Topjoy Butterfly 7.8インチモデルが到着した。

Topjpy Techは中国のメーカーで、GPDがUMPCの1時代を築いた時期に タケノコのように登場した 小型PCメーカーの一つとして比較的安価なモデルを提供したので 記憶に残っているメーカーだ。

その後、UMPCはOneMixなどの機種が出てパフォーマンスを競い徐々に大型化し変化してゆき UMPC同等のモデルはキーボードを持たないゲーム専用機種として変貌していったのですが それは別の話。

そのメーカーが 今回クラウドファウンディングで出資を募ったのが 電子ペーパーのE-Readerだった。

特徴は やはり何よりもカラー表示を持つということだ。

 

まず、最初に言っておこう

E-Readerは電子書籍を読むのに特化した端末の事を言う。

故に、カラーで反応速度がずいぶん速くなったからと言ってTabletの代わりに使えるなんて頭のかけらにも思わない方が良い。そういうことを考えながらこの端末を評価すると 評価する点がズレてしまう。

故に、非常に限られた層にアピールするもので このレビューを読んだからといってじゃあ私もとなる前に一度自分がそういったものを必要としているかどうかを考えてほしい。

 

E-Readerで日本でとなると ほぼKindle一択だ。

もちろん楽天からもKoboが出ているがほぼ見ることの無い機種だと思う。

Kindleですら私はほかの人が使っているのを見る事が稀なので 私のようにKindle Unlimitedを年間契約してまで使いたいという人以外には無用の長物と言えなくもない。

何故ならなのだが 当然ながらAmazonが提供しているE-ReaderなのでAmazonの読書サービス以外のコンテンツを利用するようにはできておらず PDFに変換した文章をかろうじて読める程度にしか役に立たないのである。

ところが、漫画を含め色々なコンテンツを提供するサービスが登場してきており もうちょっと何とかと思わないわけでもないのだ。

念のため言っとくと ブラウザも実装されているので ブラウザ経由で見られないということではないのだが非常にインターフェースも悪い 今は10世代で 歴代4機種を使い続けて来た私にとってもその点は不満点でもある。

では、となるのだがその先の選択肢が非常に限られていて Booxという電子ペーパー端末若しくは中国で販売されている電子ペーパー型SmartPhoneになる。

 

大まかにKindle Paper White 9世代目と比較しながら見て行こう。

まず、なのだが ButterflyはGoogleのアプリストアを利用する事が出来る。

もちろん、いきなり使えるわけではなく 開発者環境としてGoogleに機器番号を送って直接Googleサービスフレームワークをインストールするという儀式的なことは必要なのだが それに関しても詳しい説明と補助アプリがメーカーからプレインストールされているので難しくはない。

それに対して、Kindleは当たり前だが Kindle専用のアプリがあるだけでその中に付帯アプリとしてブラウザや辞書が選択できる程度だ。

この時点で比較対象としては成り立たないわけだが、比較するべき電子ペーパーとしてはこれしかないのでしょうがない。

 

まずスペックからだが PaperWhiteに比べて全体的に大きいのは画面サイズが6インチに対して7.8インチになっているからで この6インチモデルではほぼ同等なのだ。

画面解像度はサイズに合わせて密度が同じなので少し高くなっている。

厚みは少しだけ薄く(誤差範囲)バッテリーは約2倍です。

汎用Androidを動作させる手前 RAMはKindleの約4倍の2Gを搭載しているが Android SmartPhone全般と比べるとCPUのスペックを見てもかろうじて動いているというレベルだ。

標準搭載のGoogleアプリのMailやギャラリーも「Go」の名前が追加されたもので 廉価版機種向けの軽量パッケージが入っていることからも伺える。

動作速度はKindleと比較してもそれほど大きく変わらない。この評価をどうとらえるかだが SmartPhone向けOSとアプリを動かしたうえで同等なのは私的にはこういう種類の端末としては素晴らしいとは思います。

