時期外れ

ひじょうに時期外れながら ネットブックを購入しました。
と言っても 残念なことにEverunNoteとか尖った機械ではありません。
型遅れといえる機器の購入です。
 
クラムシェル型のPCは仕事柄持ち歩いているのですが、リモート運用がほぼ運用のすべてとなっています。
捜査上の問題もさることながら、さすがにセキュリティ面で落とす無くすの恐怖感がそうさせる訳です。
あと、盗られるというのもありますね。
もちろん、日記の更新などは直接PCで作成するのですがその程度の事です。
複数のPCで複数のメールの受信をすることが大変だというのも理由の一つです。
ぜいたくな話ですが、出かけるPCは普段は利用頻度が下がるので 出張前に同期作業が大変になるのもうれしくないということもあります。
とにかく、動けばいいという感覚での選択となります。
とりあえず、仕事上これだけ出てくればネットブックというのはどうなのかというような事も聞かれますので 一部自分のお金でない物も含めて予算が出たので購入となりました。
もちろん、最も安いものということなので少し足が(少しで済まなくなりそうなのが困ったもの)出てしまうのが悪いところです。
 
ネットブックの選択となると、画面とキーボードあたりが大きなポイントとなります。
少し大きめの10インチを選んで利便性を減らしても操作性を向上させるのか 8インチクラスで選択肢を増やすのか。
最近は10インチのネットブックをそのままノートPCとして使う層が増えたので重さにこだわらず大きめの外装となっています。
では、8インチクラスというと 私の眼には横並びに見えてしまいます。
NシリーズのATOMに120GぐらいのHDDか16GぐらいのSSD 容量が少なくて困ることはないのでSSDモデルかなというところです。
速度というよりも、やはりメカものは移動時に気になりますので・・・・
そうして選んだところで、その先に困ってしまった。決定的にそれを選択する理由が出てこない機械ばかりだと。
 
一応、真面目にインターネットなどを探して回るとちょっと主流から外れたPCを見つけました。

少し前までは、ネットブックとは違うと言い張っていた 結局ネットブックなPC それが工人舎のシリーズでした。
並べてみてびっくりしたのですがいつの間にか価格が半額まで低下しているようで、驚くことにSCシリーズのGPS無しでは3万円を割り込む価格になっています。
それでいいやと思ったのですが、良く見ると一つ問題が・・・・
Bluetoothの装備はGPSとセットなのです。
GPSなどは永久に使うことがないとは思うのですが、Bluetoothは日常茶飯事なのでこれは外せない。
結果的に内臓Bluetoothアダプターが5000円と少し納得のいかない価格で購入することとなりました。
実は後ろに取り付けるハンドストラップが欲しかったというのもかなり大きなウエイトを占めたのですが(GPSモデルのみの装備)
Sofmapで購入したのですが(店頭)44800円を44000円まで気持ちだけ値引いてもらって 10%のポイントサービスで実質4万円ぐらい(という言い方は嫌いなんですけどね 支払ったお金は帰ってこないから)とネットブックの中でも最も安い部類に入る価格で購入できました。
(中古でいいから3万で探して来いと言われたので それでも赤ですけどね・・・)
 
いざ、店頭で見てみるとこの機械だけは2回りほど小さいサイズとなっており 液晶が回転する機構の関係での後ろの張り出しを除けばEverun Noteとそう変わらないサイズで、LOOX Uが価格を維持しているのに対して 暴落した価格となっています。
なにか省かれた装備があるかと思ったのですがOSがVistaからXPになったこと以外は変わらないようです。と、いうかよく見るとACが二つ付いていて 会社と家とに置けるようになっています。
当然ソフト類はすべてXP対応になっていますので、今までのユーザーもXPに変えることができるように知らない間になっていたようです。
あとは、CPUがネットブックの中では最も非力な1.3GhzのATOMなので(なおかつZシリーズなのでもう少し遅いかも)遅いことは間違いないでしょう。
コスト的に不利な1.8インチのHDDをS-ATAではなくパラレルで接続したあたりも遅さを感じさせるとは思います。
しかし、簡単に機能を並べても
7インチ、1024x600(仮想化で1024x768にワンタッチ切り替え)タッチパネル液晶画面回転機能付き
VGA 1ポート、USB2ポート、有線LAN、無線LANBluetooth、マルチカードリーダー、Expressスロット、スピーカー(ステレオ)、音声入出力端子、GPSワンセグ(笑)、WEBカム とかなりの装備なのです。
特に、安価なモデルで切り捨てざる得ないと考えていたXGA表示が仮想表示といえどワンタッチですぐにできるのはうれしい。
機能的には全く問題がない(全体が小さすぎること以外)
なおかつ店頭でほかのモデルも一緒に持ち上げてもらえるとわかるのですが、ATOM Zシリーズはやはり省電力に振られているのでかなり温度が低いのです。
机のある場所ばかりではないので、底の温度が低いというのは実は非常にうれしい特徴なのです。
幾分、これで評価するとずれるでしょ・・と思いながらも趣味半分でこれを選んでしまいました。
 
