NOKIA E61クレイドル到着

正確にはSync台というものかもしれません。
クレイドル本体には、miniUSBのコネクターが付いており、USB−miniUSBケーブルが付属しています。
本体は重量は測っていませんが、かなり重いほうの部類に入るものだと思われます。
おかげさまで安定感は非常によく、E61を指した状態でも不安感などはありません。
USBのケーブルをクレイドルに取り付けた時点で青いLEDが点灯しますので 通電状態であることが確認できます。
私の思い違いだったのか、E61のユニバーサルコネクターからの給電で充電しているようで、細い丸型の端子からの給電ではないようです。
本体をクレイドルに差し込むと、充電の表示が出て充電が始まります。
バッテリーのインジケーターが、流れるように点滅するので確認できます。
そして、USBSyncの状況選択画面が出てきます。
なにもしなければそのまま、PC−SUITEを選択すればカレンダーなどの同期もできました。
ケーブルがUSBだけで非常に便利なのですが・・・・・
 
この先は確認が取れていないので、後日に実際のところは検証できればしたいとは思うのですが
まず、USBからの充電です。
USBはご存知の通り5V500mAという定格もっています。
NOKIAの携帯電話への充電は、6Vを超える電圧で可能になります。
当然電圧を上げれば電流量は減少します。
特に、電圧差の発生する状況(つまり電池が無くなるぎりぎりぐらいまで減ると)では 差分が大きくなりすぎ電流量を要求されるあまり電圧が低下し充電がなされないと言う問題が、昇圧型USB充電ケーブルには良くあります。
実は香港で購入した昇圧ケーブルもそういったタイプで、この間東京に出かけたときに充電がされなくて困ってしまいました。
もう一点は、実は完全には充電がなされないと言う点。
この部分に関してははっきりこうだと言うところはないのですが、大体98%〜99%充電で止まってしまうようです。
これは、充電が最終段階になると急激に抵抗値が跳ね上がるからか、それとも保護回路のせいなのかに関しては私にはわかりません。
原因はともかく、USB充電器で充電された電池は利用時間がすこし短くなることがあります。
勿論、それでも まったく充電できないに比べると100倍ましなので 判っていてもどうであり便利に使わせていただいてます。
ただ、それ以外にも悲劇的なパターンがあり 高い電圧と多くの電流量を要求されるがあまり 給電側つまりPC等のUSB端子から過度に電気を貰おうとするアダプターもあります。
昇圧形のアダプターは、PDAに繋いでそれからPCに挿すと充電できるけど 先にPCに差しておいてそれからPDAに繋ぐと急激に立ち上がる電流量が大きすぎてポートに過度な電流がながれて破損する場合もあります。
使用上の説明を守っての利用となるわけです。
一応、保護回路の入ったPCも少なくなく、Let’s ノートなどでは比較的敏感に作られているようで 昇圧型のアダプターなどでは挿した瞬間に 給電を休止した旨の警告が画面に出ることになります。(勿論、電気は流れなくなります)
 
では、そういった危険な可能性のあるケーブルやアダプターがなぜ登場するのかなのですが 一つは電源供給をPCからではなく100Vから変換するアダプターから直接給電されるパターン。例えばモバイルクルーザーと呼ばれるACアダプターは5V1000mAの電流量が給電されるので 倍の量の電気を流してくれます。
また、モバイル用の外付けバッテリーなども大体1A程度の給電能力を持っているので これ用のアダプターとしては1Aまで許容してもOKとなります。
故に、こういった機器の付属品を使ってPCに繋ぐと危険性がないかというとあることもあるわけです。
 
もう一つのパターンは、何も考えていないパターン。
よく販売されている携帯電話用のUSBケーブルなどがそうですが、携帯電話側で過度な給電を制限しているので問題はないのですが多くの場合は何の回路も入っていないただのケーブルです。
つまり給電規制の回路などは元々存在しないのです。
これが相手が考慮してくれるようなパターンなら良いのですが もともとUSBからの充電自身を認めていない機器がUSBからの給電を想定した規制などを用意しているはずもないのです。
これがたとえ5Vであったとしても、そういった機器は沢山あります。
そういった場合、日本製の機器であれば ごちゃごちゃと小さな字にはなりますが危険性に関する注意書きがありますが海外から直接買う場合にはそういったものもありません。
 
今回のNOKIA E61用クレイドルはどうでしょう?
総てのパターンでチェックしたわけなのですが、僅かですが電流量を多めに消費しているようです。
公差というには少し多い値ですが、これぐらいで壊れるやわなPCは恐らくないでしょう(保証はしませんよ勿論)。
ただ、給電能力の少ない 例えばOQOなどには恐ろしくて挿せませんが そうでなければまあ、大丈夫でしょう。
もし心配なら、ACアダプターのつけれるUSBハブなどを間に入れればもしものときも壊れるのはHUBだけですんで大丈夫でしょう。
 
なんか、いつも気になっているから書いてしまいますが、こういったものは気軽に楽しむべきものなんですよね。
判っていても、ばらしてみたくなったり テスターをあてたくなったりとごにょごにょとしてしまうのが一番悪い癖なんですが・・・

追記:メモリ一つまで使ったE61を充電することが出来ました。優秀〜〜