ただ、起動時間ということで言えば明らかに勝っていると思うが状態によるというのは後で説明しよう。

バッテリーの持ちも メーカースペックでは約70日間なので バッテリーサイズの増加を考えると おおよそ変わらない。

 

で、画面なのだが 浅い色だが確かにカラーで表示される。

これは素晴らしいのだ。

DESというカラーの電子ペーパー技術によりカラーでの表示がなされる。

だが、あくまでも電子ペーパーだ。

ブラウザなどでカラー表示で画面をスクロールすると 少し進むたびに度々の書き換えが発生し非常に見ていて辛いものがある。

動画再生も理論的には可能だが 正直使えるレベルではない。

じゃあこれがKindleに比べてどうかというと どちらかというとKindleが見やすい。だがちょっと待ってほしい Butterflyにはカラーと白黒モードの切り替えがある。白黒に切り替えたら Kindleとは比較にならないほどにまともにブラウジングができる。

セットトップBOXなどでのブラウジングをイメージしてもらえるとそのレベルのブラウジングだと思う。ただ、思った以上に解像度が高いのでそれを見にくいと評価するかどうかは個人的な感想となるだろう。SmartPhoneしか見ない人にとっては苦痛なレベルであることは確かだ。

私にとっては 格段の進歩だとは思う。

 

では改めて白黒比較ではどうだろう?

ほぼ同等であると思われます。

少しですが Butterflyはピントが甘い感じはしますが 電子ペーパー独特のコントラストの強い表示なので気にならないレベルだ。

非常に細かいことを言うと、どちらかというとゴミの残りやすいタイプの電子ペーパーだといえるだろう。

電子ペーパー全般に言える話だが 画面全体の書き換えを行うと書換そのものが遅いので画面全体が点滅したように人の目には感じる。故に部分の書き換えを繰り返し出来るだけ全体書換を我慢しているのだが その間に部分の書き換えによる書換残りが発生する。

そのごみの部分が 液晶画面の焼き付きのようなイメージで残り続ける。

画面の評価と同様でKindleはその見え方が強く Butterflyは薄いが量が多いように思われる。画面の輝度を上げたりコントラストを強めにすると目立つことになるが これもリーダーとして考えるなら 目に優しい電子ペーパーとしては明るすぎずバックライト(フロントライト)を消しても見られるというのが良さなので 液晶画面のように明るくしすぎる設定は商品の性質的に望ましくないが これも好みの問題だろう。

 

とりあえず画面に関しての興味が クラウドファウンディングのサイトでも多いのでそこから入ったが全体像などはこの後の回で説明してゆこうと思う。

 

Unihertz Titan Slimが来た

ラウドファンディングのKickstarterで投資した結果として Titan Slimが到着した。

9月予定だったのが 7月に到着するというのは正直 IndiegogoやKickstarterでの参加では初めてのケースだ。

双方に もう絶対来ないだろうなという不良債権も 片手で数えられないぐらいは持っているので必ずしも 安く手に入れられてよい仕組みだということではないということはここでは言っておこう。

 

Titan SlimはUnihertz社の発売するSmartPhoneの1機種です。

では、何故 こんな方法で入手しているかというとやはり珍しいタイプの端末だからです。

この会社は ニッチな市場を狙った会社で 世界に向けた高機能の端末を発売するわけではなく ミドルレンジの真ん中から下ぐらいのちょうどいい性能の カメラもまあこれぐらいならという性能の端末を数機種開発している会社です。

ただ、手のひらに収まりそうな小さなSmartPhoneとか 今回のように物理フルキーボードのついた端末などを細々と作っている会社なのです。

 

さて、キーボード付き端末ですが

モバイルデバイスの歴史は文字入力の歴史でもあります。

最初に手のひらを意味する「Palm」という名前にあるように 手のひらサイズの端末こそが持ち歩くのに適した端末だと早い段階で認識したものの それを叶えるためにはいくつもの問題がありました。

画面の小ささによる視認性、小型化による放熱性の低さから上げられないスピード、部品の点数が少ないことから実装できる機能の少なさ、小型である事ゆえのバッテリーの小ささ(駆動時間の短さ)そして、今回の本題となる入力装置の問題です。

