なるほど、いきなり抜いちゃ駄目なんだ

NOKIA E61では、裏のケースをはずさない限りminiSDカードを取り外すことが出来ません。
故に、余り頻度が無くて気にしてなかったのですが・・・
 
電源ボタンを押すと、モード切替の画面が出るのは大よその人のご存知なところ。
最初は「電源オフ!」で
「キーバード設定」や「通常モード」と続いて「マナーモード」が最もよく使う切り替えかもしれません。
いわゆる、音のなる大きさなどが変更できるようになっているのですが・・・・
このメニューは全部の項目が表示されているように見えるのですが、画面の下に実はもう何項目かスクロールすると表示される項目があります。
その一番下側に「メモリーカード取り外し」という項目があり、これを選択することによってメモリーカードがアンマウント(取り外し可能な状況)されます。
試しにやってもらうとわかるのですが、これを一度実行するとメモリーカードへのアクセスが一切出来なくなります。
その後、メモリーカードの抜き差しを行うとまた当然アクセスできるようになるのですが・・・・
 
NOKIAにとってのminiSDカードはハードディスクのような働きをするので、動作中に抜くというのは非常に危険な行為です。
もちろん、それに対する安全策はとられているのですが、ひょんなことで駄目になる場合があります。
そして、以外に気がつかないのがメールで、メインメモリーの使用量を少なくする為に保存先をメモリーカードに指定するようにすると良いというのは、私も昔に書きましたし そうされている方も多いと思います。
マルチタスクOSゆえに、メーラーが立ち上がったままでバックグランドにいった状況でメモリーカードを抜く!! ということが安全なことかどうかは判ってもらえるかと思います。
 
実際に行うと、自動的にリカバリーされるのはやはり賢いところなのですが まれに帰ってこないこともあります。
その際には、読み書きできないファイルがメモリーカードに残ることがあります。
いわゆるゴミというやつですね。
メールのデータで添付ファイルが付いていたりすると・・・・なんてことです。
もちろん、他のアプリケーションにおいても 同様にメモリーカードにおいてあったり、テンポラリーをメモリーカードにもつものであれば同様の状況が発生します。
故に、電源スイッチを押してのアンマウントです。
 
恐らく、N71やN73でも同様のことは発生するはずなので 気をつけていただいたほうが・・・・
多くの携帯端末では意識する必要がなくなっていますが、一応意識してみたほうが酔うことも少なくないので・・・