MFep60Switcher

M-FEPの作者である、「ま〜さん」がリリースされているFEP切り替えソフトです。
現在、Symbianの認証の問題で苦労されているのですが(実はプログラムより大変そう)その運用のためのサブプログラムです。
現在まで、MfepはSymbian S303rdのOSで使える唯一に近いネイティブFEP(日本語入力アプリケーション)です。
JAVA環境で入力し コピー&ペーストっで使うものと併用すれば多くのアプリケーションで日本語の入力が可能になります。
多くのNokia海外デバイスにおいて、輸入経路からアジア版が多いために多少の問題が発生しても日本語がそのまま表示できます。
また、ファイラーの力を借りて フォントの置き換えの手順がある程度確立してきましたので日本語の表示にそう困ることはなくなりました。
表示できるけど入力できない、ビューワーとしてならOKだったNOKIAデバイスの入力は悲願に近い望みでした。
WM系では 2003の頃のアプリケーションであるATOKが単体販売でリリースされており 手を変え品を変え対応させています。
しかし、Symbianにはそれが無かったと言うのが敷居の高いデバイスとしてのSymbianの姿でした。
 
現在、Mfepは単語変換レベルまで完成しており 開発者認証を得た人であれば機能限定で使うことが出来ます。
標準搭載の本体メモリーに標準実装されているアプリケーションでなければ、そのアプリケーション上で利用することが出来ます。
例えば標準のカレンダーに日本語文字入力をすることは出来ませんが、AquaCalender等互換ソフト上では入力が出来るというような状況です。
いずれ、認証されれば海外NOKIAデバイスを日本で使うための有力なキラーソフトのひとつになることは間違いないでしょう。
 
今回追加された「MFep60Switcher」はバックグランドで起動している状態だとShift+センターキーでMFepのオンオフを切り替えることが出来るプログラムです。
現在のところ専用品なのですが、実は私の持っているような香港版であれば 標準の中国語入力と日本語入力、そして英語入力というように複数の言語のFEPを切り替えて使えるようになります。
今後、他の入力ソフトの登場や 現在のMfepの対応言語のバリエーションが増えたり(ってま〜さんって何ヶ国語話すんだろう?? ちなみに私は0.8ぐらいの日本語不自由)したときに国際的に使いこなす人にとっての大きな追加アプリケーションになるような気がします。
 
今、日本語環境とMFEP日本語環境を切り替えて使っているのですが、実際の所日本語版に標準でインストールされているFEPと比べればやはり機能不足は否めません。故に切り替えの多くの意味はありません。
しかし、Mfepはま〜さんの作られたアプリケーションなので 今後の機能の変更追加による展開が楽しみです。
例えば、入力支援としてShift+センターキーで顔文字辞典なんかも標準の少ない外字登録機能の補助として使えます。
辞書ファイルに関してはソースも公開されていますのでどんなサイズのものも作成自在です。
 
E90が海外で発売されて(欲しいな〜)、英語環境のNOKIAでも良いかな??と思えるのはそういう日本語での利用をバックアップしてくれる人たちのおかげかなと 特にこういう小技の聞いたアプリケーションを入れてみると思ったりして・・・