今を生きる若者たちにとっては、画面をタッチ スライドする入力方法が当たり前となっているかと思いますが当時のユーザーにとってはそのタイプの入力が存在しなかったため(正確には精度が低く触ったかどうかをわかる程度の性能しかなかった タッチスイッチ程度)画面を押した際の圧力でスイッチが入るタイプだったりしたわけです。

画面に圧力をかけたまま描画するわけですから今以上に分厚くかたいガラスが必要で安定した圧力をかけたままの描画は慣れ以上の操作を要求するものでした。

そして、アジアの小国に住む身としては 「漢字」という英文字の数百倍の文字数を扱うためにその入力方法もより複雑化したわけです。

津語彙の悪いことに、前述したほかのいくつかの問題で スピードが遅く電池も持たない メモリーもたくさん持てない端末ではかな入力して今のように変換して前後を判断するような高機能な変換はしてくれず 1文字ずつの漢字を選択しながらの入力しか出来なかったのです。

 

正統進化の道筋として、前述と書いた性能やバッテリーの問題が解決して 今のような精度の高い静電タッチパネルなどが出てきて 今のような入力となるわけですが、幾分趣味性の強い方々は 別の進化の方向性を模索したものの一つが 物理キーボードなのです。

最大の問題点は 端末のサイズの小ささゆえに豆粒より小さなキーでの入力やその場所を確保するために画面が小さくなることなどの欠点もありますが、圧力式のタッチパネルに小さなスタイラスで文字を書くという苦行をくぐり抜けた人たちにとってはそんなことは小さな問題だったわけです。

また、PCの操作に慣れているというか PCこそ生活のすべてというほどに使っている人たちにとっては 外に出ているときに使えるPCのようなものとして同じ入力方法であるということは大きな利点となったわけです。

漢字の変換が少しぐらい悪くても 入力速度でカバーできたキーボード付きの端末はある意味 PCマニアのために作られた手のひらデバイスだったわけです。

 

今でもいくつかのメーカーが作っていますが まるでモバイルPCのように開くタイプで片側にキーボードのついた端末と、画面のサイズを犠牲にしてでも画面の下にキーを付けたタイプの二種類が代表的なタイプして存在して 今回のTitan Slimはその後者のタイプです。

古くは多くのメーカーが発売して、有名なのはNokiaBlackberryなのですが残念なことに両社とも端末制作部門を分割して売り渡してしまっていて こういうタイプのキーボード付き端末を扱う大きなメーカーは既に存在しません。

というか、すでにこのタイプの端末を作っているのはここぐらいではないでしょうか?

 

このメーカーでは3機種目のこの端末ですが なぜ今頃買ったのか?

前の二機種は正直使えないと思っていたからです。というかこのタイプの端末はもう出ないだろうと思っていたからです。

何故なら、端末の形態のスタンダードが決まっていない当時なら 画面のアスペクト比も自由だったしそれに合わせたアプリケーション開発もされていましたが 今や4:3の画面ですら対応しないアプリケーションが出ている時代に 正方形の液晶では使うことが難しいのです。もちろんWEBのページを見ていて 何か入力するときになったときに プルダウンボックスの中身が見えなかったりと入力そのものがままならないのです。

もちろん回避の方法は沢山あるのですが そこまでして使うのかと自分に問いかけたときに手が止まってしまったわけです。

ですが、現在大画面と可搬性を求めるあまりに 徐々に縦長化が進んでいるSmartPhoneのトレンドが16:9の画面にキーボードを付けても今の縦長SmartPhoneと同じぐらいのサイズという状況がこの商品を誕生させたのです。

時代というのは面白いもので新しいものが古いものが存在できる土壌を作り出したわけです。

 

