夢の無い話ですが

今回のPHS スマートフォンなのですが、W−SIMスロットを設けています。
以前、モバイルソリューションフェアにてWILCOMの担当者とお話を幾分させていただいたときに 「W−SIMとの接続は専用のICを介して行っています」というお話でした。
この辺は、もっともなお話で 電話としてのセキュリティを高めながら 色々な外部装置を接続できる余地を残す為にも カード側でないところにブラックボックスを設ける必要性があったということなのでしょう。
そうでなければ、電源ライン以外には シリアル接続でもあれば良い訳で それ以外にあるとすればWakeUpLanのようにカード側から本体電源を入れる機能ぐらいでしょうか?
それに、もし、汎用の接続環境を利用するのであれば、SD I/O若しくはCFスロットの利用がコスト的にも有利だからです。
もちろん、囲い込みの意味もあるのでしょうが。
W−SIMには、多くの企業を集めたコンソーシアムのようなものがありません。
例えば800Kのメモリーを持っているので(まさか800Kビットってことはないとね)同様にただのメモリーカードのW−SIMも存在できるはずなのですが 今のところそういった声は聞こえてきません。
あくまでも電話を接続する為のポートという意味なのでしょう。
もちろん、例えばBTのアダプターが存在したとしても 電話と排他使用な訳ですからアクセスポイントには成りえないわけです。
今のところ、永劫とは言いませんがW−SIMの規格に適合したインターフェースカードは出ることは無いでしょう。
しかし、今回の端末が社会現象を引き起こすぐらいの売上を上げれば・・・・
まあ、取らぬ狸ですね・・・・