PC用ワンセグチューナーの決定版となるのか?

先日、アイオーデータから新しいワンセグチューナーの発表が行われました。
発売は6月はじめというところですが・・・・
http://www.iodata.jp/prod/multimedia/tv/2007/gv-sc200/index.htm
感度は、どことかの方がよいとか 小型では〜というように決定打となるものがありません。
もちろん、PCで見るにはQVGA相当の画質が役に立たないとか、携帯電話やPDAで見るほうが早いというのも確かです。
しかし、マイクロPCが出てくるとこういったのもやってみたいというのも事実。
かくして、発売一機種目を手に入れあまり使わず データ放送などの機能もすべて備えるアイオーデータの商品を購入したのは約半年前。
いろいろと試してみているわけです。
 
PC用ワンセグチューナーの最大の問題点は、PCが発生させる大量のノイズ。
Ghzのスピードで動作するPCに400Mぐらいにあがってきたバスの信号、複数の電圧を使い分けるために置かれた降圧回路に制御系に複数使われるインバーターと目には見えないまでもコンピューターの周りにはまるでオーラの層のように電磁波の層ができています。
もし、手が電磁波を感じるなら手が近づいた瞬間に感じることができるでしょう。
その電磁波が飛び交う中にコンパクトなアンテナを使って受信するわけなのですから条件はよいはずがない。
たびたびの再送でデータを補完してようとも、アナログのテレビチューナーが外部にアンテナを用意する必要があったように受信が難しいというのが状況です。
 
現在は内蔵されているPCは少なくありませんが、今回のVAIO Tにてようやく専用の設計がされて 液晶の上にアンテナが立ったもののそれ以外は本体のヒンジの部分から生えている程度の 液晶画面より低いアンテナ程度。
ひどいものになると完全にあきらめて外部アンテナ端子と外部アンテナを付属して テレビを見るときにはアンテナを1mぐらいはなすと良好な映像が得られますと注意書きが入る始末。
思った以上に使えないと思われているのがワンセグチューナーで、各社乱発したこともありあっという間に価格は下落。
一流メーカーのものでも、7000円程度とお手ごろになっています。
ある意味、カーテレビ用のチューナーなどは2万円程度するわけですからずいぶんお買い得な感はあります。
ただ、携帯電話の多くについていれば もういいや・・・・と思わせられるのも事実で なにより同程度の感度でたいしたメリット(画面が広いぐらい?)もなければ廃れてゆくのは当たり前なのかもしれません。
 
今回、アイオーデータの商品に興味を持った点は一点。
今までも大なり小なりか入っていたとは思いますが、ワンセグチューナー内にブースター回路を内蔵したことです。
どれぐらいのゲインかは計り知ることはできませんが、おおよそ2割程度は増幅するのではないかと電源の状況から考えているわけです。
であれば、今でようやく携帯電話並みとなったワンセグチューナーですが それ以上の地区で安定して使えるのではないかと思うわけです。
もちろん、SegClipはデータ放送を始めほとんどすべての機能をサポートするモデルであることも選択の基準ではあります(って持ってるけどね 今の型を)
ほかにも家で使うのに、F型接線をつなぐ(いわゆる壁についているテレビ端子に刺さるコネクター)端子や、ブースターを入れても受信できない場所のための外部アンテナなどが付属しているようです。
 
先日、どこでもMagicTVでロケフリのレポートを書いていて読むようになった、アイオーデータのBlogにてモニター募集を行っていたので
http://blog.iodata.jp/news/2007/05/post_8413.html
応募して当選の連絡がありました。
(安かったけどレポート書かないとだめなの・・・)
さて、どれぐらい変わっているか 携帯電話のEM・ONE(これは携帯電話以下だけど)のワンセグチューナーを越えれるのか? 楽しみです。