最初に書いた通り 今となってはミドルローの性能の端末に解像度の高くないディスプレイの組み合わせですので性能は推して知るべしです。

大量生産メーカーではないので 超薄型基盤や専用設計の部品を使えないこともあり 明らかに分厚く重いというのが実際の印象です。

ですが、普通のAndroidアプリケーションが動作する 普通の端末にキーボードが付いたという形を成立させています。

 

この画面下にキーボードのついた端末の利点は なんといっても文字入力に適していることです。

指の移動距離が少なく画面を見なくても入力ができてしまう(もちろん慣れがあっての話です)というのは何にも代えがたい特徴です。

多少癖はありますが、専用の入力IMEはキーボードで使うこともよく考えられています。

もちろん海外のメーカーですが 日本の入力もよく考えられていてというか 半分は日本人が買っているんじゃないかと思うような勢いです。

久しぶりに日本人向けのページが用意されている海外商品ですから。

実はこの記事もこの端末でと言いたかったのですが 流石にPCのある環境で長文は辛いです(笑

でも、まあまあ途中までは入力したのでできなくはないレベルです。

今は、クラウドベースのエディターを使っているので 部分によってはという使い方や途中で入力端末を簡単に切り替えるなども自由にできるので そういう使い方をするとしても悪くないのです。

今はSIMを入れていないのですが テキストエディターなどは通信環境がなくても使えるので そういう意味で文章を書くなら入れずに持っておいてもいいかなと どうせWifi環境に入ればPCでそのまま続きをとできるわけですから。

 

SmartPhoneとしてはまだ使えてないのですが なんかちょっとワクワクする端末だなと触り始めました。

やっぱり微妙なAndroid Tablet

Android Tabletを使い始めました。

実は中国版だったので選択できる言語が中国語と英語だけだったため ロケールを日本語にする為にも PCを繋いでの作業が必要でした。

細かい作業は先人たちがたくさん書いてくれているのでそれで。

ともう一つ、Googleのサービスが使えないのですが これも標準で付いているアプリマーケットの中からGoogleサービスを選択すれば自動的に適用されたのでこちらに関しては非常に簡単に済みました。

Wifiは6対応なので実速度で300Mを超える速度が出るので十分な性能のようです。

 

一部ダブりますが 標準のキーボードケースですが 背面の保護部分は磁石で張り付くようになっているのですが非常に強力に張り付きます。

本来スタンドケースとして作られているので Surfaeのように背面の一部を折り曲げてスタンドとして使うわけですがその際にどうしてもずれていくものですが皆無と言うほどに動きません。

というか外すときに分かっているのですが力任せに外していいのか迷うのと ここに磁気方式のカードとか置いたら間違いなくダメになるだろうと思うとちょっと怖い感じです。

キーボードも同様で手を放しても落ちる気配がありません。

一体型のケースだっけ・・・・と思い直してしまうほど。

ここに関しては 少し重いのですがクオリティの高さを感じます。

 

本体そのものも今風のベゼルの狭いタイプで 金属筐体で周囲をカットしてメッキ処理しているので高級感があり周りのラインを感じさせない分より画面が広く思われます。

背面もソリッドで 高級感があります。

今の時期だからかもしれませんが ベンチマークのようなものを動かしてもあったかい感じがしません。

高負荷をかけ続けても SumartPhoneほど熱による性能抑制が働かないので安定した性能を発揮します。

画面は文字などを表示すると少しエッジがにじむタイプの画面ですが こと動画や写真となると有機ELの良さが出るためにコントラストの高いきれいな映像に感じられます。

特に動画配信サービスなどを見ていると アニメーションなどではソースの解像度が足りてないのかと余計なことを考えたりもします。

驚くことにタブレットながら左右の分離が明確で 4スピーカーで立体音響とスペック上はなっていますがさすがにそこまでは感じられません(笑

大きめのストレージと マイクロSDで拡張したストレージで まあまあ困らないレベルの容量となっています。

 