重量820gにかなり小型(レッツノートと同じらしい)なACアダプター、両方合わせても1k程度で 3時間のバッテリーは心もとない物の とりあえず大容量も用意されているようです。
一応、先人たちのページを読むとメモリーの増設も可能だそうです。
探してみると、1800円で2GのSO-DIMMがあるので だめもとでついでに買ってきました。
入れてみると簡単に認識動作してくれました。
Xpで2Gあると、大きなアプリケーションでも入れない限りはスワップも起きないので普通に快適です。
動画を再生してみるとやはり重さは隠せません。
H264で圧縮された 2M程度の動画はコマ落ちが発生しカクカクしますしCPUの負荷も低くありません。
それでも、まあ使えないほどではないことはわかりました。
思ったよりと言うのはWILLCOM D4より重く感じないのは間違いなくOSの違いでしょう。
 
キーボードについては、良くこれを作ったなと思うのですが 見事なほどの縮小コピーですね。
通常のノートPCのおそらく標準的なキーをそのまま縮小コピーしたもので、良い点はどのキーも欠けておらず配置も不自然でないことで 悪いほうはそのまま縮小されたキーが小さすぎないかということ。
指先で打つタイプなので、これは可成り賛否分かれるところでしょう。
Sigmarion3を使うと思えば打てないことはないというのが正直なところです。
PCなのか そうでないのかという壁を頭の中で取り去る必要はあるでしょう。
 
思いのほか軽く、そして使えそうなPCだということに驚いたことと
なによりこの価格にはびっくりです。本当にコストがあっているのだろうか?
特に$20高いと言われている ZシリーズのCPU(チップセット含む)を使っていくら既存のプラットフォームふぁからと言って装備を欠く事もなくこの価格というのは・・・安すぎると思うのですがどうでしょう?
軽さ面からも820Gというのはクラムシェルとしてはかなり軽いほうです。
かなりお買い得なモデルだと思うのですが・・・・
ただ、液晶の品質がカーナビクラスに見えるのですが これは前のモデルからコストダウンされた分でしょうか?
それとも、標準の安っぽい壁紙のせいでしょうか?
とりあえずは一度店頭で触って見られることをお勧めします。
思ったよりは・・・・です

PCのセットアップ

Windows Updateの適用
Microsoft Officeのインストール
○GoogleToolBarのインストール(とログイン)
 お気に入り等はここから使う
○logMeIn hamachiインストール(自宅向けVPNソフト)
○XXX(ここはセキュリティ上伏字) VPNソフト(会社向けVPNソフト)
無線LAN登録(会社・家・WMWifiRouterのアクセスポイント)
○SmartPhoneのペアリング(i780Xperia
○テレビ視聴ソフトインストール(SlingBox、Digizon)
ウイルス対策ソフトのインストール(とりあえず付属の体験版)
H11TE-Mobile)ドライバーインストールとアクセスポイント設定
○GOM Playerのインストール
以上・・・・
 
正直、カスタマイズの「カ」の字もありません。
これで使っているのかと言われると・・・・辛いところです。
VPN接続後リモートデスクトップという一連の流れだけで済むのは いかに通信環境が整ってきているかを物語っています。
勿論、受け口が合っての話なのですが 常時駆動しているクライアントOS PCがあるのもあれですが・・・・
 
最も大変な作業は、Windowsの更新ファイルの適用作業で Officeまで入ると数時間仕事となります。
それ以外は、右から左に ずるずると時間だけで可能な作業。
もう、3世代ほどの間持ち歩くPCにメールクライアントを適用しなくなっています。
正直、海外に出かけるときなどは辛いのですが まあ、このあたりはSmartPhoneがカバーしてくれると言うことで我慢が出来るようになってます。
というか、SmratPhoneもリモートデスクトップ接続可能なのでそれでも使えるようになっています。
動画を見るとかになると、やはり苦しくなったり、ゲームをする(私はしないので)と成れば苦しいのですが それ以外はなんとかなるわけです。
いずれ、近い将来 全ての人の環境がこうなってゆくのでしょうか?
便利なんですけどね・・・・

SoftbankのI−Phone向けの新しい料金プランについて

「データ定額ボーナスパック」がE−mobileの回線を使ったサービスだから安いというのも分かります。
SmartPhoneも同じ料金にしろとは言いません。出口で通信速度を絞った機械と、ダダ漏れに近い速度が出る機械を同じで括れと言うのも乱暴な話ですから・・・
勿論、不公平感は無線LANのアクセスポイントが同じ契約で開放されると言うことでも頭にきているのですが・・・
ただ、今回のはSmartPhoneユーザーだけではありません。
 
通常の携帯電話を使っているユーザーは
「パケットし放題」に加入すれば上限4410円で使い放題に見えますが PCサイトブラウザーを使えば5985円(月額)となるのです。
ところがキャンペーンとはいえI-Phoneユーザーのみが Wifiは使えて、フルブラウザーもプログラムからのネットへのアクセスもし放題で 月額4410円というのはあまりにも馬鹿にしすぎていると思います。
多くの、I-Phone以外のユーザーが払っている料金に対して I-Phoneだけをどうしてここまで特別扱いにしなければいけないのでしょうか?
この場合値引のおきない対象となるのは90%以上(I-Phoneの割合が分からない)のほかのユーザーなのですから。
「既にiPhone 3Gをご利用中のお客さまも、4/1からお申し込みできます。」とのことで既存のユーザーまでです。
ただし、条件はI-Phoneユーザーであること!!
一般端末向けのプランは未発表で、今後発表されるのであればともかく そろそろ既存のほかのユーザーも怒ったほうがいいような気はします。
勿論、肌に合わないだけで I-Phoneに何か恨みがあるわけではありません。この料金体系に不平等感を感じるだけのことです。
http://mb.softbank.jp/mb/iphone/everybody/