通話できない携帯の増加に悩んでいる方に捧ぐ

通話できない携帯電話は、確実に増加します。
実は我が家にも一台・・・・・。救いは年に何回かは活用されるということで、海外では使いやすいので独壇場のようにがんばってくれます。
しかし、日本国内ではアンテナの伸びたPDAです。
「電話ですか?」という問いに詰まってしまうこともしきり・・・。めげずに「海外では」と返事すると90%ぐらいの確立で変な人扱いです。
それでも、多くのPDAが舞台をスマートフォンにシフトしている手前、欲しい機器の多くがそちらに向かっています。
そして、通話できない電話が・・・・
延々と増えてゆきます。
GSMの頃は、電波自身が来ていなかったこともありどうにもならないはずでした。しかし、W−CDMAは携帯鎖国と言われていた日本に小さな穴を開けて、いま微妙に広がりつつある状態です。
それでも、実際にW−CDMAを搭載されたPDAはなかなか出ないようです。
そして、出ても多くの制限があります。
携帯電話会社の囲い込み処置で 「SIMロック」といわれる他社SIMを入れても使えない細工がしてある事が少なくないことです。
環境はなかなか難しい事は変わっていません。それでも、無いよりかは・・・ずいぶん好転したように思えます。
 
じゃあ、海外のW−CDMA PDAを持ち込んだ際にはどうするか。
最も簡単に国内で使う方法は、「ボーダフォン」のSIMカードをさすこと。
DOCOMOは一部に変わった規格を利用していて使えないことがあります。(使えることもあるようです)
注意)これは事実上出来るということで、実際にやっていい行為かはご自分で約款を確認して行ってください。
常時使われるのならそれでも良いのですが、そうではなく実験だけしてOkだったら納得というような使い方でも、契約と短期の解約で数万円の費用がかかります。
過去には、海外専用の「グローバルコールプラン」と言われる月額600円の契約(勿論通話料別)がありました。私も2回線持っているのですが、試すときだけ3000円ちょっとの支払いをすれば良いので助かります。
しかし、今はこの契約は出来ません。
やはり、これも大きな障害になります。まあ、携帯電話を持っていない人はいないので回線を増やすことには大きな抵抗があることでしょう。
ただ、そのSIMさえあれば日本国内でも通話は可能になります。勿論通信も。
 
でも、そうできない人が少なくありません。
最も大変なのは、日本語を理解させるのに多くの手間がかかること。
そして、それにはある一定のスキルを必要とすること。
まあ、これは本人の努力で何とかなる問題でしょう。
しかし、本人の努力ではなんともならない問題があります。
それは端末の入手です。もちろん、善良な輸入業者さんがありますので通じて入手するのが良いのですが、じっさいには少なからず不安は残ります。
家で飾っておくなら何の問題もありませんがPDAは持ち歩いて使う機器です。初期不良ならともかく、使っているうちにいろいろな障害が発生します。
また、輸入の障害となっているのが 各携帯電話ベンダーの囲い込み政策というのか、携帯電話の回線契約とセットで安価に販売する手法を取るために 他の携帯電話ベンダーのSIMカードを入れて通話できないような仕様にすること。いわゆる「SIMロック」といわれる手法をとっていることが多いこと。
たとえ、日本のボーダフォンのSIMカードを入れても通話できない状態になります。
もちろん、PDあとしての用途にしか使わないということならそれはそれでも良いのですが・・・・・
しかし、そのリスクを負って購入される方々は少ないながらも十分な覚悟を持って購入なさっておられますので良いのですが、一般の方にお勧めできるものではありません。
 
昨日「NOKIA E61」を紹介したのは実は「ドイツテレコム」という会社の日本法人のページだったのですが、これは日本のNTTのようなものです。それもDOCOMOと分社する前の・・・
現在、ドイツテレコムも例えば日本ではボーダフォンと提携して 日本国内に持ち込んでもボーダフォン回線経由で使えるわけです。ローミングという手法で利用できます。
ここからの購入は、その中のいくつかの障害を取り除きます。
例えば、E61の購入をシュミレーションしてみると
本体価格      83685円
契約         7350円
サポートサービス   3150円

細かく説明すると、本体は携帯電話本体です。これが高価なのはロイヤリティが付かないのでしょうがないところです。日本の携帯電話も契約なしで購入すると効果になるのと同じです。
そして、二つ目の契約です。
この契約は「mit6+(ミット 6プラス)」という契約なのですが、6か月分の基本料金が含まれています。
もちろん、ドイツとの契約になりますので 日本から日本に電話しても ドイツ経由で通話するのと同じことになりますので 一通話350円程度のコストとなります。
しかし、通話できない携帯電話と使わないけど通話できる携帯はやはり大きく違うはずです。
また、SMSだけの利用であれば一通数十円ですので利用できます。
そして最ふぉのサポートサービスですが、3150円で1年間の保障が付いていると考えてください。
初期不良などのメーカーが原因となる修理に関しては当然本国に送ることになったとしても無償で日本窓口が対応してくれます。
そして、こちらの問題であれ修理が必要になったときも日本の窓口で対応してくれる一般的に日本の危機を購入したのと同様のサービスを受けることが出来るのです。
勿論、申し込みも日本語のフリーダイヤルで可能です。
日本語が使えないという問題もありますが、これは努力でクリアーできることです。恐らくE61に関しては日本語化プログラムが出るだろうと予想しているのですがどうでしょう。
 
内容に関しては説明どおりに読んだつもりなのですが、休みなので確認したわけではありません。しかし、問い合わせてみるのも日本語で可能なのでよいと思ったのですが どうでしょうね?
http://www.telekom.co.jp/angebot/service/gsm/information/index.htm