Vaio UXはORIGAMIデバイス登場のときに、「な〜んだ、OrigamiってVAIO UXといっしょじゃん」と言われました。
勿論キーボードが無かったりあちこちの作りこみが安かったりと Smart Cadie対Vaio UXでは日本のユーザーの視線はOrigamiに対して冷たいものでした。
でも、そのVaio UXもキーボードの作りこみなどで酷評されました。
思えば、もしVaio UXにキーボードが無ければ・・・ということもあり、Vaio UXにTabletPC2005をインストールしてみました。
もちろん、めんどくさいので 現在のOSをアップグレードインストールとなったのですが・・・
作業自身は簡単なのですが、アップデートパッケージの適用順などにXp HomeとProの差があり結局私はクリーンアップグレードインストールとなったわけなのですが・・・・
(.NetFramework 1.0 SP3の適用がうまく行かずに 固まってしまいました。本来なら.NetFramework の再インストールとなるのですが やってみると分かるのですが Tablet2005の画面入力キー等は.NetFramework で書かれておりアンインストールすると私の環境では動作不能になってしまいました)
よくよく調べずに手を出したのですが、OrigamiについていたDialKeyが使えれば入力が簡単になるかと・・・・
実はTabletEditon2005には付属していません。故に試すことも出来ませんでした。
TabletEditonを導入することによりソフトキーが利用できるようになります。
画面幅一杯に展開されるキーは比較的入力しやすいもので、手書きも認識力も高く使いやすいものです。
ただ、あくまでもこれは10インチぐらいの画面サイズのあるTabletモデルの場合。
PDA +αの解像度に 10インチクラスの解像度をもつVaio UXの画面で使うには指で押すのは困難なレベル。
手書き入力も小さくて間違いがちなレベルでした。
そういえばSony付属の手書き入力は マスも広く書きやすく作ってあります。
PDAではキーボードの付いてない機種を使っておりソフトキーボードを使ったのですが、それはあくまでもアルファベットを入力するためのSumキーボード、それに対してPCのばあい 多くのコントロールキーも含めてのキーボードで操作は複雑化しがちです。
やはり開発の位置づけの違う部分、そしてフリーのタッチパネル用のキーボード(銀行の振込先入力に使うようなやつ)では 反応の鈍さと使い勝手の悪さでやはり使えない・・・・・
PCのキーボードの代わりに使うことは考えられていないようです。
いまのところはTablet Editionなのですが その他の細かいアプリケーションの動作の不具合も出てくるので(画面キャリブレーションが Sonyのものしか使えないなど)元の戻すつもりですが、やはりあまり使えないようです。
ジェスチャー(画面にサインを書いて アプリケーションを立ち上げたりする機能)をつかって快適にUXを使いこなせるかと思ったのですが・・・・世の中はそんなに甘くはないようです。