PCとコンピューター

先日、とある方の自宅でPCが二台も立ち上がっているという話を聞いて 我が家のように常時数台立ち上がっている環境が良いか悪いかはともかく 複数台のPCが上がっている環境というのも少なくなくなってきました。
PCの電気をつけっぱなしにするのがおかしいといわれる方もいますが、これがコンピューターとなると実はそうでもないかと・・・・
 
我が家の通信環境は、Bフレッツファミリー100で それにメルコのルーターを使ってVPN環境を実現しています。
VPNはPPTPという接続方式を採用しており、WindowsPCやWindowsMobilesのPDA等を利用して、セキュアなネットワーク接続が可能になっています。
少し前では考えられないことで、Windowsを利用してこれと同様の環境を提供するためには Windows Serverが必要となりそれに対する知識が必要となります。
Windowsをインターネット上に直接接続している時点で、Windows PCのセキュリティが問題になり 脆弱性の修正やファイアーウオールの設定に頭を悩ますことになり その上、VPNの接続の設定荷]それなりのスキルが必要です。
ところが、このルーターはサーバー機能まで持っています。
PPTPでの接続と、仮想Windowsサーバーのように動作します。
故に、PCの電源が入っていなくても自宅のネットワークに外からLogonできる環境が提供されるわけです。
つまり、PCの機能の一部をルーターが代行しているわけです。
当然、このルーターにはCPUが入っていて内蔵されたプログラムにしたがってその機能を提供するわけです。もちろん、こんな機能を持っていなかったしても、ルーターには何らかの形でCPUが内蔵されています。
HDDもそう、LAN接続のHDDにもCPUが搭載されており これなどはPDAにも利用されているPXA260シリーズや270シリーズのCPUが搭載されていることが多いようです。
これには、パスワードの認証や機種によっては暗号化機能まで持っています。
設定は、ブラウザーからアクセスするWEB画面で設定するようになっています。
 
そう考えてみれば、最近のLAN機能のついたプリンタにも WEB設定画面が。
これも、CPUのなせる業。特にFAX機能のついたものなどは電源を切ることはありません。
こうしてみると、ルーター、プリンター、LAN HDD等普段電源を切らない機器にはCPUがあり 常時動作している形になっています。
HDDレコーダーやデジタルチューナーにもついています。
勿論TVにも。
 
常時PCを立ち上げている我が家は、その機能の一部 たとえばLAN HDDやHDDレコーダーの機能をPCが代行しています。
2台のPCが最大2番組までを録画し、そのHDDを総てのPCおよびPDAでシェアしてます。
そう思えば
常時3台立ち上がっていて、家族に1台ノートPCが立ち上がる環境もそんなに不自然な環境ではないかと思ったりするのですが・・・・
駄目ですか??