金は日本国内の電話代だけなので ごくわずかです。
着信は基本的に拒否していて、メールでのやり取りをお願いしています。
それなら困ることは実質無いのです。
海外でのローミングは高い!!と考えるのではなく 実はちゃんと課金体系を理解して使うなら
結構使える料金になっていて それにVoipアプリを使うと・・・・ 世界が狭くなったと本当に実感できます。





written by HatenaSync