Tabletでホームシアターの夢を見た

先日、Sony Tablet Zを入手した。
そして、BenQのW1080STというプロジェクターをお借りすることとなった。
ここに、凄くホームシアターの楽しさを見出したような気がした。
 
最近、テレビの視聴が偏ってきた。
基本的にはリアルタイムでは見なくて 見るのはだらだらと流しているCSの放送ぐらい。
それ以外は録画のものを見るのは コマーシャルとかになると飛ばしてしまったりするからです。
流石にリアルタイムで見ているときはそんな事ができないので・・・
特に、番組の最初にオープニングが定期的に使いまわしである アニメのような作りだと新しくなった数度は良いがそれ以降は見たくないことがすくなくない。
オープニング前に番組内容を紹介したりといろいろと手を尽くしているようだが 同じことで3〜5分のインターバルを耐えきれて置いうほうが無理があるのだ。
その上、オープニング直後から最も長いコマーシャルが始まるとあっては 余計に飛ばされたくなると言いう事を考えないのは 作る側の怠慢ではないかと思ったりもする訳だが それはさておきだ。
そういった視聴方法となると 実はTabletが実に都合がよい。
10インチというサイズで このTabletZのように充電機能を持った クレイドル(置台)が付属してくると リビングのテーブルの上で見るには良いのです。
一人だという事もあるのですが 飲み物とおやつでもあればテーブルの上に視線を置くだけで済むので不自由しないのです。
これは、家の中に一人っきりという環境がなせる技なのですが・・・実は困ることもある。
 
いくらさびしい家とはいえ たまにはお客が来ることもあるのだ。
普段ならともかく、そういったときにテーブルの上に置いてある小さなテレビでっくつろいでくれと言われても食卓の椅子にずっと腰かけたような状態でくつろげと言われても困るのだ。
私一人なら Tabletを持って 部屋の中の毛足の長いカーペットの上にごろごろと転がりながら大きなクッションを抱きかかえて見るという事もできようが 流石に来客でそこまでした人はいない。
つまりくつろぐには適していないという事だ。
勿論、私ですらそんなことを来客の前で見せられないし そうすれば来客から我が家に来た人の唯一の娯楽であるテレビを奪う事となってしまうのだ。
 
実はそれに対して一つの回答かもしれないと思ったりしたのが今回借りたプロジェクターだった。
欠点がなかったというわけではないのだが・・・・
まずは設置なのだが こんな感じとなった。

解るだろうか?
MHLのケーブルを介しての利用です。
レビューにも書いたのだが マイクロSDの充電ポートは実はHDMIの出力端子の機能も持っているTabletスマートフォンが少なくないのだ。
そのポートに専用のHDMI出力用のアダプターを取り付ければ HDMI機器に接続することができる。
そして、接続した姿がこの写真なのだ。
勿論、出力先はBenQ W1080STのプロジェクターだ。
で、スクリーンなどなくても普通に白い壁に写せば出来上がりという手軽さなのだ。
もう一つ、意外にもというと失礼なのだが 音が大きく本体を震わせて耳障りになったりしないのが素晴らしいのだ
勿論、モノラルスピーカーであるし 音楽の繊細な市長に向いているかどうかの話をしているのではなく
キャンキャンした感じの音ではなく ちゃんと低音も聞こえていると言いう事が良いのだ。
いくら音が良くて 良い作りになっているとはいえ 所詮TabletにせよSmartPhoneにせよ所詮個人向けデバイスでみんなで聞くほどには出来て無いのだ。
高音質ではなく 適度な音量での音質を確保しているわけではないと言い換えても良い
意外にそんなことが大事なのである。 
 
Tabletで見ているという事にはもう一つ意味がある。
HullやDビデオ、VideoPath等々色々なネットワーク系のビデオ視聴サービスがある。
それ以外にも Google PlayやTutaya Video等のオンデマンドビデオサービスもある。
実は今回のビデオの上映テストに付き合ったもらった方々には 見たいという映画を聞いてGoogle Playでレンタルして視聴したのだ。
それ以外にもYoutube等もソースとしてみていただいたが HD画質と言いながら細部の作り込が違うからなのか Youtubeを見ている段階ではPCと変わらない程度の感覚だったのだが 映画となると途端にすごい迫力と感想が変わってしまうのだ。
勿論、32インチの液晶テレビと比較してもと言われるので迫力が違うと感じているのだろう。
とにかくコンテンツの豊富さという意味では HDレコーダーのネットワーク機能や Youtubeの視聴機能などの中途半端な物とは異なるクオリティのインターフェースと対応の多さを持っている。
勿論、PCでもよいのだが 手軽さと準備の煩わしさに大きな差があるのだ。
見ての通り、最もめんどくさかったのはプロジェクターの置き場所をどこにするか悩むことで 接続問題ではコネクターを二か所刺せば終わってしまったのだ。

私のように一人暮らしするなら まあ、私は家じゅうにPCを置いているので自室の椅子に座っての視聴となるとPCとサラウンドスピーカーという凝ったジャンクを集めた部屋で見るわけだが リビングにいるとき、人が来たときに(PCの自室はとても足の踏み場所もない危険な場所なので)困ると言いう事では同じなのだ。
価格的に約10万円は決して安くないとは思う。
ただ、その為だけに 自室に30インチのテレビを置くだろうか?
その為にそれだけの場所を確保すること自体が無駄だと思わないのだろうか?
 
実は私もプロジェクターの導入を真剣に考えだした。
ワイヤレスHDMIを使って天井にプロジェクターを釣り金具で取り付ける。
見たい時にはワイヤレスHDMIサーバーを利用してプロジェクターに送ればよいわけだ。
その先に繋ぐのは TabletでもよいしHDDDレコーダーでもよい。
ちょっと迫力のある映画を見たいと思った時だけ電源を入れるのだ。
HDMIの切り替え器などを用意するともっと良いだろう。
部屋の中には何もなく照明の影が少しできるぐらいで 邪魔にはならない。
普段は見ての通りのテレビの無い生活で 必要なときはTabletを使う。
そして、大きながっめんで見たい時には リモコンでプロジェクターの電源を入れる。
勿論、ワンルームなどでは 棚の一番上の段にプロジェクターを斜め下向きに壁に向かっておくだけでも良い。
 
生活スタイルの変化と テレビを見ないライフスタイルから
みんな集まった時にYoutubeで盛り上がることも 映画で盛り上がることもこれ一台でできるとすれば
HDMI入力のプロジェクターがほしくなってしまった。
出来れば FullHD画質の3D対応にしておいて 2000ルーメン以上ぐらいあって・・・・
価格的にもBenQのW1080STしか無いので10万円か・・・と堂々めぐりしているわけなのだが
どう思われるだろうか??



このレビューで使用されている商品はWillVii株式会社が運営するレビューサイト「みんぽす」 が無償で貸与しています。本レビュー掲載は無報酬です。また、WillViiは掲載内容に一切関与していません。(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)レビュー商品無償貸し出しサービス 「モノフェローズ」に関する詳細はこちら
WillVii株式会社みんぽす運営事務局)
written by HatenaSync