ちょっと中国に行って来た

ちょっと先日中国に行って来た。
非常に相性の悪い 上海空港だが今回はスムーズに 定刻に到着した。
目的はお仕事なので、あまり詳しくはかけないが
ただ、一つだけ言えることは
「暑い!」のただ一言だけだ。
 
「暑い!」といっても緯度が明らかに大阪より北の上海だからさほどは・・・なんて高をくくっていたがとんでもない間違いだ。
お昼に到着したら 外気温計は39度って
私の体温が36度ちょっとなので 明らかにそれより高いわけだ。
そんな気温ぐらい ちょっとした南国に行けば・・・・
もちろんそうだ。私もそういったところに行った事が無いわけではないが・・・・
異なるのは その湿度が凄いのだ
空港からタクシーに乗って移動だが、タクシーから外に出たら 瞬間にメガネが真っ白に曇って前が見えないのだ。
全く前が見えないので タクシーの運転手に早く降りろとせかされても 降りた先が見えないのでそれ以上先に進めないのだ。
どこかで味わった気分だと思えば 温泉などでお風呂に入った時にメガネが真っ白・・・ってあの感じだ。
つまり、それほどに湿度が高いという事だ。
タクシーの中との温度差が凄いと感心されているかもしれないし
海外では冷暖の差が激しいので 薄い上着が必須だという旅行書の言葉も間違えてはないのだが Taxiに乗って尚 中は暑くて汗がにじむのだ。
そこから外に出て 眼鏡が真っ白と言うのだから その状況は想像していただけるだろう。
簡単に言うと 温泉に出かけて内風呂からサウナに入ったらメガネが曇ったというレベルのものだ。
 
これは中国の人のブラックジョークに違いないと思うのだが
上海の気温は39度以上上がらないというもの。
政府からの警告で同じ39度でも 黄色警告と赤警告があるのだと
黄色警告の気温は信じるが、赤警告はそれを超えているという事だから信じられないというもの。
実際胃のところはわからないが、対外的にもあまり気温が高すぎると観光客などが減るので 40度にならないように発表をコントロールしているというジョークも 中国の場合ありそうで笑えない。
特に、現地にいるものであればそれも信じてみたくなるものだ。
 
観光で行くのならよいのだが、仕事で行くとそうもいかない。
車での移動は 最低で1時間。
長い場合は3時間越え。
調過敏性症候群の私にはつらいのだ・・・・・
帰ってきてから、思わずしばらくぶりに病院に行こうと心に誓う事となるのだ。
 
中国からの通信に関しては またあらためて書く機会を設けたいと思う。
中国では金盾という政府が中国国内からのアクセスを禁止しているサイトが少なからず存在する。
例えばTwitterFacebook等。2chなどもだめだそうだ。
今回判ったのが、山根さんの携帯電話関連のHPである「パーム飲茶blog」がDNSエラーで繋がらなかったこと。
困ったものである。
日本の多くの人が気が付かないと思うのは 日本の携帯電話のローミングDocomoAU等の携帯を海外でそのまま使う仕組み)で接続した場合に関して言うなら この制限の限りではない。
中国でWifi接続などをして初めて気が付くものである。
 
電源の問題も少しだけ書いておこう
当然というか日本の電気機器の多くはそのままは使えない。
日本は AC100Vのコンセントで 中国の場合AC220Vのコンセントだ
その上、コンセントの形が違うからそのまま差し込むことができないのだ。
故に、日本から持って行ったものが使えない・・・・となるわけだ。
特に中国のコンセントの多くは三本足のコンセントで 同じ三本足でも日本のアース付コンセントと言うものとはちょっと意味が違う。
日本の場合は、両サイドの二本が電源側となりもう一本はアースとなる。
アースと言うのは Earthと英語で書くわけですが つまり地球なのだ。
電気がもしショートしたりして体に流れようとしたときに アースが地球に接地していると人に流れるはずの電気が地球に流して人とか他の機器に電気が流れるのを防ぐ安全のための端子です。
中国のコンセントの場合は 二本の両サイドの電気の流れるところは同じなのですが 真ん中の一本は樹脂製などでできていてそれが挿されていないと 両サイドの電源ラインに電気が流れないようにできているスイッチとなっているわけです。

こんな感じのコンセントです。
今写真に写っているのが コンセントアダプターで反対側から見ると

と、日本の平行コンセントが刺さる形に変換してくれます。
ただし、電圧までは変えてくれないので ノートPC用などのユニバーサルアダプターと呼ばれる85V〜220Vまで利用可能なアダプターであればコンセントの形が変わるだけなのでそのまま使えるのですが 携帯電話の充電器などでは100V専用のものもあるのでそういった機器を繋ぐと「ぷしゅ!」と煙を吹いて壊れてしまいますのでご注意を。
で、色々折り畳みでコンパクトなアダプターも持っている私が中国ではこんな無骨な古い感じのアダプターを持っているかだが 判るだろうか?
最初の写真を見てもらうとわかるが、えんじ色のパーツが埋められているのがわかるだろうか?
ここにはヒューズが入っている。
過去には二度ほどこのヒューズを切ったことがある。
外部から過度な電圧などが流れたときにこのヒューズは切れる。
切れることによってこの先につながっている機器を守るのだ。
日本以外の国では必ずしも電圧が安定しているわけではない。
よく、携帯電話が爆発したなどとあるが これらの原因も過剰な供給電源の問題であったかもと私は思っている。
なぜなら、既に二度ヒューズを飛ばしているからだ。
もう一つ、このアダプターを刺すとネオン管が点灯し 電源が生きていることを教えてくれる。
コンセントが壊れていて 電気が流れずに原因を探して苦労するパターンもあるのだが これを持っていれば解決するのだ。
 
ああ、ちょっと書いただけで文章量が・・・・
また続きはそのうちに。

written by HatenaSync