W-ZERO3 UtilityPlusが公開に!!

kzouさんのところで知りましたが先日よりβテストの繰り返されていた W-ZERO3 UtilityPlusが公開されたようです。
mobachikiさん,TKさんを含め多くの人が情報公開されていますので、そちらを見ていただけましたら詳細は詳しくわかると思います(無責任な・・・)
申し訳ありませんが、ここに来ていただいても何も得ることが無いので トラックバックは割愛させていただきます。
 
さて、日本人と言うのは欧州人に比べて・・・・というような比較話は良く出てきます。
少し前なら、タイプライターを使っていた欧州人に対して何でも手で書いてきた日本人はキーボードより・・・という言い方をしました。
例えば、ザウルスなんかは(旧モデル)日本人にあわせたと言う意味で手書き入力の認識力のよさを売りにしています。
勿論、PDAのレベルとしてはですが。
勿論、アルファベットの手書き入力もあるのですが、Palmのグラフィティは有名ですが 逆にそれ以外で頭の中に思いつく入力はそんなにありません。
それが証拠に グラフィティ経由で日本語入力を行うソフトはぱlmには有りますが、PPCの場合にはもっぱら液晶上に表示される小さなキーボードを頼りに入力されることが少なくありません。
もっとも、当時のユーザー数の違いと 以外に豊富にあった日本語機種のお陰かもしれません。
 
Sigmarion3で盛り上がってこの世界(どの世界?)に入ってきたわけなのですが、これはキーボードつき端末です。
液晶を見るためにはキーボードを開かないと駄目なのでキーボードありきの端末です。
ところが、この時期世界中を探してもハンドヘルドPCと呼ばれるキーボード付き端末は 業務用の専用機を除きこの一機種までに絞られていたのです。
つまりなかったのです。
ところが、miniキーボードつきの端末は細々と増えています。
Treoの成功、TungustenCやブラッドベリBlackBerryなど ページャー感覚の端末としてminiキーボードつきの端末が登場しています。
 
これが日本市場となると、一年に2〜3機種のみの発売という出荷量の低下を反映してかそういった機種の日本への登用は見送られ続けました。
BenQ P50があんなにもドラマチックになったのは、恐らくキーボードつきの端末を求めて瞑想するマニア心をくすぐったからではないかと・・・・勿論これは日本語化するといった一般ユーザーのスキルではおぼつかない操作が必要だったので別扱いとしてですが。
勿論ザウルスというキーボードつき端末はあるのですがPDA用としては 主軸から外れるLinuxというOSを搭載していたことが マニア心をくすぐりながらも別格扱いされたいわれでしょう。
 
今回の、W_Zero3のヒットもそういった背景を反映してかこれほどの注目を集める筐体となりました。事実上の使いよさ等は今後のレポートが物語ると思います。
いま、レポートが上がっている多くは、既にそういったものに精通したユーザーが多いわけですから。
ただ、今回の件でこのアプリケーションの登場は、それもこのタイミングでの(こんなに早くという事です)登場はそのキーボードつきの端末を求めていたユーザーが少なくなかった事を物語っているかと思います。
 
最初に戻ると、欧州人に対してということで言えばキーボードが好きでないはずに日本人が最もキーボードに対するこだわりを見せているのが最近の傾向。
確かに面白いデバイスは海外では良く出てくるのですが やはり大手量販店で販売されているのは ロジクールマイクロソフト及びメーカー不肖の安価なタイプが殆どです。
ヨドバシカメラなどに行くと、キーボード、マウスだけで販売店一件分ぐらいの場所が取られていますし それを購入される方々がいらっしゃいます。
本来PCを購入したときに付属していないことはないパーツですし、耐久性から考えてもお茶でもこぼさない限りPCの寿命と早々変わるような物ではないはずなのですが・・・
ですが、レジで並んでいても誰かしらかもって並んでいます。
秋葉原には入力デバイスの専門店もあるぐらいです。
国民性という言葉で括るのはあまり好きでは有りませんが、どう考えてもそういうものが好きな層が依然としてそんざいするのでしょう。
 
今回のヒットには色々な要因が含まれていますが、そういう意味ではキーボードの占める割貝が決して少なくないのでは?と思わせられることもあります・・・・

追記:
会社のHPを見ていて、先日のOFFで夫婦ともども名刺を頂いた方だと気が付きました。
ご苦労様でした。