あまり話題になりませんが

EM・Oneはかなり高スペックなPDAです。
CPUはともかく、メモリーの容量がかなり違います。
メインRAM 128M
フラッシュメモリー 512M
フラッシュメモリーは、ナビゲーション機能の付いたモデルでは地図を搭載するための容量として在りましたが そうういった機種で無い場合珍しいのではと思うのですが・・・
RAMもROMもシステムで使っている部分があるのですがそれでも
RAM 100M以上、フラッシュメモリー400M以上残っているのはjかなり良い状態ではないかと思います。
基本的にRAMが多いと言うことは、同時に常駐できるアプリケーションが増えアプリケーションの安定感を増します。
フラッシュメモリーも400Mもあれば、おおよそのアプリケーションは本体に入れる事ができて、メモリーカードを外部記憶として使うことができるかなり理想的な使い方ができると思います。
 
では何故そんなことが判っていて、あまり無かったのでしょうか?
現在のPDAの多くの構成を見てもらえば判るとおり、現行の殆どのモデルがRAMやフラッシュメモリーをCPUにオンチップで内蔵しているタイプなのです。
以前、h4700やAximの時期にはハイエンドなPDAは 海外でメモリーアップグレードなどがあったと思います。
しかし、最近の機種は全て対応外になっています。
オンチップの CPUと二階建てになったIC内のメモリーは追加できない(事実上は追加できますが それを追加できる基盤スペースがありません。 基板上にはもともとメモリーチップの乗っている場所が無いのですから)仕組みになっています。
もちろんPXAのIntel(現在は違う)だけでなくSumsungのCPUを搭載したモデルも同様です。
 
想像の世界を超えませんが、オンチップに搭載したRAMと外部のフラッシュメモリーという構造が当たり前になったのだとすれば 今後メモリー量の多いPDAやスマートフォンが出てきてもおかしくない状況になったのではと・・・・
一律、計ったように64MRAM、128M フラッシュメモリーが崩れてくれば それこそ今回のようにワンセグ搭載や もっと面白い機能を併合したものが十分に出てくる余地がある辺りからも それは楽しみに・・・・

今回のE−Mobileでは 非常に限られた地区以外の方は恩恵にあずかれない状況です。
しかし、僅か数年後に迫った全国展開に向けて 他の携帯電話回線ベンダーもきっとおとなしく見てはいません。
この一石も将来のための一石です。
環境もハードも一石となるべきデバイスだと思っているのですが・・・・と言われても他の地区の人には恨まれているんだろうな・・・・