いいことづくめなのですが、アプリケーションにちょっと

まず、SmartPhone用のアプリを共用する関係で 縦画面アプリが意外と多いことが感じられます。

横が使えたとしても 単純に横に引き伸ばされただけでオブジェクトの配置が無茶苦茶になっていたりとダメなアプリが少なからずあります。

殆どはブラウザでとするならまあいいかなと思うわけですが そもそもの設定範囲が小さいために微妙な解像度状態になります。

フルHDのWindowsPCに比べて画面の情報量の少ない設定しかありません。

一応、ブラウザをPC画面モードにしてそれっぽくはなりますがそれっきり。

ブラウザーアドインなども使えないので そこが微妙な感じになります。

見やすいように変えたいの設定がないわけです。

 

もう一つインターフェースです。

タッチパッド付キーボードは単純にワードで文字入力をしているだけならPCと変わらないのですが ブラウザで操作となると 例えばブラウザの右上の設定ボタンを画面で触る操作と同様にタッチパッドでカーソルをそこにおいてタップするとメニューが出てすぐに消えます。選択ができません。

実作業としては設定ボタンの上にカーソルをもっていって タッチパッドをタップホールドしながら動かして表示されているメニューを選択するという作業になります。

このパターンの時はと言う使い分けがそこには発生するので 使い慣れてないアプリだとどっちかわからず変な選択をしたりしてしまうわけです。

いらってするわけです。

多分、Chromebookを使ってると 動くアプリが・・・とかそれはそれで文句は出てるとは思うのですが。

 

あとは日本語入力中の候補画面が邪魔なぐらい大きいとか SmartPhoneの画面サイズ設定なところがあちこちに・・・・

まあ、2日目なのでもうちょっと頑張って

 そこはChromeBookでしょう!!

またつまらぬものを・・・という感じで 小新PadPro2021を購入してしまいました。

何がというと やはりAndrroidTabletは不遇で 横画面で使えるアプリが少なく 画面上でマルチタスクが使えないなど

色々あるのです。

なので必要ないはずなのですが、やっぱり欲しいものはほしいのです。

 

小新と書いてわかりにくいのですが いわゆるLenovoです。

日本ではLenovoブランドとNECブランドで数機種出ているのですが これは中国だけで発売されているモデルです。

XiaoXinPad Pro 2021と言われるもので XiaoXinPad Pro の新モデルという位置づけになります。

何が変わったかというと WifiWifi5から6に変わったこととか CPUが730Gから870に変わったとかの小改良に近いのですが その差が意外に大きな価格差となり この機種は5万円ほどの高級Tabletとなってしまっています。

もちろん、Flagship CPUを搭載しているので 5万円以下でこのCPUを搭載したSmartPhoneを購入することも難しいので適価と言えなくもないのですが まあ、高いものは高くて Tabletにその性能を求める人がいないので 売れてないと思われるモデルです。

 

比較対象としてあるのはXiaomi MiPad5 Proなどが最も近いモデルになるかと思われます。

殆ど変わらないスペックですが MicroSDカードを入れるスロットが付いているかどうかの違いぐらいです。

もちろん、Xiaomiのほうがメジャーで良いはずなのですが いつものとおり天邪鬼なので。

この機種は少し眠い感じもしますが 有機ELのディスプレイがきれいな端末でもありますので 最悪テレビがわりにと そういう物が増えてゆくわけですが。

 

今回は一緒に純正のキーボードケースも入手しているのでPCライクに使えるのですが 使えるアプリがSmartPhone用に設定されたアプリのため 画面の表示が微妙な感じです。

日本語の入力はGoogleの日本語入力システムを使えば普通に使えます。

誤解していたのは このキーボードがSurface程度で角度がつけられない程度のおまけだと思っていたら 意外なことにブラインドタッチに耐えれるレベルの使えるキーボードだったことです。

GalaxyBookよりも薄いにもかかわらず チャタリングも起きない良キーボードなのです。

少しだけ不満を言うと 両サイドの記号などがかなり横幅的に苦しくなって小さくなっていて押し間違えることぐらいでしょう。

とりあえず しばらく使ってみます

 

ポスターやステッカーも・・・・

先日旅行時に行き先を調べる地図を検索するのに ポスターを見ていて そこのQRコードを使って場所を調べたのですが 最近これに合わせたSpamがあるようです。

 

観光地などでよくあるポスターやステッカーが貼られていて 観光ガイドが見られるQRコードが貼られているわけですが、これが本物かどうかというのが最近はあるようです。

そんなの引っかかるわけが無いと思うわけですが、例えば温泉案内でQRコードを読むと その地区の観光局のサイトに繋がって 会員登録をすると温泉の割引券を進呈しますだったらどうでしょう?

