ChromeBookも来た

東の方より 他の荷物も含めてChromebookがきた。



 
すでに、一台のChromebookはもっているのだが 来たのは最新型(???)のものだ。
何が違うというかと まず画面がタッチパネルになっている。
その上、裏返すとTablet形状になるいわゆる 2in1タイプのノートPCのようなChromebookだ。
これが 非常に便利だということに気がついている人はおそらく日本にそうはいないのではないかと思う。
 
では、何がいいかというとだが
実はあまり良いことはない。
何か矛盾する言い方だが 当たり前の話でそのままでは残念ながら難しい商品であるとしか言えないのだ。
確かにノートパソコンのようでありながら 画面を開くと1〜2秒で起動
バッテリーはスリープ状態では非常に抑えられているので 1週間ぐらい使いながらでも1回程度の充電で持ち歩ける。
だが、ネットワークに繋がっていないと亀さん状態で手も足も出ないのだ。
なぜならブラウザー上で動くアプリばかりなので ネットワークがないとできることが一気に減ってしまうのだ。
じゃあダメじゃないかとなるわけだが それがそうでもないのだ。
 
Android OSを搭載するSmartPhoneは世界中で最も使われているOSとなっていて アプリケーションも非常に沢山ある。
それに比べてブラウザ〜のプラグイン機能程度のアプリしかないChromebookでどうだとなるわけだが その壁がまもなく取り払われようとしているからだ。
具体的には ChromeBookのOSなのだが 通常に購入した状態の Stableと言われた安定版と 心機能を盛り込みテストするためのBeta デベロッパーたちが機能を試すためのDevという3種類が並行で提供されている。
安定しないと言われる Devの状態にすることで将来実装されるであろう GooglePlayのAndroidアプリの実行機能を手に入れるのだ。
 
では、具体的にどう使っているのだがなのだが
まず、入れたアプリはOutlookだ。
ブラウザ上のGmailを実行する機能を持つChromebookなのだが メーラーそのものは持っていない。
故にメーラーとしてOutlookをインストールする。
この中にはアドレス帳と予定表も含まれるからだ。
そして、Office Suiteである Word、ExcelPowerPointを入れる。
ついでに Onedriveを入れて完成である。
実際、この記事もそのWordで下書きしているのだ。
下書きしてこの誤字脱字かというのは是非なしにしていただきたい。
Office Mobileなのだが Office365に加入している私にはフル機能の使える便利なアプリなのだ。
他には リモートディスクトップSharepointなんかも入れてみた。
 
では この状態でPCと比較してみよう。
スペック的には昔のネットブックほどではないが モバイルCPU程度のスペックだが ストレージやキーボード拡張機能は立派なものを持っている。
故に、ここをご核とした場合でのはなしだが、まず起動が早い
液晶パネルを開いている間に起動する。
それは知っていると言われそうだが その状態でほとんどバッテリーを消費していないのがすごいのである。
つまり、この状態を常用するのだ。
じゃあAndroid Tabletでもと言われそうだが アプリケーションすべて ブラウザも含めて 画面サイズを買えられるのが違うのだ。
MacにしてもWindowsにしても 複数のウインドウを同時に表示して使うという使い方が当たり前だが アプリケーションのタスク処理の関係もあり Androidでは メーカーが拡張機能として用意はしているが標準ではその機能を持たないのである。
より、PCライクに使うことができるのがChromeOSなのだ。
そうなれば Officeを起動して日常の処理をする。
もちろんなのだが ローカルにドキュメントを保存することもできる。
簡単な画像処理などは いくらでもアプリがGooglePlayにもある。
逆に MacWindowsもフリーアプリは減る一方なのだから その差は歴然である。
今も、SmartPhoneで撮影した写真を GooglePhotos経由でダウンロードし リサイズアプリで小さくして この記事に貼り付けるという作業すべてがChromeBookでできた。
つまり、PCでないと動かない業務アプリケーションの動作以外の用途であれば 十分に実用に堪えるのだ。
そして、Android端末でも実感しているだろうが アプリケーションの起動がPCなどに比べて圧倒的に早い。
これは、機能が少ないということでもあるが それで困らないのだったらそれはそれなのだ。
 
ネットワークに繋がっていれば Officeのドキュメントの保存先はOnedriveに指定されるので 本体の容量を気にしているわけではないのは最近のモバイルノートと同じ。
USBメモリーやメモリーカードも使えるので ストレージの問題はない。
動画の再生は・・・・正直得意ではないようだが それぐらいなのだ。
今更ながらといっては失礼だが ポメラの新機種が発売されたしPCも出た。
そのPCを出すぐらいなら ChromeBookを出せばよかったのにと思ってしまう。
日本語変換が 優秀でキーボードの良いChromeBookならあってリーの持ちや文章の使いやすさから こちらに軍配が上がるだろうと思うわけだ。

と、いうわけで 届いてから一週間
未だ充電は一回で 久しぶりの記事なども書いてみたし仕事にも使っている。
値段も格安PC並というと高く感じるかもしれないが Androidのアプリが動くならと想像してもらえると 高く無いじゃんとわかってもらえるだろう。
実際に使っている間はバッテリーはちゃんと減り続けるので PCに比べて長持ちというわけではないが トータルで考えると結果的に充電する回数が減っているという使い方なのだ。
実際、まだ充電してないし
 
まあ、マイナーな選択だし 一般の人にDEVをすすめるものではない。
ただ、タッチパネルも付いているので AndroidTabletと同じ程度の操作のできる アプリの動くPCがあるとしたら 魅力的に思えてこないだろうか??