日本語版NOKIA E61をお供に

今日は日本語版NOKIA E61のみをお供に連れだしました。
設定の移行はプログラムという部分を除けば簡単です。
SIMカードを、中文・英語版から抜いて日本語版に入れます。
Mail for ExchangeのアプリケーションをNOKIAビジネスサイトからダウンロードしインストールします。
私は、Mail2WEBの有料サービスを利用しているので そのサイトの指示通りに設定を書きます。
具体的には、インストールを終了し初回に立ち上げると設定画面が出てきますので、そのマスを埋めるだけです。
 
「接続」というタグの中の Exchangeサーバーの項目に Mail2WebのExchangeサーバーのアドレスを入力します。
具体的なアドレスは、Mail2WEBではWEBページのコントロールパネルのExchange Serviceの項目に書いてあります。
アクセスポイントはこの場合、Vodafoneのアクセスポイント(SIMが古いので自動設定がこうなります)を指定。
移動中に同期するは、とりあえず海外に行かない人ならばどっちでもよいかと思われます。
 
「資格情報」のタグの中では
ユーザー名、これはMail2WEBのメールアドレスとなります
〜〜〜〜〜〜@めいる2うえぶ.こむ(Spamが行っても何なので日本語表記にしてます)を入力します。
パスワードは自分で設定したものです。私には人のものは知る由もありません。
そして ドメインなのですが これもMail2WEBではWEBページのコントロールパネルのExchange Serviceの項目に書いてあります。
 
とりあえずこれだけで設定は終了します。
同期する項目等はデフォルトではすべてとなっていますので、カレンダー、連絡先、メールの同期が行われます。
このまま右端の戻るボタンを連打して、待ち受け画面に戻れば設定は終了しています。
デフォルトではピーク時の同期は常にオンライン つまり常時接続し続ける設定で(ピークタイムは平日の8:00〜17:00)、オフピーク(それ以外の時間)は15分おきに同期となっています。(これはもしかしたら私の中文・英語版の設定が引き継がれたものかもしれません)
電波状況の良い所にいる限りは一日程度のバッテリーが持ちますが、一日200k程度のパケットの消費(メールの受信と予定表の変更などで異なります)と毎日の充電を必要としますので 好みで接続時間を設定してください。
15分、30分、1時間、4時間と設定できます。
PCに置いたOutlookとの同期ができる環境は便利なのと、データ通信契約の場合 自動的に受信を告知してくれる Push Mailの仕組みは非常に便利なのでお勧めします。
もちろん、WM5の新しい部類のPDAでも同様に可能です。
ただし、特にWM5のPDAにおいて同期のタイミングによっては、バッテリーが一日持たない場合もありますので仕事等で五里余の場合は十分確認のうえお使いください。もちろん804NKや705NKでも可能ですが E61程のバッテリー容量がないので同様の問題が出ますのでご注意ください。
 
基本的にはデータの移行はこれだけで済んでしまいました。
メールの受信設定も、予定表の移行も、アドレス帳の移行も終了しました。
あとは少々あるメモ帳のデータをコピーするにとどまりました。
メモ帳のデータは、NOKIA PC SuiteからBluetoothで接続した電話機のメモリーにファイルコピーという形で移行します。
フォルダーはDocument等最初から作られているのでふさわしいと思われる名称のフォルダーにコピーすれば、各アプリケーションのデフォルトで参照するフォルダーとなりますので PCのMyDocumentと同様の感覚で使えると思います。
確認だけなら、アプリケーションキーで出てくるメニューの「オフィス」の中にある「ファイル」がファイルマネージャーとなりますので確認できます。
ファイルの種類によって実行されるアプリケーションは決まっていますので、E61で実行できるアプリケーションの場合はこれをデータより実行するラウンチャーとして使うこともできます。
 