スーパーの会員募集でもいいですし、飲食店の会員募集でもいいわけです。

そしてアクセスするのは 何らかの情報収集もしくはお得感を期待するわけです。

で、アクセスするとそこには住所や名前メールアドレスがとなるわけです。

 

例えばメールに 同様のことが書いてあっても最近はみんな疑ってかかります。

ジャンプ先のアドレスが正しいかどうか? よくある 1文字だけ変えてある 例えばAppleとApploとか遠めに見ると気が付かないような変更をしているパターンです。

勿論、最近はみんなセキュリティに対する対応が慣れてきているので そうそう簡単に引っかからなくなってきています。

ですが、QRコードのサイトの場合疑ってかかるでしょうか?

~~観光協会とかって そもそもリンク先のドメイン何が正しいかなんてわからないですよね。

そこで タイトルにでかでかと~温泉観光組合なんて書いてあって でかでかと今なら半額券プレゼントと書いてあると スーパーや飲食チェーン店ならまだドメインもチェックするかもしれませんが 温泉ならダメでしょうね。

そして 入力された情報はまんまと収集されます。

 

じゃあ、クーポン券を出した時点で発覚してやられたとなるのでしょうか?

これが怖いところで クーポン券自身は本物のパターンもあるわけです。

そもそも、本当の観光協会が発行しているクーポンページのリンクを送るので使えるわけです。

なので 発覚しないままクーポン使えてよかったねと家に帰るわけです。

情報を抜かれたことにすら気が付かないままなわけです。

 

まあ、情報ぐらいはしょうがないと納得する人には そのあとの展開があります。

「おめでとうございます」というメールが来て 先日の温泉協会のサイトに書いてあった 「1名に温泉宿泊券プレゼント」に当選するわけです。

観光協会のサイトで一度入っているので疑いは少ないはずですし 身に覚えもあります。

尚、地方自治体の協賛でGotoなんとかの協賛事業でもあるので 書いてあるサイトで航空券の申し込みをすると半額を自治体が持ってくれますと成ったらどうします?

凄く安くでまた温泉に行けて 宿泊はサービスとなれば言ってみようかなとスケジュールを確認して 指定のサイトから申し込みをします。

カード払いで・・・・・ で気が付きましたよね。

ここで、カード番号までつながって ことによれば3桁の認証番号まで抜かれて 知らないうちにMac Studioを購入されたりするかもしれないわけです。

ここで初めて実害が出ます。

でも、旅行に行くちょっと前までうきうきで気が付かずあまりにも連絡が無いので 観光協会に電話して やっと発覚するわけです。

 

この犯罪業者の用意したのは 偽物のサイトとプリンターで打ち出したQRコードの入ったステッカーのみ。

ステッカーを その近辺の温泉の近くの電柱や駅の目立つところにそーっと貼って回るだけです。

その間に有名観光地で有れば 何十人かはひっかけることが出来るわけです。

そして、次はまた別のネタで・・・・

リアルとリンクしたフィッシングは難易度が高いですね。

回線速度の品質

4G LTEから5Gに携帯電話回線が変更になって 効果があると思った人いますか?

