腕時計型デバイスに未来を見たのだが・・・・

GALAXYアンバサダープログラムの企画で「GALAXY S5&Galaxy Gear2のモニター」に参加しています。
以前参加した、「大阪開催!GALAXYアンバサダータッチ&トライイベント」でのモニタープログラムに参加してお借りしたとGalaxy Gear2 Neoのモニターなのだが
 
実は少しレビューの方向が端末と間違えているといわれそうなのだが、それはGalaxy Fitを借りたかったのだが じゃんけんに負けてしまって(笑
Galaxy Gera2 Neoになったのですが 方向性が変わらなかったという頭の固さゆえなので許していただきたい。
 
では Galaxy Gearなのだが 何ができるのだろう?
所謂ただの腕時計で、歩数計の機能と心拍計の機能が付いているだけのものだ。
と、言ってしまうと元も子もないのだが これをGalaxyシリーズの端末につなぐと状況が変わるのだ。
Samsung SmartPhoneに標準で入れられている Samsungのストアアプリ Galaxy APPSよりGear Managerというアプリをインストールして使う。
同期すると Galaxyの通知機能の多くをGearで通知することができる。
どういう使い方をするのか?
私は本体側の通知機能は全部止めてしまった。
もちろん発しないのではなく 音もバイブレーターの機能も止めてしまっただけだ。
そして、Gearの通知機能をバイブレーターにして腕時計として付けたのだ。
それだけで メール、Facebook、Line、Docomoメール、Twitterに加えて 音声の着信、SNSなども腕で知らせてくれるのだ。
SmartPhoneが大型化していて、後ろポケットに入れたら上がってしまうとい話があるぐらいですから(笑 こういったデバイスは非常に助かるわけです。
ちなみに、Gear2よりダイアラーを起動して電話をかけることもできます。
 
使い方としては腕時計なのですが、活動量計的に歩数計として起動している間歩数をカウントしておく機能があります。
デフォルトでは1万歩を一日で歩くという目標を設定されているのですが、実際のところ私などはその半分でした。
もう一つ、一日一度図るとよいと言われている心拍数なのですが 端末の心拍数を測定するボタンを押すだけで測定できるようになっています。
実はこの機能なのですが、最近登場した技術で 光量の高いランプで肌の表面を照らし それによって見える血液の脈動をカメラでとらえるというものです。
構造的に携帯電話のカメラとフラッシュで実現できる機能ではあるのですが制度的にどうも異なるようです。
緑色のLED(おそらく赤の補色であるために コントラストを高めるために利用されていると思う)で省電力に作られているものと思われます。
SmartPhoneのアプリケーションで実現した場合、フラッシュを数秒常時点灯することから 後ほどAndroidのバッテリーから消費電力のグラフを見ても登場するほどの消費電力となります。その上、フラッシュはかなりの熱量なので 触っているうちにアチチチチ・・・となってしまうのです。
省電力にする理由ですが、TizenというOSで動いているこのGear2は Tizen向けに作られたアプリケーションを稼働することができます。
Samsungから提供されているフィットネスアプリがプレインストールされていて その駆動などでこの省電力が有効になるわけです。
 
私は趣味でロードバイクに乗ったりするわけですが、このフィットネスアプリには自転車用の測定機能も付帯するのです。
念のためですが、お借りしたGalaxy S5に接続して使いたかったのですが電話としての利用ができない状態でお借りしていますので 接続稼働する機能が使えなかったので Galaxy Note2に接続しての利用となりました。
故に、SmartPhone側での機能の多くが利用できなかったのです。
で、このフィットネスアプリなのですが 画面をタッチして開始するとSmartPhoneと接続して GPSで位置測定を行い 走行距離をカウントします。
同時に、心拍数を常に測定し続けます。
そして、それらをSmartPhone経由でサムソンのクラウドに転送し記録し続けてくれます。
GPSだけの測定なので 速度や距離は参考程度となるわけですが GPS+アルファの測定によるものなので かなりの制度で測定してくれています。
また、信号でちょっと止まった時などに 腕を振って腕時計を見るようにすると その時の心拍数が表示されるのです。
ちょっと無理しすぎている時など、一般的にはチェストと言われるベルトを胸に巻いて無線で心拍数の測定をするわけですが これは腕時計をするだけで測定できるのですからすごく楽なのです。
 
実は、フィットネス向きにはGear Fitというタイプがあるのですが 人気で私にはこれしか当たらなかったので。
と、言いますのは 一般的な時計のサイズにうまく収めてあるので時計としてデザイン的におかしいというものではないのですが、腕時計のメカ部の上端にセンサーが取り付けられています。
本体は当然平らなので 端っこのほうが手首は丸いので センサーの追従が腕の動いている時に間に合わないことが少なからずありました。
つまり、運動すればするほど測定ミスをするわけです。
自転車でこれですから 腕を動かすスポーツでは・・・・なのですが 本体こういった用途にはGear2 Neoのタイプではなく Fitの方が向いているのです。
あまり向いていない用途に使ってしまったということでしょう。
 
実は日常非常に便利に思うのは 省電力のためもあって手首を顔側に向けるアクションをしたときにだけ画面が点灯するようにできています。
他には通知があった時に 点灯するわけですが・・・・
真っ暗な部屋に入ったときとかに腕を振るだけで うっすらですが明かりがつくわけです。
たとえばスイッチを探したり 鍵穴を探したり。
あと、仕事中にも 時間の確認する風にメールを確認してみたり・・・・
他の腕時計型端末にない機能としては メールなどを読む画面で「端末で見る」というボタンを押すと 端末側が起動してその画面が表示されます。
読んでいる最中に 長文だったり写真が含まれているということでSmartPhone側で見たい時には そのボタンを押せばよいのです。
片方向のインターフェースのものが多い中 これは相互に作用しているようで そのあたりが良くできていると。
ですが、映画館に行ったときにはちょっと困りました。
見ている最中に腕を動かした時に点灯したり! 電源を切る必要があるのです。
他にも、フィットネスなどのSmartPhoneのGPSを利用しているようなアプリケーションなのですが 本体との接続が切れるとおかしくなってしまいます。
サイクリング中に同行者に荷物を預けてトイレに行ったのですが その際に荷物の中にSmartPhoneがあったのですが それとの接続が切れてそのアプリそのものが停止してしまいました。
他の機能は、近づいただけで再接続して動き出したのですが この機能に関しては 途中で停止したままで 帰ってきてから動かないことに気が付いても後の祭りというわけです。
 
いま、お返しして すでに手元にはないのですが。
非常に今は寂しく思っています。
安いところはないかと探してみたり、Moto360等のライバル機を確認したりと
APPLEからの新しい時計を見たりして
現時点では 選択できる数少ないSmartWatchの一つです。
腕時計そのものをしないとなるなら 何ともいえませんが 5インチ超が当たり前の最近のSmartPhoneを見ていると 本体を持ちっぱなしは辛いのではと思えばこその こういったデバイスなのかと。
カートに入れたり出したりと 暫く使ってみて ほしくなりました。