HaseeからノートPCを購入した その2

電源を入れるところからスタートなのだが・・・・

実はPCのスペック欄に気になる言葉が。

OS欄に OS;DOSと書いてあるのだ。

DOSというのはという説明がいるかもしれない時代になっているのが悲しいが Disk Operating Sysytemの略でグラフィカルな今のWindowsになる前のOSで 文字ベースのものだった。有名なのはMS-DOSマイクロソフトの飛躍の原動力となったものだ。

もちろん、はるか昔にその役目を終えているのだが それがインストールされているのかと。もちろん、そんなことはなく表記上の問題で OSがないということと同意語の場合が多い。

ただし、本当にないかどうかは別問題で以外にも買ってみたらインストールされていて このライセンスは誰のだろう??ということも少なくない。

まあ、仕事で使うのでWindows10 Homeで来てもProを入れるので買い直しと思っていたのでその特に上書きすればいいとは思ったが念のために連絡し見ると

「もちろん、入ってない」と正確に回答をもらったので やっぱりなかった。

USBのインストールデバイスを作り メーカーの人から聞いたURLからドライバーなどをダウンロードして用意してあったのでインストールを行った。

驚いた点は二つで、通常インストーラーを起動するとタッチパッドのマウス操作は標準では可能なのだができなかったことと もう1点は異常と思わせるほどにインストールが速いこと。10分程度でインストールが終わってしまったのだ。

もちろん、ドライバーのインストールやWindows Updateは別としてなのだがそれでも驚くばかりなのだ。

まるでリカバリーがSSDの中に入っていてそこから復旧しているかのようだった。

もちろん、USB3.0のそこそこに速いUSBドライブを使ったにしてもだ。

各ドライバーをインストールすると普通のWindowsPCとして動き始めた。

そして、おもむろに裏蓋を開けて メモリーを8G→16Gへ交換した。

裏蓋は6本のねじで止まっているだけなので比較的メンテナンスがしやすい。

SSDはM2 Nvmeのスロットに刺さっているのだが もう1本のスロットが開いているため 2280タイプのSSDを用意すれば増設可能なのだが 持っていたSATAタイプのM2 SSDは認識できなかった。

モリーは通常の So-DIMだが 10世代目のCPUの為に少し高速なPC4-21300の物が使われているので交換品もそれに準じたものを用意したら素直に動いた。

念のために 32Gでの動作を確認したが 一言“No”の返事が返ってきたのでおそらく使えないのだろう。

Wifiカードも Wifi6 AXの物を期待したがそうではなかったので 今度交換したいなとちょっと企んでいる。

で、なのだが ここで不具合(と思われる)ものが発見された。

タッチパッドの問題だ。

13インチのサイズにしては非常に大きな枠いっぱいのタッチパッドが付いている。

通常タイプと同じ幅のキーボードにして 6個以上の横幅のある大型のものだ。

拡張マルチタッチに対応した素晴らしいものなのだが タッチパッドの左ボタンが反応しない。

右側は押すと「かちっ」という音とともに反応するが 左側は単に撓んでいるだけで全く音がしない。

じゃあ使えないのかというと ボタンを押す代わりにタッチパッドをダブルタップするとか普通に使う分には全く困らないのだが 少し気分が悪いのだ。

あと、複数のファイルを選択するときなど押しながらの選択がボタンだとどこからでもできるが タッチパッドで行う場合何もオブジェクトのないところでダブルタップして押しっぱなしにするという状態なので 選択肢が少ないと話すのが速くて起動してしまったりと誤動作したりもするのだ。

とりあえず すぐに連絡して部品だけが欲しいと連絡したものの 部品だけでの供給はできないとの回答が返ってきた。

じゃあ、この不良をどうするんだとなるのだが、「送り返しての修理は建設的ではないので何らかの妥協策をお互いに考えましょう」と まあ、合理的な回答が返ってきた。

誤解しないでほしいが、中国の通販でも正しい業者は蓼しい反応をする。

ただ、日本のように「お客様は神様」的な対応はしない。

故に、できる限りお互いに無駄な時間と無駄なお金を費やさないように話をするというのは正しい対応なのだ。不良品が出たら何が何でも謝りに来いという日本的な対応ではないだけなのです。

そもそも、この回答は非常にレベルの高いもので 突き放されたり連絡が取れなくなって1か月以上言い続けると相手が折れて交換品を送ってくるなどの対応は日常茶飯事なのだ。

 

送り返しての修理も考えったが相手が中国ですし期間的にも待てない事情もあるので自分で修理すべく(笑) 部品の図面が欲しいという問い合わせをすると 「時間はかかるが取り寄せる どの部分かわかれば写真を送ってくれると部品メーカーの回答が速いと思う」とこれも至極まっとうな回答が返ってくる。

