携帯があれば・・・

Smartphoneに代表される高機能型携帯の登場した記念すべき年なのですが、意外と「携帯があれば・・」と否定的な人も少なくありません。
どこが良いといわれると、自由にカスタマイズできるOSだったり、大きな画面だったり、入力しやすいキーボードだったり。
最初のカスタマイズですが、以外にしない人も多いことはいつか書いたとおり。
Palmだってそのまま使っている人が多いことに驚いたと言うぐらいですから、ブームに乗って購入した人などは当然そうでしょう。
これがヒットの直接の原因になるかといえば一般的にはそうでないかもしれません。
大きな画面は確かに大きな利点ですがそれは常にサイズとトレードオフ多少の努力の(土録としては大変な物です がここではサイズの話)後があっても3.7インチの液晶は3.7インチのサイズがあるという当たり前な理由で本体サイズが大きくなります。
キーボードに関しても、現在の携帯電話の延長線上で考えている人にとっては 携帯のキーでも入力できること、そして何より携帯電話で長文を打たなければいけない事自身が理解の範疇外といったところでしょうか。
実際、マイクロソフトのIMEを馬鹿にするわけではありませんが 短い文章を少ないキー入力で作る為には推測変換という機能は非常に優れており、毎日のかえるメールぐらいであれば最初の一文字の入力で随時連続で変換して行き 選択確定するだけで文章になったりします。その差のから短い文章であれば携帯電話に部があるかもしれません。
勿論、PCのように長い文章を常用する物にも無いわけではありませんが どちらかと言うとうっとしいと言う感覚が先に来て実用的だとは私は思いません。
 
と言う風に言ってしまうと、smartphoneというものの存在自身が揺らいでしまうのですが、何度も主張しますがPDAと同じ使い方ではPDAのようになってしまいますし、携帯電話と同じ使い方であれば携帯電話の延長戦に敵う筈はないのです。Smartphoneとしての使い道を見つけられなければ消えてゆく可能性も少なくありません。
WEBが見れる、音楽が聴ける、動画が見れる、メールが受信できる、WordやExcel、PDFが開ける、本が読める。これら全てはレベルの差を気にしなければ既に携帯電話でかなっている機能なのですから。ああ、電話するという機能を忘れていましたね。
画面を大きく閲覧性を上げるということで筐体を大きくしたり小さくしたりする程度であれば延長線上といわれてもしょうがありません。
 
PDAだとして、私の持っているPDAである X50Vはボタンがカーソルを一つとして場合10個のボタンがあります。いや10個しかボタンが無いのです。
ちなみに私の携帯電話は24個 ボタンだけならPDAより携帯電話の方が多いのです。
画面がタッチパネルかどうかというのであれば タッチパネルの物も存在します。
タッチパネルには最低限のサイズが・・・といったところで画面の大きさとのトレードオフ画面サイズと同じ事になってしまいます。
私が持っているスマートフォンで X-PROと言うものがありますが2.2インチのタッチパネルでグラフィティ入力していると変人扱いですから そういうことなのでしょう。

Smartphoneとして考えた場合、電話の使いにくさに付いて述べられている方がいらっしゃいましたが全くそのとおりで、携帯電話の機能も有するPDAでは勝ち目は無いのです。
ビジネスに使える等の部分も本当にそうであれば強く打ち出す必要があります。今までのアプリケーションが移植されても、ようやくPDAとしての機能が今までの物に追いついただけで 利用用途として追い越したわけではないのです。
キーボードを有効に使う手立てが出来ても、それを何に使うかが大事なのです。
 
「じゃあ、お前は何に使う?」
といわれても、私はそれが楽しいからいいんです、勿論他にも同好の方はいらっしゃいますとお返事するだけなのですが・・・・
いつでもどこでも仕事が出来るは判るのですが、現在ではそのようとは緊急時の穴埋め的な用途だと思います。
いや、それで仕事をといわれる方は 既にノートパソコンを持ち歩いていますから。
つまり、喫茶店に座ってよいしょと仕事をするなら既に1Kを割っているのーとパソコンがあるのです。贅沢を言えば400g強のOQOだってあります。
立ったまま、電車に押されながら使うのにどうかといえば それもそんなに長い時下鳴るわけではありません。座って仕事をすることの出来る環境なら・・・・となってしまうからです。
ただ、そうで無い用途がきっとあるはずなのです。いや、あってもらわないと困るのです なくなってしまいますから。
 
結論が有るわけではありません、逆に見つかれば大声で叫んで廻ります。
なんとか、なると信じてはいるのですが・・