GV−MVP/GX2ビデオキャプチャーカード

PCでのビデオ録画はあまり評判が良くないようで、動作中にPCがハングアップしたりとう事例が多いようです。
我が家では比較的安定しているのですが・・・・・
まあ、私の文章が悪いのでアクセスが少ないというのが本当の理由でしょうが・・・
今回、アイオーデータの GV−MVP/GX2というキャプチャーカードを選んだ理由ですが ハードウエアーキャプチャーカードの中ではMPEG4でのハードウエアーキャプチャーが出来るというのが大きな特徴です。
実は、Div−XというMpeg4系のエンコードや XVidというようなエンコードであれば既に数社から発売されています。このカードの特徴はやはり純正の(何が純正かというような話はおいといて)Mpeg4でのエンコードが出来るということでしょう。
Mpeg4の特徴はなんといってもその画質が・・・・これは、私の環境とかハードウエアーの関係かもしれませんが 決していいとは思えない画質です。
ブロックノイズが多く、画面の遅延も出る画質です。
DIV−XはDVDをCDに書けるというDVD−Rが普及する前より流行したエンコードです。VGAに近い解像度で1MといえばDVDとはお世辞にもいえませんが VHS+程度の画質はあります。
最大1MのMpeg4しか作ることの出来ないこのキャプチャーカードでは512K程度のDIV−X画質が精一杯かもしれません。
しかし、このカードに関して言うならば Mpeg2との同時録画機能があるというのが最大の特徴でしょう。
 
私にしかこの用途の恩恵を大きく預かる人はいないかもしれません。しかし、大きなメリットがあります。
Mpeg2 4Mでの録画を通常では指定し、付加する録画としてMpeg4での録画をデフォルトで指定しています。
Mpeg4の録画レベルは 768kbpsVBR(可変ビットレート)の設定。
1Mでの録画が出来るのに 何故768Kかというと 768Kの機器があるからです。
そう、PSPなのです。
SONYのいうPSPの高画質モードこそがMpeg4なのです(微妙に違いますが GX2ではそのモードの画像を作成することが出来ます。)
いつも面倒くさがりの私は、キーワード録画を行っています。たとえば「水10」というキーワードを登録しておけば 毎週水曜日の10時からの録画をしてくれるわけです。
そうして録画されたファイルは二つ、Mpeg2 4Mのファイルと Mpeg4 768Kの二つのファイルが。
そのままではどうにもなりませんが、メモリースティックを用意して
ルートに 「MR_ROOT」というディレクトリーを作成します。
そのフォルダー内に、「101MNV01」というディレクトリーを作成します。
今出来た、Mpeg4ファイルを「m4v0001.mp4」という名前にリネームし、作られたフォルダーにコピーします。
あとは、その メモリースティックDUOをPSPに入れるだけ。
PSPの動画再生メニューに 名前が出てくればOKです。
同じようにSDカード(miniSD)にコピーし(この場合は、ディレクトリーも選びませんし ファイル名もなんという名前でも大丈夫です)そのまま TCPMPで再生します。
まったくそのまま再生できます。
勿論、お気に入りであればMpeg2の画像をDVDに移して残しておきます。
勿論、DVDのサイズと動画の長さを トランスコード機能(Mpeg2のビットレートをハードウエアーで変換する機能)を使って高速で変換しながらの再生も可能です。
 
それ以外にも、外出先に有線もしくは無線のLANがあればVPN接続でネットワークハードディスク上にある ビットレートにして700kぐらいのファイルであれば十分ストリーミングに耐える画質です。
外出先からの閲覧もOKです。
まあ、よっぽどへんな使い方をしない限りここまでの環境が整っている人などはいないでしょう。しかし、環境さえ整えば・・・・・なんて おかしいですよね。