NOKIA BLUETOOTH ヘッドセット BH−320

NOKIA Bluetoothヘッドセットを購入しました。
非常に小型な事と、白という色が気に入って購入しました。
もちろん、5千円札1枚でお釣りの来るといった かなり安価な売価も選択の理由です。
(あんまり私の文章を本気で読まないでくださいね 特に今日の等)
まずは外観です、サイズの小ささを見てもらうために一般的なメモリーカードと並べてみました。

横から見るとこんな感じです。

厚みはSDカードと比べてもなんですが

耳に留めつけるのは非常に軽量なのでそのままイアホンのように差し込むだけでも十分なのですが、ケーブルが無いので落ちる心配もありますので耳にかけるフックも付いています。

 
見ただけで欲しくなりませんか??
スペックは取扱説明書からみると(英語と中国語なのでおおよそ想像)
電波の到達距離は 10m
Bluetoothのバージョンは 2.0+EDRの最新のものです。
プロファイルは、HSP 1.1とHFP 1.5を実装しています。
充電時間は2時間で、通話時間は3〜6.5時間通話が可能で 待ち受け状態で100〜180時間が可能になっています。
付属品は、ACアダプター(日本仕様のもの)です。
 
箱から見ると


ちゃんと日本語の表記もあります。

バーコードも付いている純正品のようですね
アラビア語の表記が少し気になるところ。
細かいことを言えば、それ以外の言語の表記とアラビア語の表記の行が微妙に違う角度なのは茶目っ気でしょう。
 
指定どおり2時間の充電ではフルにならなかったので、+数時間の充電時間が必要だったのは初回は完全に充電してからお使いくださいと書いてあるから初回は特に長時間の充電が必要なのでしょう。
充電器はNOKIA純正のものと同じようですので、現在使っているNOKIAの物を利用しました。

反対側から見ると

恐らくアクセサリー専用のものなので「NOKIA」の刻印がありませんでした。
微妙に仕様を変えてあるのが心憎い演出で、恐らく電話機を購入した人の満足度を上げているのでしょう。
例えば、使われているねじが ばらせないように作られたトルクスで無いこととか、シールが取ってつけたようにずれて貼ってあることや、日本で販売されているにもかかわらずPSEのマークが見えるところに無い等が違いとなります。
細かいところで言えば、電線をまとめる為にNOKIAのアダプターにはマジックテープのまとめるタイがついているのですが、強度的に問題があるようで マジックテープの強度が強くベルトの強度が弱いためにマジックテープを剥がしていると ベルトが切れてしまいました。
 
充電が終わると携帯電話との接続です。
ペアリングの方法は、一般的なもので電源と共用されているボタンを押しっぱなしにすると5秒ほどでLEDが点きっ放しになりますので、これがペアリングモードです。
電話機で検索し登録しパスキーを要求されますが、これも一般的な「0000」でペアリングが終了します。
電話機側で自動認識に設定しましたので、今後電源を入れて通話ボタンを押すだけで自動的にペアを取ることができます。
ボリュームボタンが本体上側にあるのですが、実際の通話中に押すのは難しい位置でこのあたりは不満点でしょう。
 
ヘッドセットの性能は通話の状況によります。
このタイプは耳に取り付ける形になるので二つの問題点があります。
マイクとスピーカーが近く、尚且つこれぐらい小さくなると本体に伝わる振動があるのでしゃべった声をマイクで拾ってそれをスピーカーが再生して〜〜と音がぐるぐる廻る状態。
一般的に言う「ハウリング」という状況に陥りやすいこと。
そしてもう一つは、耳の中はいろんな意味で周りの音を集めやすい構造になっています。パラボラのような形状です。
その中にマイクを設置するために、周りの音を拾いやすくなってしまうという欠点があります。
この二点に対してどう対応しているかが気になります。
 
まずハウリングですが、これには非常に効果的な対策がとられています。
マイクから拾った音がスピーカーから再生されたものと、実際の音とが二重に重なるために音が大きくなってハウリングしやすいので、マイクから拾った音を少し遅らせて送るようにすれば実際の音と周期がずれるためにハウリングしにくくなります。
耳で聞いてしっかり判るほどにずらしてあります。
つまり、自分がしゃべった声が耳のスピーカーからはほんの少し遅れて聞こえます。
恐らく電話を聞いている相手にも遅れて聞こえているはずです。
今もっているTouchのヘッドセットにも同様の技術が使われているとの表記もありますが 耳で聞いて実感できるほどにずれているのは初めてです。
まあ、お陰でハウリングは低く抑えられているようです。
 
二つ目の問題ですが、やはり形状の問題で外音は良く拾っているようです。
ただ、これは場所の関係でしょうがない部分があります。
BH−700などでは外音のキャンセラー機能が付いているようですが これには実装されていますのでうまく抑えられています。
これは価格と発売時期の関係でしょうか?
 
もう一つ気になるのはエコーの問題です。
音声は遅らして再生しているのでハウリングは少ないものの、遅れた音の再生率が高く微妙に遅れているので自分の声にエコーが掛かっているように聞こえて少し気持ち悪く感じられていること。
 
持続時間の実際の結果はこれから利用していての事になりますが、非常に小型でコンパクト。
911Tの良いところはヘッドセットと本体の両方を鳴動させることが出来るので便利に使えますので暫く試してみるつもりです。
まあ、気になるとすれば本体が小さすぎるためか Bluetoothの認証マークが付いていないことと、何故かどの国のNOKIAのページを見ても この型番のヘッドセットが掲載されていないこと。
かなりのレア品なのかもしれません。
コレクションとしても良いものかもしれません。安いですし 色々と気になるところもありますし・・・・・・