とりあえずでインストールしたアプリは3つ。
ひとつは前述のもの、もう一つはAcrobat Reader LEです。
これはPCでもおなじみのPDF形式の文章を閲覧するためのビューワーです。
日本のNOKIAのE61のサイトからダウンロードできます。
もう一つはOpera Miniでこれはブラウザーです。
前日の記述どおり、RSSの使いやすさなどから E61を携帯電話という立場で考えた場合にそれらしい使い方のできるブラウザーです。
もちろん、データの圧縮効果もありますので 通常閲覧はこちらを使われることをお勧めします。
もちろん、NOKIA WEB ブラウザー+ぐるっぽという組み合わせでも同世の効果が得られますのでこのあたりは好みの問題でしょうか??
この状態で今日は持ち歩いています。
もちろん近々お返しするものなので、あまり極端な環境を作るのも何なのですが この操作実はPCを一切使わずに行っています。
 
NOKIA WEB ブラウザーにはダウンロードの機能があり(ただし、本体メモリーにダウンロードされるので 60Mのメモリーを圧迫しないように気をつけましょう)、そのあと該当するファイルであればそのままインストールを実行するかそのままにするかを確認してきますので その状態からのインストールになります。
現在はインストールしていませんが、ZIPの解凍ツールもありますので ダウンロード後本体で解凍してインストールすることもできます。
このあたりの仕組みは、どちらかというと携帯電話でアプリケーションをダウンロードし実行する仕組みに近いもので おそらくサイトまでたどり着けるのであれば 難しくはないでしょう。
ただ、いかんせんアプリケーションが少ない上に日本語のサイトでない場合が多く そのあたりが最も重要な課題となることは間違いないでしょう。
逆に、英語圏までゆくと結構多くのアプリケーションが存在し、現状のsoftbankから販売されているNOKIAのモデルでは セキュリティの制限でインストールができないものもありますが、この端末はあくまでも自己責任という立場ですがインストールが可能です。
NOKIA Symbian S603rdといわれるOSに対応したアプリケーションの多くは(中には専用のアクセスポイントを利用するアプリケーションなどがあり動かないです)遊ぶことができます。
当たり前なのですが、お金がかかることが(フリーウエアーが少ない)欠点かもしれません(笑)
 
とりあえず、この状態での運用です。
ブックマークは、「はてな」のアンテナを利用していますので アンテナのRSSを使ってOPERAで閲覧するのは 屋外でのWEB巡回の強い味方になっているのですが 皆さんはどうでしょう?
すぐに日本語入力ができる強みと、やはり無理のないキーは位置の中文・英語版。
どちらが私に向いているのでしょうね??

追記:
突っ込まれる前に書いておきましょう。
アプリケーションに関しては、アプリケーションボタンで起動するアイコンの中から「ツール」を選択した中にある「カタログ」というアイコンでダウンロードできます。
もちろん、私も知っています。
しかし、わざわざ書かなかったのは これは無いほうがましなサービスだと思っているからです。
確かにアプリケーションがいくつか出てきて、オンラインで購入することもできるでしょう。
ただし、アイコンから想像し説明を見ても英語表記。
価格に関しても分かりにくいユーロー表記というのでは実際問題 なかなか購入できないかと思います。
そして、せっかく日本仕様にしたときにつけられた右端の「P]のキーに割り当てられたアプリケーションボタンより幾種類かのダウンロードが可能になっていますが 現在接続されるのは本国NOKIAのサイトで、ほとんど何も入っていません。
 
購入後新たなアナウンスをおそらく受けることが少ない、日本国内では広告の少ない会社です。
サービスを先行して始めない限りユーザーは二度とそこへは行かないと思います。
ゆえに、思い切って 「たどりつければ」という表記にとどめたものです。
他にもアプリケーションマネージャーからもアプリケーションのダウンロードのメニューなどがあります。
おそらく、本国もしくはユーザーの多い国では日本の携帯電話のサイト並に充実しているとは思われるのですが・・・・
残念に思えるっ分の一つです。