無くて7癖

先日、カーナビの新調でハンドルに小型のリモコンをつけることになりました。
ハンドルの内側にマジックテープで巻きつける小型の端末にはボタンが二つだけ付いています。
音声発生スイッチと、現在地(キャンセル)ボタンのみ。
音声認識などは使わないのではずしても良いのですが、つけて試してみたいのが世の常。
今のところ付いているわけです。
Mioのも海外ではオプションでそういうコントローラーがあるので、もしかしたら一般的なものかもしれません。
ただ、気になる点が一点。
 
車のハンドルは基本的に左右の手で持つようにするのが基本です。
そして、左右の手は常に対象となる反対側に握るようにします。
分かりにくいのですが、右手がハンドルの中心から垂直になった線に対して45度の所を持つのであれば 反対側の手はマイナス45度のところを持つようにします。
これが90度にならないのは持ち替える余地が残らないからです。
そのまま、手は握ったままハンドルを左右に切り持ち替えが発生しても両手の角度が変わらないようにします。
その中でもやってはいけないといわれるのが、逆握りという持ち方で内側から外側に向けてハンドルを握るやり方です。
フォークリフトなどの小型の特殊車両などではハンドルを何回転も回すときにそういった持ち方をするのですが、一般的に道路を走る車ではやってはいけないこととなっています。
で、ステアリングホイールの中に手を入れたときに邪魔になるのが先ほどのコントローラーです。
 
やってはいけないと分かっていてもいつの間にか無意識に手が入っています。
今となっては、そこに手を入れたところでおおよそどうということはないのですが、昔の車で私が乗っていたような車は、ステアリングアシストが付いていません。いわゆるパワステというやつです。
前のタイヤとハンドルがそのままギアを介してつながっています。
ハンドルを切ったときにも助けてはくれません。サポートが付いていませんから。
その代わり、地面の変化については克明にハンドルに伝えてくれます。
うまくすれば、前のタイヤが小石を跳ねた感触までも。
逆に言うと、もし地面に穴ぼこでもあいていれば 両腕にその感触が帰ってきます。
それも暴力的な力で。
油断していると指の骨を折ったり、腕を折ったりということが発生するわけです。
ゆえに、ステアリングホイール内に指も腕も入れては駄目だと・・・・
まあ、これは車の殆どがFFになったために駆動輪と操舵輪が一緒になってハンドルが重くなったから当然アシストが全部に付いたという事情もあるので、いまでは付いてない車はまれで事実上どうでも良いことになりつつまりますが、緊急時に抜けなくなる可能性がありますのでやはり良くないことでしょう。
何度も怪我をしながら覚えたことですが、パワステつきの車に意識せずに乗り続けていると悪い習慣が戻ってくるようです。
 
EM・ONEを使い続けてくるとこれも悪い習慣が。
ご存知のことと思いますが、キーの配置が少し違います。
何よりも困るのは右側の端のほう「P」と「L」が縦並びで、既にキーボードを見ない私はどちらかに知らない間によってしまうのです。
「+」の文字が文書の中に突然発生したりと・・・・
もちろん、皆さん同様 LCDを指で突いてみたり・・・・
 
昨日どこかの情報ページで、PCを使う用途は業務用アプリケーション以外では殆どがインターネットだそうです。(ちなみにメールは携帯でするから良いのだそうです)
そして70%ぐらいはマウスの操作のみで可能なようです。というよりマウスしか使っていないようです。
だとすれば、PDAもキーボードなんていらないのでは??なんて思わされるところもあります。しかし、現実にはキーボードがあるモデルが売れているようです。
考え方ですが、EM・ONEにも立派なマウスカーソルが装備されています。操作感に難が無いといえば嘘になりますが、ノートPCようにはさまざまなデバイスがありますので違うものになってくる可能性もあります。
そこが良くなれば、同じような使い方なら つまりインターネットだけというのであればスクロールホイルもありますし良いのかもしれません。
癖というのか、運用方法なのか 統計やアンケートがあてにならない結果になるのか。
ステアリングホイールに指を知らない間に入れているように、知らない間にキーボードを使っている人たちがマウスだけと申告しているのか 興味のある結果だと。