二つの理由であまり感じることがないのではと思っています。

 

一つは、いわゆるなんちゃって5Gの問題で 4Gの回線と共用したモードで使っていると実質的にはSmartPhoneの表示以外はほぼ4G LTEで通信が成されている場合。

当然これはまるで4Gなので 体感できるかどうかは水素水が体に良いかどうかぐらいの違いだと思われます。

もう一つは、結果的にはバックボーンが同じなのでそれほどの効果が出ていないという事もあるでしょう。

 

通信速度には 広告で大々的にうたわれる ピーク速度が基準となっていますが実際には速さはその一つで計れるものではありません。

車で言うと馬力のようなもので トラックがいくら高い馬力を誇っていてもレースで速いわけではないというのと同様でピーク速度だけでは評価できない要素があるわけです。

また、例えば1Gの速度の回線だったとしても その一つの基地局に1台で接続するのと100台で接続するのであれば 100倍の速度差が出てしまうわけです。

よくあるのは首都圏の昼間の携帯回線の通信などで 非常に遅くなるわけですが同様に同じところでたくさんの接続があるという状況です。

この解決策は 基地局を増やすしかないのですが 電波の輻輳の問題もあるのでエリアの狭いタイプのアンテナを沢山より エリアの広いアンテナを少なくしたほうが安上がりではあるのです。また、アンテナの場所も確保が難しいのです。

 

ではそのピーク速度ですが 理論上の最高値となっていて、無線通信では通信が大気の中を通過するので 障害やノイズにより伝送の失敗が度々発生します。

故に、チェックし再送する仕組みが用意されているのですが チェックし再送要求を出して再送されたときには速度は1/3以下に落ちてしまうわけです。

来て、チェックする、再送要求をする、再送する と通信がこの中で3回発生しているからです。

なので実質的な速度はその何分の一になることが多いのです。

特に基地局からの距離が遠い場合や、複数の接続が同時に処理されている場合は処理速度にも限界があるのでより遅れがちになるわけです。

 

もう一つは 反応速度です。

何らかのアクションが起きた時に 通信を開始するとか 受信できる状態にスタンバイするなどの時間が短くなると当然反応が速くなります。

下手をすると 通信速度が速いことより反応が速いほうが体感的には速く感じる事すらあります。

4Gから5Gになったことでこの速度がアップするはずなのです。

さっきの再送に関しても、再送への反応が速くなれば当然その速度は全体でみると上がってゆく訳です。

 

例えば、Youtubeのような動画配信を行う場合どうしても遅延が起きてしまいます。

体感できるのでは音声通話でも 電話で話すと間が取りにくくて 対面で話している時より相手と話しかけがぶつかったりしやすいのです。

これは 音声通話の電話でも1秒程度の遅延が起きているからで今聞いている音声は1秒前の音声なのでしゃべり終わったと思って話し始めると その1秒の間に次の言葉を話始めていてぶつかってしまうわけです。

勿論、こちらの会話も1秒遅れて伝わるのでお互いの話がぶつかったのを認識するのも少し遅れてからになるわけです。

故に、前述の動画配信などではいくぶんの先読みを行い 途中での障害や通信速度が落ちても動画を続けられるようにしています。

Youtubeでは動画の経過を示すバーに 現在視聴中の場所の少し前まで線が太くなっているところまで先読みがされています。

ですが 遅延が少なくなればその時間がぐっと縮めることが出来るようになります。

故に、ドローンなどの遠隔操作などが5Gで注目を集めるのはそのせいなのです。

勿論、メタバースなどの仮想現実が遅延の影響が出にくくなればより現実に近づくわけです。

 

ですが、電波の通る大気の状態は4Gから5Gになって変わったりしませんし 基地局の数を面積当たり増やすための仕組みとして 高い周波数の遠くまで届きにくい電波の利用も始まっているわけです。

今までの基地局のままでは 4GLTEからの移行は 最初のステップに過ぎず名前だけ5Gと言われてもしょうがない状態で 故にほとんどの恩恵を今は受けられない状態なのです。

そして、細かく短い距離をカバーするノイズの乗りにくい近い距離をカバーするアンテナは首都圏など人口密集地にしか設置されない事から 地方などでは5Gの恩恵が受けにくいという状況が発生してしまうわけです。