で、裏蓋を再び外しバッテリーを外して その下のタッチパッドを外してみる。

で、写真を撮ろうと見たところ 裏から見るタッチパッドには1個しか物理的なスイッチがない。

もしかして・・・・・と 詳しく見ても1個しかない。

自分のもしかして尾という推論を確認するために タッチパッドを組みつけた状態で左端はなく真ん中あたりを押してみると 「かちっ」とクリック音が 推論が各省に変わったので再度組み立てた。

この段階では多くの人が意味が分からないと思うのだが もう少し付き合ってほしい。

最大のポイントは タッチパッドが大きいということなのだ。

で、組み立ててWindowsを再度起動して エクスプローラーのファイルアイコンの上までマウスカーソルを動かしてタッチパッドの下端の真ん中あたりを押しながら右に左にと動かすとしっかりフィルの場所が右に左にと・・・

結論から言うと左端がマウスの左ボタンではなく 真ん中あたりが左ボタンで右ボタンは右端にあるということだ。

なぜそうなるかというと コストダウンと大きすぎるタッチパッドのせいだった。

コストダウンは2個あるはずのスイッチを1個にできないかと頭のいい人は考えて実現した。その手法は右と左のボタンの真ん中にスイッチを一つつけて ボタンを押したときの場所で右ボタンか左ボタンか識別をソフトでしようというものだ。

ドライバー側で対応すれば スイッチ1個分コストが下がるという画期的な発想である。

そして、このクラスでは最大ともいえるタッチパッドのせいで 真ん中にスイッチを付けると両端を押しても撓んでしまってスイッチが反応しないので スイッチを右側にずらしたのである。

その結果 真ん中あたりで左クリック 右端で右クリックというタッチパッドが出来上がった。

もちろん、ほかのメーカーの記事を読んでいると 「よく使う左ボタンを真ん中に寄せて操作性アップ」という表記の宣伝文句となる。

こいつも例にもれず 操作感をアップした優れたタイプのタッチパットだったのだ。

決して 安い部品を使ったかあらではないのだろう(笑

疑問が解決したので 「いくらなら納得する?」と返金の交渉を作業中に始めていたメーカーの人に 実はこういう事情でと連絡をすると

「僕もよく知らなかった 教えてくれてありがとう」と感謝されてしまったが 返金を受けるチャンスは失ってしまった。

 

タッチパッドはハードウエア的にはそれで終わったのですが よくよく考えるとなのだがLenovo(旧IBM)やマイクロPC各メーカーでもキーボードの真ん中にあるトラックポイントやマウスの感光部を上に向けたような光学式トラッキングバイスなどのようにキーボードに近い方が手を動かさずに済むので良いのだが タッチパッドはスペースキーの下側なのでどうしても手が離れてしまう。

そして、大きい方で使いやすいので大きくしていくとボタンとスペースキーの間の距離が開いていく。

このPCでも 操作するときには押しながらとなると キーボードから手が離れてしまいます。

じゃあ小さくするとなのだが マウスを動かすたびに何度も何度も手を放して動かすこととなるわけです。

タッチパッドのシングルクリック、ダブルクリックで選択や範囲指定ができるようになっているので この機会にタッチパットだけの操作に慣れるべき時なのかな?なんて思ったりもするわけです。

 

ちなみに、ノートPCで行う操作で最も多いのがブラウザーを使うことなので タッチパッドの操作で 三本指で左右に振った時に ブラウザーの「行く」、「戻る」を割り当てて、四本指のタッチで タブを閉じるという操作にしてみました。

SmartPhoneに比べて捜査官の悪い部分が少しでも改善すればと思ったのですが 思った以上に快適になるものです。

 

もう一つ

キーボードが当たり前ですがUSキーボードです。

最新のWindows UpdateでCtrl+ShitでIMEのオンオフの切り替えができるようになったのですが 日本語のキーを使う時と英語キーの時のインターフェースが変わってしまうのがわかりにくいのでAlt-IME-ankというソフトを導入しました。

これは、左右のALTキーにそれぞれ「無変換」、」「変換」のキーを割り当てるものです。

キーとしては 右で日本語、左で英語モードと切り替えるだけにしか使えないのですが コンビネーション操作が必要なく 日本語キーでも同じ位置なので混乱が少ないために瓶理に使わせていただいています。開発者さん ありがとうございます。

じゃあ普通にALTキーを使いたいときは どうするんだといわれそうですが 単独でALTキーを使った時だけで尚且つキーを離したときに動くように作られているので、ALT+~の操作時にはALTキーとして働くようにできていて 困らないわけです。

 

とりあえず、初期設定の部分は大体済んだので使えるようになってきました。