巴里妖都変 後編なのですが。
正直、かなり疲れました。
是非、原作を一緒に読むことをお勧めします。
この作品、ストーリーは単純に 隠された事実が一つづつ暴かれるまでの緊張感が徐々に解けてゆく。話の最後には全てが最初から最後まで見通していたかのような主人公の洞察力と振り回されたキャラクターたちの疲れ。
最後に残された爽快感が楽しい物語です。
今回の漫画は、なぜかかなり理解度の高いと思われる漫画家さんがかかれたものとは思えないような点がいくつもあります。
恐らく紙面の都合ではないかと思います。
３巻に分かれると思った今回のストーリの進行はこの話の前巻では遅すぎるほどの進行。勿論間を重視した私が呼んだのとは違う解釈と思っていたのですが、途中から予定が変更になったのか 後編では怒涛のストーリー進行。
気がついたら終わっていたということなら良いのですが、あちこち省いて進む進む。
途中酷いところでは、最後の決着の部分の大事なアイテムをしっかり半ばでばらしてしまう。
恐らく、最後の部分で説明を始めるとアクションしながらの説明になり紙面が苦しいとの配慮なのでしょうが、あんまりです・・・・・
是非、原作をあわせてお読みになることをお勧めします。
勿論、この漫画も十分に楽しめると思います。
