SumsungのCPU

PDA用のCPUとなるとやっぱりIntelのPXA それ以外となるとなかなか・・・
日本では(といっても日本で売っているPDA自身数えるほど・・・)HPのお陰でSumsungの名前が出てきます。
他にはTIなどがあるのですが・・・・
アーキテクチャーの拡張方式が大きく違うし方向性が全く違うので電話用のアプリケーションプロセッサーを除くとなると、本当に少ないことに気が付きます。
最も、PC用のCPUといったところで、Intel、AMDずっと市場を変えて C3といわれるCPUやEfficeonなんて程度しか思い浮かびません。
 
ただ、シェアーの厚さが違います。全部Intelで僅かにある程度という状況。
そのSumsungですが、最近リリースが途絶えて久しい。
リリースだけを繰って行くと、2004年まで遡らないと出てこない。
SC32442といわれるCPUがHPの1950シリーズに採用されていますが実は発売はその頃。
SC3C2444と呼ばれるチップは、500Mを超えるパフォーマンスだと開発リリースがされてサンプル出荷の話も聞かない。
今日時点でSumsungセミコンダクターのHPを見てもその部分に関しては資料が出てきません。(リンク先が設定されていない)
 
SC32442ですが、CPU自身が二層構造になりパッケージには Processor+64Mmobile SD−RAM+256M NAND FLASHというチップもあり PXAと同様多くのコントローラーを内包するPDAの作成に関してはALL in ONEの構造になっています。
400Mのクロックも、現在の主力PDAを見れば実はクロック的にはその辺りが良いのであろうという結論に落ち着いたかのように横並びとなっています。
wirelessMMX等の実装が無いために、動かないプログラムがあったり 無線の実装の上で幾分の手間があるかもしれませんが必要の無いと思われる部分を排除したパッケージはシンプルで恐らくコストも安いと思われます。
 
普及機が出るほど市場規模が大きくなかった と言えばそうなのかもしれませんが 現在、PDA機能をもった電話が各社から発売になっています。
この波に乗って、安価なモデルのラインナップが増えて一般市場に浸透するために 積極的に商品展開して欲しいなと思ったりして・・・
リリースしたまま忘れているCPUとか、新しく設計しているSmartPhone用の前宣伝として出してきて欲しいな・・・・
というよりも、今回Vodafoneに初めてSumsungのモデルが出てきたのはこの後計画しているモデルのために日本市場でのサービス網を展開するための足がかりとして先に現在あるモデルを持ち込んだと言うようなシナリオで有ったらいいのに。
以外に、宣伝やvodafoneの新モデルの中でSumsungモデルだけが話題になってたような気がしませんか?? 怪しいかも?!