Jigブラウザーに懸想文って久しぶり?

普段のWebは歩きながらでも操作できる、「JigBrowser WEB」を使い、画面が狭くて満足できない時には、ボーダフォンコネクトを使いX50Vで接続。
勿論、テーブルがあればPCを開いてとなるのですが。
実は、思いのほか快適であると感じるのは 携帯電話の「Jig Browser WEB」です。
背景や抜け落ちてくる物は少なくありませんし、フレームを使っているようなページで、左端の広告だけで、二度のロードを必要とし ようやく本文にというようなことも少なく無いのですが、何よりも便利に使えるのは「はてな」のアンテナを詳細モードにして ブックマーク登録すること。
前回の更新時の変更点が、一覧になって 文字数が多くても出てきます。
私を含め長文を書く人の日記を見るときには重宝しています。
それと、意外に速いこと。
もちろん、「Jig Browser WEB」だけではなく 「Jig Browser」も意外に速いのです。
当たり前だと思うかもしれませんが、PDAを使っている人ならわかるはず。
携帯電話は、QVGAという液晶を利用しており 多くのPDAと解像度が実は変わりません。ただ、画面が小さいだけで画面解像度は Windows Mobileの多くの機種と同じです。
それなのに、CPUは私のX50Vの624Mを始め 遅くても400M相当のPDAに対して 私の使っていたW11Hは確か100M程。
実は、京ポンと同じだったと思います。
勿論、回線速度は大きく違いますが 京ポンW11Kの動作速度はかなりちがいます。
それこそ、京ポンのテキストモード対W11kフルブラウザぐらい。(大袈裟か・・・)
モリーPDAの64Mどころか 自由に使えるのは1M程度の携帯電話 導考えても快適になるはずは無いのです。
ですが、思いのほか快適なのがJigブラウザーです。
なぜかというと、処理するデータ量が少ないのが恐らくその理由ではないかと思うのですが・・・・
例えば、WilcomAir EDGEも有料のオプションでパケット高速化サービスが提供されます。
これは、HPを構成する要素は、HTMLという書式で書かれた文章に従って、パーツを読み込み配置すると言うことで出来上がっています。
ですから、その中の例えば画像を フルカラーのJpegから256色のJpegに変換することによって 1/4とかいう風に転送するデータ量を減らし 見かけ上のHPの表示を速くする技術です。
もちろん、表示された結果はフルカラーの写真が256色にまで減色されてしまいますので ちゃんとしたPCのモニターで見れば大きな差が有ります。
ですが、屋外にてPDAで見たりする分にはあまり区別は付かないでしょう。
他にも、動く画像 animation GifやFlashを最初の画像だけの表示にしたり 読み込まなくすれば当然データ量は軽減できます。
そうすれば、ユーザーは画面のクオリティが下がったとしても 高速にWEBが見れて尚且つ 通信会社は少しでもデータ量を減らすことが出来て 定額が通信の基本に成りつつあるPHSなどでは施設負担も少なく出来ます。
みんな嬉しくて丸く収まるわけなのですが、内部的構造は解らないのですが 恐らくJigブラウザーもそういったことを行っているのだと思います。もっと、極端に。
携帯電話のブラウザーのサイズは非常に小さく出来ています。100Kオーバー程度。
それに対して、例に出して悪いのですがPPC用のNetFrontでは4Mぐらい 勿論 ワークに使えるメモリーの量も同様の比率ぐらい違うのでしょう。
それにしては多機能です。
では、その足りない分をどこで補っているのかと言うと 恐らくWEB上にあるJig Browser専用サーバー。
このサーバーは、読みに行ったHPの まずパーツを個別に分け、それをレイアウトして並べ替え ちゃんとしたサイズで並ぶように 画像を小さくしたり 減色したり 動くオブジェクトを取り除いたりして 最終的なレイアウトで データとして送ってくるのでは無いのでしょうか?
そうであれば、画像とテキスト専用のビューワーがJigブラウザーの正体ということになります。
もちろん、画面モードの変更や、サイズ変更等は携帯電話で設定された瞬間にJigサーバーにデータとして送られて と言うよりもJigサーバーに フル画面用、テキスト専用、とかいう風にいくつか有って それに接続しなおしているのだと思います。
そして、ブックマークも一つ前の画面も メモリーに入らない分に関しては 全てJig Browserサーバーに 個人データとして記録されているのでしょう。
そうすれば、例え7Mピクセルのデジカメの画像 約2.5MがHPに張ってあったとしても 320x240の30k程度までデータ量が減るわけですから 1.2%まで圧縮されるわけです。その上画面に合わせたレイアウトに送られてきた瞬間から成っていますので 携帯電話側での処理速度を意識する必要がありません。
携帯電話であれほどの閲覧製を誇るのだから PDAでも・・・・と考えても不思議は有りません。
特に、QVGAPPCの場合 恐らくJig Browser サーバーの設定を一切変える必要は無いはずです。
プログラム的にも、Jig Browser サーバーとの認証プログラムと Jigが動くJAVAクライアントのソフトに対する手直しぐらいで済むはずです。PPC用のJAVAのクライアントは存在するのですから。
携帯電話であれほど速いのであれば、恐らくPDAでは驚くほどのそくどで動くでしょう。
尚且つ、 ボーダフォンコネクトや、WILCOMのNET25という利用制限付きのパケット通信で通信をしている人には パケット量の低減も大きなメリットになるでしょう。
もちろん、完全なフルブラウザとして 「NET Front」は、今でも キラーアプリの一つです。
しかし、いつでも完全な物を見たいわけではないのです。携帯電話での「Jig Browser WEB」でも あまり不自由しないように、普段の閲覧用に使う 軽くてサイズの小さくて 多少画面が乱れても速いブラウザーが欲しいと思うことが無いですか?
100K少々ならメインメモリーに常駐させても良いぐらいのサイズです。
少なくともQVGAに対応したサーバーははなからもっているわけですから、認証とビューワーの問題だけを何とかしてくれませんかね? これから、スマートフォンも出て来そうに成っていますし・・・
Jigさん、作ってくれたらいくらでもテストしますし、発売されたら買いますので何とかなりませんか??
誕生日祝いに一つ、お願いできませんか?