台湾二日目

朝は、8時半にお迎えにきます。
観光の始まりです。
付いてない筈だったのですが、何故か全日程朝食付き。申し訳ない。
6時に起きて、お風呂に入って朝食を食べに・・・
昨晩食べ過ぎたので、お腹がパンパン。
ホテル2Fの、レストランで朝食。
中華風粥、ザーサイとか少し変わった食材があるだけで 普通のバイキング。
とりあえずあまりおいしくないがお腹が一杯になる朝食。
一杯食べて、昨日コンビニで買ったお茶を持ってお出かけです。
ロビーに下りると、15分前にも関わらず、
「直ぐに行きましょう!!」って、ガイドさんが待ち構えている。
昨日より尚豪華なバスで、出かけます。
台北駅近辺のホテルで、他の観光客も拾って、「忠烈祠」へ
ここは、日本でいう靖国神社のようなもので 33万人の将兵の魂が眠る場所として有名・・・な筈なのですが 日本をはじめ他の国の人からも観光スポットとして有名になるのは、その警備兵の交代が見られること。
朝の9時から、一時間おきに交代する衛兵。
その衛兵は、一度警備の為の位置につくとピクリとも動かない。
ガイドさんからは、人形と間違えて手を触れたりしない事と注意を受けて見に行く。
まぶたも動かしません本当に、凄いもんです。
しかし、時は夏 直射日光を浴びる門の前。
私たちは日陰に避難。しかし、息をしている事すら気取らせない人たちが日陰に逃げるわけにも行かず 体感では軽く30度を超える気温。
彼らの焼けた顔には、玉のような汗時々たらたらと落ちてくる。
そして、時間が来ると(一時間おきに)交代します。
直ぐに交代の儀式が始まります。もちろん、それにあわせて観光バスが着いているのだから当然といえば当然なんですが。
足を、手をそして、視線すら揃えた兵隊が5人 交代のためにやってきます。
勿論、じゃあ、と手を振って交代するわけではなく 整列して 整然と歩き祭壇に向けての儀式を行う。
その間も日は照るし、暑さは待ってくれない。
汗だくに成りながら、背筋を伸ばして歩いてゆく衛兵。話によると各軍のエリートのみが任命される名誉ある職だそうである。
銃剣を器用に振り、そして回す。祭壇への礼やあちこちに向けて動かされる視線は恐らく警備の重要性を意味するのであろう。
人形のようだった衛兵は、突然人になり そして交代の衛兵と入れ替わる。
その間も表情すら変えない。
訓練された動きは、スローだが踊りのように美しかった。
できれば涼しいところでやってくれたらと・・・軟弱な事を言っちゃあばちが当る。
さいごまで、見ていたかったんだが バスの集合時間が後ろから迫ってくる。
そのまま、バスに入ります。
あっ、また冷蔵庫・・・・
今度は、故宮博物院です。
トンネルを越へ、山を上ってゆきます。
故宮博物院は山(丘?)の上にあります。
先にお断りしておきますが、現在故宮博物院は工事中です。
2006年完成予定で、現在見られるのは全体の1/3ぐらいの面積のように思われます。
とにかく、それでも過去の中国の歴史を顧みる宝物の宝庫です。
内容に関しては、詳しい本が沢山出ていますのでそちらに任せるとして 文化レベルが高かったのですね、殆ど石器時代と思われるような時代のものから置いてあります。
そして、それを宝としていまの時代まで育み、中国からここまで持ち出して保存したという事。とても、革命騒ぎや外国の圧力があって国の存亡の危機で脱出してきた人たちのする事じゃない。
おそらく、中国本土にあれば 文化大革命やその後の混乱で無くなっていてもおかしくない。
必然足りえない偶然は無いといいますが、これこそ人の起こした軌跡の一つと思えるような素晴らしいものが沢山あります。もちろん、全館が改めて改装が済んで展示が増えればもっと楽しい事があるでしょう。
一時間半の旅程ですが、そんな時間ではkぉれだけを廻るのも精一杯のような博物院でした。
そして、おみやげ物によって昼食に・・・
昼食は、ツアーとセットの中国料理。
残念ながら、日本の団体旅行の中華料理レベルでした。
ただ、量が多かった事は確かです。全員いても食べきれませんでした。
で、昼からはツアーが二つに分かれて 市内観光はたった4人。
とりあえず、お腹が落ち着くのを待って出発です。
こんどは小さなワゴン車。昼からの旅程に・・・