Amazfit Stratosが来た!

中国のSmartPhoneメーカーのXiaomiは 高性能で安価なSmartPhoneの販売で一時期は飛ぶ鳶を落とす勢いでしたが 現在は新鋭のメーカーに押され気味。
ただ、いつの間にか多角化を進め 現在では総合家電メーカーとなっています。
SmartPhone分野でも 本国中国では復調程度ですが 世界で見ると新興国特にインドでのシェアが大きいとかSmartPhone分野でも注目の会社です。
そもそもなのですが、SmartPhoneの価格と性能のバランスが良さが繁栄の秘密のように言われていますが 独特の販売方法にこそ注目が集まるべきで 基本的にネット販売が中心んで店舗販売をほとんど行わないスタイルだったのです。
現在でも、香港で一般店頭で買うより Xiaomiのショップで買った方が安かったりするぐらいで店頭での販売のむずかしさが爆発的な拡大の原動力でもあるが 結果的に足を引っ張った感があるのです。
最近の話題でいえば 日本においてもOculus Goと言われるゴーグル型VR端末の生産で名前が登場するわけですが もちろんメーカーとしては別ですがハードウエアに関しては設計からXiomiが行ったという話ですので安価に高性能な機器を作り出す力を持っている会社です。
 
じつはなのですが 世界的に活動量計と言われる腕時計型の生体センサーの部門においてもXiomiは世界でトップのシェアを誇っていたわけです。
Mi Band2という大ヒット活動量計は私も使っていたこともあるのですが 腕につけるだけで心拍数を記録してくれて 睡眠や動きをとらえてくれてシンプルながら必要にして十分すぎる機能を持ったものです。
同じものはGarminやFitbitなどが日本でも家電量販店で購入可能と思いますが 価格的に2~3千円で購入できるのはMI Band2か聞いたこともないメーカーのものかぐらいなわけです。
 
活動量計の世界では新参者だったXiaomiなのですが 映像系機器のブランドとして持っているYiaomiやMijiaなどと同様に フィットネス部門としてHuamiというブランドを展開していて 活動量計もこのブランドに分類されるものとなります。
ちょっと横にそれますが 他にも充電器やモバイルバッテリーのブランドとして ZMIなどもあるのですが 最近充電器の中にバッテリーが入ったタイプが登場してなかなかいい具合なのです。
でHuamiのAmazfitというシリーズのBipというSmartWatchを先日購入しました。
これが、非常に良かったのです。
まず、そのバッテリーでどんなに苛酷につかっても 2週間は軽くバッテリーが持ちます。
これってすごいことで 年間48回しか充電器につなげる必要がないわけです。
出張に行っても 特殊な充電ケーブルを持つ必要がないのです。
そして、本体内にGPSを内蔵しているので 自転車に乗ったりするときにWorkputとして設定すると走った場所や速度、高度などをSmartPhoneと連動して記録してくれます。
勿論、SmartPhoneアプリケーションの告知を 例えばメールが来たとか、Lineで通話が来たとかを振動と表示で教えてくれる機能もあります。
そして、反射式液晶は素晴らしく屋外の炎天下でもくっきりと時計の画面が見えるというのは素晴らしいの一言に尽きるわけです。
そこまで気に入ったなら・・・・と言いたいところですが最大の欠点があって まるで運動するかに見えない体系の私が ビジネスの現場で腕にするにはちょっと・・・な外観なのです。
簡単に言えば、安いプラスティックで出来た少し小さいAppleWatchという外観。
バンドもシリコンで出来た中途半端なもの。
もっと活動量計らしく 目立たないような形に作ってくれていればいいのですが なんだか100円ショップのデジタル時計を買ってきて腕につけている感じなのです。
勿論、20代の若者ならありだと思っているのですが 50代の若者にはちょっと・・・
中途半端がいけないと、黒とオレンジツートンのバンドには代えてみたのですが違和感が増しただけでした。
で、夏になって腕を出す機会が増えたので このチャンスに買い替えようと思ったわけです。
これを考えたのは5月の中頃で、到着したのが昨日という遅さで腕をさらす季節には間に合わなかったのですが。
 
