人のところのコメントを荒らしてもなんなので・・・・

DOCOMOの携帯電話の開発が遅いのは生産台数が多いために部品調達が難しいから」という部分なのですが・・
まあ、冗談半分で突っ込んで荒らしてしまって申し訳ありません。
多少疑問があるのは、本当にこの発言が正しいのかというところなのです。
 
DOCOMOの携帯電話が一機種あたりの生産台数で考えたところ、そんなに多い機種はわずかです。
結果的に多くなっているのは、電話機のライフサイクルが長いことと機種が少なかったことにあります。
現状は、他社に対抗するために機種のラインナップを増やしたのでそういった懸念はあまりないかと思います。
そして、Aquos携帯(Softbank)のように一機種というかラインナップで爆発的な台数を販売する機種もありますので、一機種に縛られているということであれば 部品調達と一概に一致しないことは確かなのです。
ゆえに、論理に無理があるなということを言いたかったわけなのですが・・・
 
ここで誤解されたくないのは、私個人としてはDOCOMOのやり方も正しいと思っています。
その解説をした方の表現に問題があるのではないかと思っているだけです。
なぜなら、現在販売されているDOCOMOの機種は、最新の機能に古い機種が対応していないというものはありますが、例えばiアプリなどの親和性が非常によいということ。
少なくとも同時期に発売された 下一桁が共通する型番の機種間ではほとんどのアプリが共有できます。
そして、装備する機能もほとんど共通です。
これは、個性がないという表現もできるでしょうが 逆に言えば安心感を与えます。
つまり、当たりはないものの外れもないという販売方法です。もちろん、例外的機種もございます。
 
では、逆に考えればSoftBankはどうでしょう?
液晶のサイズから、装備するデバイスまでばらばらです。
国内線用となるものから海外でまで使えるものまでいっしょくたです。
例に出すのは嫌なのですが、NOKIAの携帯などにおいても店頭ではメモリーのコピーなどができますが、そのためのメモリー編集ソフトなどは実際には販売されていません。
多くの携帯電話編集ソフトでサポートされないまま置き去りになっています。
まあ、外部的な対応はともかくNOKIAでは ほとんどすべてといってよいぐらいのY!アプリケーションが動作しません。
こうなると、Y!アプリケーションができると思って買ったユーザーは失望することになります。
これは極端な例ですが私の持っている「全部いり」と呼ばれたフラッグシップ機にて尚動かないアプリもあるわけです。
つまり、機種選別を間違えると 当たりもあるし外れもあるという状態なのです。
もちろん、その中にはX01HTなども含まれるのでしょう。
携帯電話としてみるならば、MMSと呼ばれる携帯電話間のメールさえサポートされていなかったのですから(現在は送受信用のソフトが提供されています)
 
どちらがよいかというと、面白さではSoftBankではないかと思いますが 実際携帯電話に興味のない人であれば 機種選択の段にわからないファクターの少ないDOCOMOを選ぶこともあるでしょう。
そして、DOCOMOの互換性の高さはプラットフォームを共有化していることにあり、現在のFOMAの多くはルネサスと共同開発したベースバンド・アプリケーションチップを用意していることがあります。
顧客向けのサービスを、すべての人に平等に与えるために、プラットフォームごと開発しているDOCOMOと 例えばNOKIAのように海外で販売している端末を日本語化し制限をかけた状態で販売するのとは開発期間に違いがあるのはやむ終えないところでしょう。
プラットフォームとしてのiモードは、現在では採用している国はほとんどないのですが海外に輸出するほどだったのですから。
 
つまり数の理論ではなく、設計段階の差だと思うのですが その当たりの表現がもう少し何とかと思ったしだいです。
重ね重ね、コメントしつこくてすいません。