台湾二日目 その3

足裏マッサージを終えて、そこから“士林夜市”に
ここは、台北で最も規模の大きい夜市です。
夜市は6時ごろからスタートし日が変わる頃まで営業している商店街のようなものですが、普通の商店街と違うのは道に対して両サイドの店はともかく、道の中央部分には端から端まで出店が並ぶ。
そうすると、台湾では何度も味わう 人と人とがすれ違う限界の細さに道幅が制限されます。
それだけならともかく、顔の高さぐらいには両サイドから張り出す看板なんかがはみ出てます。
目的は勿論ショッピング・・・・ですが、その前に 足裏マッサージで既に夕方5時。
普段は事務仕事の私は、お茶を飲んだ事も含めてお腹がぺこぺこ・・
とりあえずとりあえず ご飯を食べに。
昔は、汚い駐車場のようなところに立ち並ぶ不規則な屋台。捨てられた食材で地面がぬるぬるするような屋台の集まりだったのだが いつの間にか新しい建物が出来ています。
広さは同じぐらいなんですが、広い体育館のような建物。
入り口は大きく開放されていて、その中には見渡す限りの屋台、それも食べ物屋さんばっかり。
鍋や揚げ物、煮物、和え物 中華から日本料理まで何でもそろう大フードコート。
ただ、洋食物が無かったような・・・・まあ、気にせずに何を食べようか迷うところ。
ただ、日本食はここまで来て食べたくない。というより外国の日本食には良い思い出が無く あまり食べたくないのです。
出来たら中華、そして新鮮と唄ったものを食べる度胸は無く、そして臭気のきついものは避けたい。
で、今日は 小籠包と青物、卵焼きのような練り物。
後はいつもの台湾ビールを頼みます。
えーっ、昨日より少し高く贅沢に、260元(約880円)で二人分。
ここの小籠包は、昨日の物と違い蒸篭に入ってやってきます。故に、昨日ほどこぼれる心配が無いのでたっぷりのスープ・・・
まだ、癒えきれてない口の中に新たな刺激を与えてくれる。
で、卵焼きというか練り物というか、お好み焼きのような生地で卵がふんだん、具は牡蠣が一枚、えびが一枚 少し甘めのケチャップのようなタレがかけてあります。。
思わず、追加でもう蒸篭一つ追加(あっ、これも料金に入っています)
昨日と違う点はもう一つ、小籠包を食べるためのタレがあります。
タレにはしょうゆそれから酢、それと訳のわからないもの。そして何よりもポイントとなるものは細く切りそろえられた、針しょうが。
針しょうがと汁の多い小籠包はベストな組み合わせ。
タプタプのスープはおいしいけど僅かに豚の臭みが、それと味が熱さ共に食べるので味が一辺倒なのに対して、しょうがは舌を冷やしピリッとした刺激で舌を蘇らせて次の小籠包を口に運ばせます。
食べ終わった時には意識しないで、もう何も入りませんと頭を下げてしまうような腹具合に。
多くの店の中には、畳二枚分ぐらいの面積に氷を轢き、その上に色とりどりの果物を並べて絞ってジュースにしてくれる店や、大きな皿に果物を並べて食べさせてくれる店、台湾の名物 月餅を食べる余裕が無くて指をくわえながら通り過ぎてショッピングに。
夜市に入るとまず食べ物屋さんの洗礼、やはり苦しいので避けると そこからは賑やかな服飾品とアクセサリー。
どうみても観光夜市なので観光客相手なんでしょうけど、三枚200元のTシャツから 一枚500元のTシャツまで、本当にどうしょうもないデザイン、クオリティのものから 日本でもそう見られないようなPOPなデザインのものまで ごちゃ混ぜで売っている、
アクセサリーはプラスティックをボンドでくっっけたものから、天然石を使ったものまで まあ、尤も本物かどうかなんて判ったもんじゃないけど。
ブランドやキャラクター物もライセンスが取れているどうかもわかりません。
やはり、みやげ物は人の為に買いますが 自分も騙される覚悟で交渉して買うのが楽しむのが良いでしょう。
1.5kmぐらい(体感です)の距離を行ったり来たりしながら廻ってそのままMRTで台北駅まで帰ります。
台北駅前まで出たのは、新しく出来た地下ショッピングモールを見るため。
8時過ぎ、微妙な時間だがまだ開いている。やはり夜の遅い国。
ショッピングモールは新しく綺麗な通りです。日本の地下街と違うのが 場所が明確に分かれていて 例えば服飾関係なら服飾関係の店が集まっています。
エリアによって店の種類が違うのは判りやすく、反面 違う地区だと全然買えない・・・
しかし、商品はまあ、人通りの少ない夜市であまり変わりません。
一通り巡って 何処に行っても買えないV801SA(携帯電話)用のケースを探して買う。
100元(約340円)でした。
そして、そこから地上に上がってTAXIでホテルまで。
もう、かなり近い距離70元でホテルまで帰れました。
いつも通り、ホテルで飲むビール。
そして、あてになるカッパ海老せん 日本の夏スペシャルを買ってホテルに帰る。
明日は、自由行動。朝早く起きる必要は無いが、全く明日の行動が決まっていない。
ようやく開いた台湾のガイドブック・・・(遅いよ)
明日はどこに行こう?? と言いながら濃密な一日に疲れ寝てしまいました。