カノープスより、「LAN接続型TVチューナー」が発表されました。
今までのキャプチャーカードと違うのは、テレビのデータの出力をＬＡＮ経由でやり取りすると言うこと。
ＰＣの内部に 入れる必要も無い。接続する装置との距離を意識しなくても良いと言うこと。
ワンルームに住むひとならばあまり悩む必要は無いでしょうけども 家族が出来てリビングとダイニングが分かれたり とにかく二部屋以上に分かれるとわかるのですが 必ずしも部屋のレイアウト通りにコンセントも テレビのアンテナも付いていないと言うこと。
例えば、壁掛けテレビは格好良く、テレビでもカタログでも広い部屋にぽつんと佇む液晶テレビなんかが映っていますが よく考えてください実際のコンセントは 壁の角にあり 当然テレビのアンテナ線もそこに。
部屋の真ん中にテレビがあるとその後ろを通るたびに線に引っかかってしまうわけです。
もちろん、それでも、テレビのアンテナ線が出ている場所は部屋に一箇所。レイアウトが反対にしようと思っても線は反対まで引っ張ってこないと駄目になります。
勿論、電源までコントロールすることは出来ませんがそれ以外は 小さなこのチューナーを設置することで解決します。
特にＰＣがテレビのアンテナの近くに無い場合も、無線を使ってＰＣに飛ばせばＰＣがどこにあってもチューナーユニットが使えるわけになります。
ましてや、それ以外の使い方も考えられます。
家のインターネットに繋がるルーターのＤＭＺ端子にこのチューナーをつなげば論理的にはインターネット上からテレビが見れるわけです。
いろいろと気になるのは、利用できるのはＬＡＮの範囲のみと書いていること。
同時にＬｏｇｉｎで切るユーザーが一人だけであること、ソフトがＰＣ専用品であることあたりなのですが 実験ではＭＡＣより フリーのソフト「VLC media player」を利用してみることも出来たらしい。
ただ、価格が・・・・・
３万８０００円はすこし高すぎる。
いくらなんでもＨＤＤレコーダーが買えてしまいます。
