ちょうど書いてる途中で他のサイトに上がってて 悔しかったのですが

W−Zero3にBTが付いていないのは残念という話で、私はBT付きのW−SIMの登場もあるのではと書いている最中でした。
すこし、文章を曲げたので繋がりがおかしくなっているかもしれません。
 
W−Zero3にBTが搭載されていないこと。
これは、全ての機能を統合したものを出すより・・・・とか
コストの関係で省かれた、Sharpは通信機能を付けたがらないから・・いまだにザウルスにはWifiも無いじゃないか・・ とか 日本ではBTなんて流行らない所詮
なんていうのが一般的な意見です。
ただ、私にはその先があるような気がして・・・
 
W−SIMの最も大きな特徴は、W−SIM自身が電話機なのです。
極端な話、電源さえ与えてやれば十分に電話機として機能します。
ボタンが無いとか、通話部が無いとか、ディスプレイが無いとかありますが、ディスプレイに関しては付いてないものも有ります。
電話帳スラ内蔵したW−SIMは完全に電話機なのです。
このへんは、日本の電波法の関係で 通信機器はそれ単体で完結しなければいけないという制限が生み出した機器です。
恐らく、音の大きさはともかくどれかの端子の二つにイヤホン端子を当てれば音が聞こえてくるはずです。
何度も言うようですが、受送話のマイクとスピーカー 電話の為のボタンがあれば電話機として完結するはずなのです。
 
集積度の問題はありますが、W−SIMにBTが搭載されれば・・・・
まず、BTのヘッドセットがあればマイクとスピーカーは提供されます。もちろん、W−SIMに電源が供給されているという状態で。
ヘッドセットの中には多機能なものもあります。私の持っているものは機能の最も少ないものですが 通話ボタンを押せばNOKIAの機能付きの物であれば音声で電話帳を選択することが出来ます。繋いで「RGB」と叫べば自分に電話がかかるわけです。
高機能のものは、電話帳を呼び出すボタンが付いていたり、かかってきた電話の相手を表示する機能が付いていたりします。
 
電話機が今の形をしているのは全ての機能を一体化したからで その形は妥協の産物です。
現在の、i−pod シャッフルのようなBTヘッドセットには液晶画面とヘッドフォンが付き、それこそくるくる回すと電話が掛けれたりするのかもしれません。
電話機本体は、W−SIMに同サイズの電池でおそらくベルトのバックルの少し大きな程度。持ち歩きに不自由するサイズではありません。
もちろん、W−ZERO3に差してもOKで、電源供給さえされていればモデムとして、ヘッドセットを繋いだ電話として利用できるのです。
電話として使ったときも、モデムとして使ったときも W−zero3は眠っている状況で使えるわけです。両方起こすことになれば消費電力が大きいのであまり賢い選択にはなりません。
 
電話が現在のような折りたたみ式になった歴史は たった10数年程度。日本ではNECのMOVAへの導入が始めだったと記憶します。
それまでの携帯電話は(日本では)ストレートが当たり前で、それしかなかったのです。
現在のスタイルもストレートか折りたたみ程度の差しかなく 他に腕時計の形をしたものが出ても 色物的な扱いで次世代の出ないマーケットに溶け込むほどにはなっていません。
次世代の電話が、必ずしも形のみを見直したVodafoneやAUのデザインプロジェクトのようなストレートと折りたたみで分類できる形である必要は無いのです。
 
W−SIMという考え方、そのものはあまり囲い込みの枠の中に入れられるようで好きにはなれません。しかし、電話機の新しい形に最も近いところにいる様な気がして気になります。