1次会開始 とりあえず道すがら・・・

といっても食事どころにいきなり行くわけではなく、今回実は関西OFFなのですが関西率が下手をすると50%という非常に情けないOFFになりそうな・・・・という反面 海外や国内でも遠くからご参加くださった方もいらっしゃるので すこし、大阪の電気街等を通りながらの食事と。
実際には人も多く、ゆっくり行程を説明することも出来ませんでしたのでここで改めて。
先ず、集合場所の「なんば」です。
ここは南海電鉄という 私鉄の始発駅であり、大阪の繁華街を北・南と比喩して言う場合の南の中でも最も大きな繁華街の一つとなる地区です。
南海電鉄は、和歌山方面に向かって走る私鉄で、東京で言うところの「伊豆」等が近いのでしょうか?
海があり温泉のある車で行きにくい(山越えがあるので)観光地です。
中でも「高野山」等は 林間学校などで関西圏の学校は必ずといって昔は設定された方面に走る鉄道です。
その始点であり、堺などの港からの通勤の要になる鉄道で その始発点の繁華街なのでにぎわったところです。
現在、当然東海道沿線側に多くの施設が移動した為に大阪に済まない人には馴染みが少ない地区です。
下町の雰囲気も残す地区なので雰囲気は味わってもらえるのではと思っています。
集合場所はその始発駅である 南海電鉄 難波駅の駅ビルである百貨店を正面に見るなんば「マルイ」でした。
他の地区から来た人々には、電車を降りて「マルイ」に向かって・・・でよかったようですが、実はこの「マルイ」出来たばかりで逆に関西住まいの人には馴染みがないところ「南街会館」という旧名称の方が良かったようです。
 
スタートは「なんば」
そこから商店街に入って歩いてゆきます。
思った以上にここの人手が多かったので列が伸びてしまいました。
まっすぐ歩くと 大阪でもうなぎで有名な「いずもや」三男過度を右に曲がると「NGK」があります。
NGKは最近では比較的全国区になった「よしもと」の劇場です。
よくテレビでやっている「よしもと新喜劇」の舞台となる劇場です。
この周りには「わなか」を初めとするたこ焼やが数件並ぶ地区となります。
その前を通り過ぎると 再びアーケードの中に入ります。
このアーケードが「道具屋筋」と呼ばれる地区で、プロ用の厨房道具を販売する店店です。
両サイドには主には食器が並び、それ以外にも「のれん」や「のぼり」、「メニュー」等色々な物が販売されています。
最近ではよくテレビに出てくる「食品サンプル」などもここでは昔から手に入れることが出来ましたし それ専門の店もあります。
あちこちの観光ガイドブック等にも掲載されたようで 最近では食品サンプルのキーホルダー等が店頭でも販売されています。
勿論、現在でもプロ用のコンロや屋台等まで並んでいるので見ていただけたらそれはそれで面白かったのではと・・・・(先に説明しろよ)
 
道具屋筋を抜けるとなんばから日本橋に抜ける道となります。
少し歩いて頂いたところで、通天閣方面である南に曲がると 現在の日本橋のメインストリートとなるのでしょう。おたくな店舗の多い通りになります。
秋葉原と違うのがそういったものに混じって 屋台のようなものが沢山出ていること。
メイドさんが喫茶店のチラシを配っている横にたこ焼の屋台のあるような 結構違和感のある口径が見られると思います。大阪に住んでいる私には 当たり前の風景なのですが・・・・
それ以外にも違法DVDを販売する屋台とか(それほど高級なものではなくただのテーブルですが)ものきを連ねます。
誰ですか メイドさんの写真を撮っているの(笑)
そこの通りを抜けると少し東側の通りに移動します。
この通りが電気街としての日本橋となります。
残念ながら秋葉原同様に電気店は 大手量販にかなりのウエイトが移ってきているようであまり繁盛している状態ではなく シャッターだけの場所も目立ちます。
それでも専門店等が一部残る通りを抜けます。
それでも、店頭にワゴンで積んである特売品等は大阪の店舗の特長でしょう。
折りたたみキーボード等に人が集まって・・・・
 
