デュアルコアとツインコア

本日、VIAからもツインコアCPUの発表がありました。
http://www.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0410/28/news022.html
詳細は依然としてわかりませんが どうも「Esther」コアという新しいもので、トランスメタのefficeonと同様に1000Mクラスで3.5Wと非常に消費電力の少ないものになるようです。FSBが800Mだったりしますから性能面でも十分なものではないかと思われます。(2000Mぐらいまでのラインナップで動くのでしょうか?)
初めて聞いた言葉なのですが、「ツインコア」一つのパッケージの中に二つのCPUが入っているという意味では同じことなのでしょうけど、どうも意味が違うようです。
同じダイに二つのCPUを実装するのがデュアルコア、二つのダイを同じパッケージの中に入れたものをツインコアと言うようですが、一つのダイに二つのCPUを実装したときの歩留まりと、つくり分けや実装コストのどちらが高いかの勝負になるのでしょう。
opteronのデュアルコアも1G程度で動いているとどこかの記事で書いてありましたから そう考えれば1Gの性能でもOKなのでしょう。
シングルコアのこのCPUが、FANを必要とせずに動く熱レベルらしいので期待できそうです。まあ、私たちが使うPCに採用されるようなCPUではないような気がしますけど。
intelはAMDに対してのロードマップだけに遅れを取っているだけで良かったのですが、第3のメーカーVIAにまで性能はともかく後れを取るとすればあまり面白くない状況に入るのではないかと・・・
AMDもopteronだけではなく、一般用のCPUの計画を前倒しにしなければ・・・・と言うほどCPUメーカーとしてのVIAに影響力は無いですよね。