通信的地域格差が広がるというわけです。

地方こそ、ドローンの荷物配送などの利用が急務なんですが・・・・

為替差益

ここ1か月ほどで 円とドルの為替レートが大きく変化している。

輸入原料を使う商品に関しては 値上がりが予想されるわけなのですが・・・

 

例えば、原油価格が上がりましたというのは単純に原油と言う商品の値段が上がったという事ですが 為替はそうはいきません。すべての輸入する商品が値上がりするのです。

約1年で 1USDが103円から 121円になったという事は20%の値上げになったというのと同じ意味なのです。

では、なんでも20%値上げになっているかと言うと 例えば小麦を使った商品であれば10%~15%程度とそこまで上がっていません。

逆に10%上がった商品と言うのは日常生活に影響を与える商品の中では少ないのです。

 

何故値上げされないのか?

一つは「企業努力」という形を持たない掛け声のようなもの。

これは「がんばれ」と叫んでいる応援の人と同じで 中身が示されているわけではなく 多くの場合は従業員のがんばりなどです。

なので、価格は維持されましたが生産量当たりの従業員の賃金は減っていたりしています。

そうでないとバランスが取れないので。

中にはサービスの廃止や、機器導入で効率化を図った場合もありますが その際も従業員の給与に反映するほどでもないようです。

故に、20%の値上げが10%に減ったところで 給料が上がってないので苦しくなるという状況です。

 

で、もう一つは 日本で完成品を作っているパターンです。

給料が同じであれば 製造コストは変わらない。原材料価格が上がっただけなので全体の中の原材料価格分だけ上がったので完成品で見ると値上げ率が下がったという物です。

意味的には一つ目と同じなのですが 大きく違う点があります。これは 生産性を上げなくても給与がそのままだったらあり得るパターンで 前項ではそれ以上の何かなのです。

 

では、二つ目のパターンに絶対なりえないものがあります。

それは、完成品を輸入しているパターンです。

例えば、SmartPhoneですが ほぼ100%輸入品です。

コンピューターも殆どと言って輸入品です。

日本で作っているという商品もありますが これも最終組み立てを日本でしているという意味でそれ以外は輸入しているので 原材料価格が殆どを占めるパターンなのです。

これらの価格が為替の通りに上昇します。

 

まだ上がってないじゃないか??と言われそうですが そういう物なのです。

一つは 注文のスパンの問題で 大量の買い付けを行う会社は原材料の仕入れ段階から関係しているので発注タイミングが1年を超える場合もあります。

つまり、発注そのものが1年前だったのでその価格が維持されているパターン。

勿論、ドル建てで支払いが今なら為替差益は受けますが こういう取引の場合はその部分に対する事項も含まれている場合が多く 発注時の現地価格に近い価格での支払いが行われることが多いのです。

二つ目に この取引などがそうですが こういう場合には前もってドルの予約をしている場合が多く 指定日にドルをいくら買うのでこのレートで交換してくれる人と 先物取引などでヘッジがかかっている場合があります。

なので すぐに価格が反映するわけではないのです。

 

では、このまま黙っていると間違いなく価格は為替の差分だけ上がります。

実際にそういうことを意識しているのが現在のロシアの人で 食料も携帯電話も買いあさっているようです。上がる前に買っとこうというわけです。

では頭の中で考えてみてください。

持っている電化製品のほとんどが made in何とかと書いてあることを。

逆にHPのPCなどは日本で消費するのにMade in Japanと書いてあるのですが そのパターンを除けば書いてあるのは 海外生産だからです。

勿論ですが100円ショップの殆どの商品、靴や衣料品も完全に完成品で輸入されるものです。

勿論、相手国の通貨が円と同様に下がっていれば結果的に価格は変わらないものの 間接費は上がってゆくので同様にわずかでも上昇することでしょう。

 

テレビでインフレって言っていてもいくつかの商品の値上げをわざわざ言っているだけだと思っている人、そんなに甘いものではないのです。

インフレ体験世代(その時には賃金は物価上昇を上回っていたのでものだけが無くなる状態でした)の私には 余裕がみんなあるなと思ってしまうわけですが。