Amazfit Stratosはスポーツ用の活動量計として発売された Paceという機器の追加モデルで比較的シンプルな丸形のファッションウオッチのような外観を いかにもなスポーツウオッチにしたものです。
最も大きな変更点は、ハードウエアボタンの追加で クロノグラフのように三つのボタンが右側に配置されています。
今時、SmartPhoneだってボタンがない時代に・・・・と言われるとは思うのですが 実際のところサイクリングにおいてもボタンは必要です。
いくらタッチパネルの性能が良くなっても 手袋越しには素手ほどにタッチパネルはしっかり働かないのです。
スタートするときに慌てて手袋を外してなんてせっとで 走りながらの操作などはできないのです。
ゆえに、ボタンによる操作が付いたのは特にスポーツを中心に考える人にとってはうれしい機能の追加でしょう。
それ以外は見た目が カーボン調の樹脂ケースに覆われたぐらいの差です。
ゆえに呼び名も Amazfit Pace2と呼ばれたりすることも少なからずあるわけです。
 
では、特徴なのですが丸形の液晶を持ったSmartWatchでBipと同じ半透過式の液晶パネルを使っています。
解像度が高いのでBip程見やすくはないのですが 直射日光でもしっかり確認できる液晶パネルとなっています。
前述通りボタンが三つで、長押しと組み合わせて メニューの選択や決定をボタンだけで操作することができます。
画面はタッチパネルになっていて タッチパネル上での操作も可能です。ですが、ロック機能を持っていてボタンで解除しなければ操作できなくもできます。
間違えて操作されたりという危険性を減らすことができます。
測定できるセンサーは GPSと心拍測定とそこから導き出されるVO2max、あとはモーションセンサーで動きを測定して歩数などを確認しています。
インターフェースはWifiBluetooth
接続先はいPhoneもしくはAndroidとなります。
専用のAmazfit Watchアプリによって制御されます。
日常では 定期的に心拍を測定して モーションセンサーと合わせて活動量計として働き スポーツ時にはGPSでの位置確認と 常時測定する心拍なども測定されます。
コース情報を入れると、簡易ナビ的な動作も可能です。
心拍に関しては 腕で測定するのは簡易機能となるので 胸に専用のBluetoothのセンサーを付けた場合にはそれとペアリングしてそれを記録することができます。
あとはミュージックプレーヤー機能があるので BluetoothのヘッドフォンをつないでStratosだけで音楽を再生することもできます。
バッテリーは通常の用途で5日間ぐらいとなっています。
 
Bipはカタログ42日に対してStratosの5日は少ないようにも見えますが、Bipは基本的に測定されたデータはそのままSmartPhoneに渡し処理はSmartPhone側でやっていますがStratosは接続されていなくても記録され続けているので腕時計だけでサイクリングに行って帰ってから転送するということもできるわけです。
例えば、飛行機に乗って飛んでいる間もStratosは測定てきますが フライトモードになっているSmartPhoneに繋がらないBipは測定が止まってしまいます。
 
Stratosという名前が昔の車好き心を擽るのもありますが、何といっても今まで二つつけてきた時計を一つにできるかもという点で かなり
あと、AndroidWearに対して バッテリーはおよそ5倍持つのに 重さは3割減という点もポイントが高くなっています。
勿論、文字入力も音声端末として使うこともできませんが正直使ってないのでこれでもいいかとしばらく一つで暮らしてみようかと思ってます。
唯一、気になる点は安っぽいシリコン製のベルト!!
限定モデルで サファイヤガラスになった 2Sというタイプが皮ベルトなのですが 皮ベルトにした気持ちが痛いほどわかるレベルです。
22mの普通の時計のバンドが使えるので探してみようと思ってます。
また、使っているうちに何か書くことがありそうな気がします。