日本橋電気屋街を抜けてゆく最中にもちらちら見え隠れするのですが 通天閣が徐々に近づいてきます。
日本橋を抜ける頃に大阪参加の方が1人合流。
そして日本橋電気街を完全に抜けると「通天閣 商店街」のアーケードが。
大阪の「通天閣」はサイズはともかく「東京タワー」等とは大きく性格の異なる建物です。
現在の物は最初に建ったものとは形が違います。
最初に建ったものは私も当然知りませんが、小型の凱旋門をつくりその上にエッフェル塔を建てたという外観の物だったそうです。
現在の物は既に確か東京タワーが建ってからの建築物なのでそういった影響を受けたのでしょうかいっぱんてきな三角形の鉄骨の組み合わされた緩やかな曲線で繋がれる構造になっています。
ただ、先端が尖っていません。
もともと大阪は大阪府を囲む山があり「生駒山」といい ここに鉄塔を建てると大阪府下の多くの場所でテレビの視聴が可能になります。
故に他の地区のように平野の中心地に背の高いテレビ塔を立てる必要がありません。
故に、この塔は象徴であり観光の為の塔と言う性格になります。
故に大阪の人の愛着が強いのではないかと私は思うのですが・・・
ともあれ、それも昔 多くの施設が東海道沿線側に移るにつれ 徐々に衰退を始め元々あまり正しくない産業が栄えていた地区でもあるので かなり治安が悪化し 悪化した治安は他県にもとどろく状況だったようで 参加された方の中にも知人に「あそこに近づいては駄目だ」と言うようなことを言われてこられた人もいるようです。
現在は周辺地区の施設等も一新され、勿論繁華街ですからそれなりの危うさはあるものの十分安全な地区となっています。
その通天閣の下で、「山根さん」「たいちゃんさん」が合流しお店に向かいます。
 
もつ鍋屋さんは実は私ではなく、id:Tsengokuさんが予約してくれた店です。
じゃりんこチエ(じゃりんこは小さい子供という意味 どちらかと言うと良い子と言うより悪い訳の判っていない年の子供という意味で使われます)の世界がこのあたりとなります。
冗談で「もつ鍋は売るけどサービスは売らないよ」と予告されていた通り、開店5分前に店に着いて つい「良いですか?」とのれんを跨いで聞いたら 「まっとって!!(待っていてねの命令形 強い拒否の意味も含む)」と無表情に強い口調で言い放たれました。
何度も開店準備の為に我々が待っている店の前を出入りするのですが、お店の人は目線すら合わせない 言葉すら掛けてもらえない状況に少々不安感を覚える物の 1分ほど開店時間を過ぎたところでようやく店の中に入れてもらえました。
 
畳の座敷に長テーブル(3つに分かれていますが)で全員が並ぶことが出来ました。
とりあえず、なかなか全員が揃わないのですが、ここはあまり待ってもなんなので 人が増えるたびに乾杯するということで 3度も乾杯してしまいました。
地区的に言うと、真ん中のテーブルに山根さんが座った為にこのテーブルが異状にまで濃い地区となりました。
もつ鍋はぐつぐつ言っている中でも、携帯談義に花が咲きます。
もつ鍋に、生レバーや心臓肉の刺身 にんにく揚げなど調味料か料理か分からない飾らない料理ばかりだったのですが楽しんでもらえましたでしょうか?
場所によっては鍋の中身も3度ほど(って私のいるところか)入れ替え食べれないぐらい食べました。
みなさんは満足できるほどに食べれましたか?
一人当たり3000円程度と言うリーズナブルな価格であったことは非常に良いことでした。
二時間があっという間に過ぎ 肝心な自己紹介も集合写真も・・・・という結果で終わってしまいました。