もったいないお化けが出るぞ!!

ボーダフォンコネクトは、ボーダフォンの3G回線を使ったデータ通信です。
384kの回線速度(下り)が利用できる、今のところPHSよりも速い通信カードとなります。
これに慣れている私にとって、PHSには戻りたくないと思っていたのですが・・・・
W−SIMの使える唯一のPDA、W−ZERO3と我が家のX50V。
キーボードの問題はともかく同じVGA液晶(メーカーまでは判りませんが) CPUのクロックは少し速く、OSは一つ古い。
軽量なIEが使いやすいことに対して、機能的にNetFront少し重くてもを使いたくなってしまう状況。
しかし、全てを比較しても圧倒的な通信速度の(実行値で300Kぐらい)差で私のX50Vが速いに違いないと自ら暗示に掛けていたわけなのですが・・・・
 
昨日、Bluethoothの設定を操作して、念のためにNokia 702NK(2ではありません)をモデムとして登録していました。
その時に気がついたのですが、モデムとの接続速度 115200バイト
これを1024で割るとK(キロ)表示に・・・・
115200÷1024=112.5
112.5Kの速度がシリアルの最大速度です。
それに対して、W−SIMはパケットでは 128kプランが最速。
実行値は恐らく96k程度と想像されますが 96kは出てもおかしくないと言うこと。
 
Bluethoothは近距離通信とはいえ無線ですからノイズと無縁ではありません。
実行値最大が112.5k、肩に下げている鞄から手に持っているPDAまでの距離ですから殆どロスは出ないはずです。いやきっとそうに違いない。思い込みでノイズは消えるはずだ!!
結果的には、殆ど変わらないと言うことが判明しました。
もちろん、これはPDAを接続すると言う限定条件下での話で、PCを接続すると約2倍の速度差は顕著に現れるわけです。
しかし、PDA用の接続ではここには大きな差が無いのです。
 
X50VがX51Vになっても(できたらid:sonimapさん見てくれませんか?)恐らくハードは殆ど変わっていないので速度差は殆ど無いのでしょう。
逆に言うと、もうPDA(これは調べてはいないのでなんともいえませんが I/Oの性能上という事だと思うのですが)的には通信速度はピークまで来ていると言うことなのですね。
PXAというIntelのチップの制限かもしれません。Sumsungとかはそれを超えているかもしれませんが(HPの3xxxシリーズはそうでしたよね)例えW−SIMが8xをサポートしていても宝の持ち腐れになる可能性が高かったわけです。
AuのCFの通信カードをつけてもそうなのでしょう。(CFの場合シリアルを独自で持っている場合にはその限りではないとは思いますが)
 
通信代だけではなくこんなところにももったいないお化けが潜んでいたとは・・・