Axim X50/51vをSDブートで起動OSを切り替える!!

http://tk109.matrix.jp/blog/archives/001796.htmlで紹介されている、SDメモリーカードでX50VをWM2003よWM5を切り替えて使える夢のような環境・・・・
恐らく、明日にはあちこちでも紹介されたりするのでしょう。
TK−BLOGでも紹介されているように、「充分にレンガになる可能性の高い、非常に危険な行為と思いますので、自己責任で…」というところ。
 
もともとSDメモリーフラッシュメモリーの形態の一つで現在では最も多いメモリーカードの規格となっています。
最大容量は4Gで、この制限はFAT16による制限も含んでおり・・・・・なんてSDメモリーカードの説明をしたいわけではありません。
フラッシュメモリーの特徴として最大のものでもっとも忘れられがちなのが その最大の書き込み制限回数です。
デジカメ等で使っているユーザーは経験されたことがある人もいますが、メモリーが壊れてしまうということです。
これがFDやMOのような磁気メディアであると、駆動部があることからもあり納得づくの結果として理解できるようですが、半導体モリーには無いと思っているということ。
紙のノートのようなイメージで意識して、書き込み回数に制限があったとしても 同じ箇所を何度も書くことは少ないから大丈夫。運悪く同じこところに書く可能性なんて天文学的な確立で・・・・なんていう人もいます。
でも、実際はノートではなく百科事典のようなもの。
目次を見て、掲載されているページを探してから見に行くという事が繰り返されています。
中でも目次の一ページ目などは、必ず通過するページ。そこが最大書き込み回数の制限に達するかどうかがポイントです。
 
X50V側のROMといえば同じような仕組みのメモリこれも書き換え回数に制限のあるメモリです。
SDカードの不良は、書き換えに失敗するだけのことですが、もしそれがBIOSの書き換え中に発生したりすることもあるでしょうし、その原因がソケットの接触不良かもしれません。
BIOSのアップデートの多くは内臓フラッシュメモリーにプログラムを転送した後そのチェックを行い内部で転送する仕組みになっています。
それだけリスクのある行為です。
また、書き換えに失敗しやすいのは、書き換えに消費される電力が比較的大きく電源の不安定が書き換えの失敗になる可能性がある為に、必ずACアダプターの装着を指定します。たとえバッテリーが100%であったとしても。
 
ROMの書き換えの失敗は、その機械が二度と動かない置物と化してしまうこと。
もちろん、メーカーに送って再生の道は在るかもしれませんが、少なくとも日本語版は最初のアップデートリリースが出るまではそんなところを書き換えた上での障害にメーカーが対応してくれるかどうかは未知数です。
それだけリスクの高い行為を何度も行うわけです。
「充分にレンガになる可能性の高い、非常に危険な行為と思いますので、自己責任で…」
という言葉の意味をよく理解して実行される事を期待します。