OQOでVPN

先日来、OQOでVPNを接続するためにあれこれと苦労をしておりました。
原因は単純なことで、日本語版OSと英語版OSの違いが原因のようです。
セキュリティに関する項目をシステムファイルの中に書き込もうとするわけなのですが、その名称のフォルダーに無いものがあるようです。
つまり、受信したセキュリティ情報を書き込むフォルダーが無いと言うようなエラーが出ます。
これは見かけから判断したことで、他の原因である可能性も低くありません。
カードで認証するタイプのVPN接続をあきらめて残る選択肢は、ルーターのポートを空けて認証用のPCを出すか それともそういった機能のついた自宅についているようなルーターに代えるかです。
勿論、会社のネットワークですから 勝手に穴を開けたり機器を追加したりはできません。
しかし、セキュリティサーバーには専用の接続ソフトで 特定のポートを開放するアプリケーションが装備されています。
今回はそのアプリケーションを利用しての接続です。
(アプリケーション名等はセキュリティの関係でここでは書けませんのであしからず 個人的に知りたい人は直接連絡ください)
サーバーよりローカルで接続してセキュリティキーの入ったアプリケーションをダウンロードしてインストールします。
接続キーとパスワードを設定します。
サーバー側で、フォワードするIPアドレスと ポート番号を指定します。
接続すると、「Localhost」が接続先のようにみえるようになるというアプリケーションです。
故に、リモートディスクトップでは 1台のPCのみが接続対象になります。
同じポート番号割り当てることがアプリケーションの特性上出来ないからです。
それでも、リモートディスクトップのリモートディスクトップというようなことも出来るので当面不自由はしません。それよりも心配なのはOQOのCPUがTransmetaであることで MMXこそされているもののSSE等がサポートされていない。
複雑な計算を要するアプリケーションである暗号化ルーチンが考慮されていなければ動かないことも・・・・
接続自身は数日前に完了しました、ポートの接続も確認されています。
ですが、リモートデスクトップのアプリケーションにIPを入れても 間違えたIPとして認識されて接続されていません。
念のために作ったWEBのポートの接続はうまく行きますからVPNアプリケーションのせいではないような、しかし、同じLAN内に持ってくると簡単に繋がることからリモートデスクトップのせいでないことも確か。
行き詰っていました。
回線のトラブルのついでに、サポートに確認したところ解決策をいただきました。
○TSCのアプリケーションを任意のフォルダーにコピーする(dllも含む)
○TSCアプリケーションのプロパティを開く
○互換性タブで、Windows98互換を選択する
○確定して終了する
そして、プログラムメニューではなく 現在設定を変えたリモートデスクトップを起動するとちゃんと動作しました。
どうも、接続のセキュリティに使っているSSH通信のパケットをWindowsXPでは危険なパケットとして認識するようでセキュリティ上の脅威として透過しないようです。
これは あくまでも特定のアプリケーションとの組み合わせにて発生する問題なのでしょう しかしソフトエアーでVPN接続しているアプリケーションなどではよく発生しそうな問題なので メモしとこうと思って書いているだけなのです。
これによって、会社のPCのデスクトップ(よく考えたら私のPCは家でも会社でも24時間電源を切らないのですね・・・・)を外部から参照できるようになりました。
 
でも、本当によい時代になりましたよね・・・
と、同時に怖い時代にもなりました。
私の持ち歩くPCのHDDには音楽や動画ぐらいしか入っていません。
もし落としたときのことを考えるとデータなど入れておくのが怖いからです。
(でも、それだと音楽は入れておかなくてもよいという話も・・・・)
でも、他の人のPCをみると結構データが入っています。
私は大きなデータを扱う仕事で無いのでそれで良いのですが、そういうデータを扱う人は大変ですよね・・・