WindowsXP SP2

明日、9月2日よりWindowsXPのサービスパック2がリリースされます。
提供メディアは、基本的にWEBでwindows updateを通じて提供されることになりそうです。今回の、変更点の多くはセキュリティの強化が中心となるようです。
勿論、リリースノートも出ていますし 海外からの情報が各メディアで伝えられているので何も言うことはないのですが 先日来のインターネットから進入したりする悪質なプログラムに対する対策がかなり取られているようです。
たとえば、つい先日のPOPUPを利用した進入も、POPUPブロッカーと呼ばれるPOPUP防止装置を付ける事で防ごうとしています。また、閲覧中に勝手にIEのサイズを変更するスクリプトなどにも対策を立てたようです。これは、対策が立つ前には書きにくかったのですが、画面サイズを明らかに超えるサイズまでIEを拡大し、見えないところにボタンを貼り付けフォーカスをそこに動かしておいて いかにも何もないように「ENTER」キーを押すように誘導してスクリプトを実行させる手法です。ほかにも、アダルト系では全画面表示にして「どれかを選ぶまでは画面を閉じることが出来ません(本文は英語です)」とか表示させて広告のカウント数を稼ぐ手法にも使われていたものも防ぐことが出来ます。
メールも、HTMLで呼び出される画像をサーバーに置き そのサーバーを監視することにより無作為に送ったメールアドレスの中で 読まれたアドレスを登録しspamを送るという手の込んだ手法を使われないように それをブロックする機能をOEにつけたりもしてくれているようです。
今回のサービスパックは多くの変更箇所が用意されており、このサービスパックを実行することにより動作しないプログラムも出ていると言うのは海外からのニュースで伝わってきていますし、IBMが全社にSP2の適用を待つように通達したり SP2が自動的にインストールされないようにするプログラムを配布するベンダーが出たりといろいろな事件が起きているのですが やはり、やらないよりやったほうの良い更新だと思います。
勿論、そのことがプログラムの動作にかかわることであれば検証の必要性がありますし 管理者の存在する機器の場合問題の発生を混乱させる結果になりますので問題がありますが 一般的にインターネットとメール程度の使い方であれば適用したほうが良いかとは思うのですが・・・・・さて、ここで問題です。
インターネットに接続するのに 何で繋いでいますか?人によってはADSLモデムだったりISDNだったり、それもUSBで接続していたりシリアルで接続していたりする人もいます。USBによる通信に関してもシリアルの通信に関しても、セキュリティの対応が立てられていると考えるのが自然なのですが(確証は取っていません)、その際に、activsyncやPALM USBドライバー等の接続ソフトに関する検証が必要になってくる可能性が・・・・。
特に、PALMのUSBドライバーに関しては 今でも 時折不明な動きを起こすことがあります。この辺のリリースに対する注意も必要かも。
ストレージデバイスでないデジカメあたりも・・・・。UPDATEも簡単ではない時代になってきました。