Everunのパフォーマンス

Geode LX900は組み込み機器用CPUでVIA C3の900M相当のパフォーマンス。
実用になるのかどうかも疑問なところ。
Intel A110は実クロック800MのPentium Mのキャッシュが少ないのと同等の仕様。
パフォーマンス的には大きく落ちる存在。
実際に、A100を搭載している工人舎 SHモデルにもパフォーマンスの不満はある。
ところが機種や環境において差が有るのがPCの世界。
実際にベンチマークを行ってみるとこんな感じ・・・・・
ちなみにA110は無いのでPentiumMが比較となっています。
 
まずはCPUパフォーマンス。

実際のところのパフォーマンスはかなり低め・・・
直路さびしい結果です。
 
モリーパフォーマンス
これはチップセットのパフォーマンスになるので

意外に健闘というか PC100のSDRAMと同等というところ
DDRモリーにしてはと言うところでしょうが、モバイルPCのアクセスとしてはこんなものでしょう。
 
マルチメディアパフォーマンス
あまりのスコアに目を疑うかもしれませんが、マルチメディア系の命令で SSE自身を実装していないこのCPUの場合CPうでの演算となり一気に驚くほどパフォーマンスを落とします。

逆に言うと、マルチメディアに関してはCPUのスペック以上に大きなアドバンテージとなります。
おそらく、3Dnow!をサポートしているアプリケーションなどではかろうじて上の表どおり。
SSEしかサポートしていないアプリケーションの場合は、下の表のように何倍??と言うほどの差を出してしまうようです。
ビデオ再生ソフト等の種類のよってはこの結果をそのまま反映することになると・・・・
もちろん、ビデオチップセット側のサポートもありますので一概には言えないのですが・・・・・
とにかく、複雑な計算を苦手とするといわれた時代のAMDのCPUですのでやむ終えないところでしょうか?
もっとも、複雑な計算をするためのキャッシュが少ないことが パフォーマンスの制限になっているのではと思わせるほどあまり結果の出ないIntel A110/100もそうなのでしょうか?メモリーかな??
 
ベンチマークのスペックだけ見れば、多少げんなりかもしれません。
実際のところはどうなのか?
というところで昨日のYoutubeベンチマークを見ていただけました?
起動時間・終了時間・サスペンドからの復帰時間 ともにHDDモデル同士の比較でEverunがはやいという結果に。
やはり実記を触ってもらってというところでしょう。
私がさわっった分には(OQOでも大丈夫って言ってるぐらいだからあてにはなりませんが)何とかなるかなと・・・
オフィスは2007ではなく2003にしようかとは思わせますが(笑)
 
といってもこのベンチマークも実は借り物。
http://www.dgilog.com/category/Test%20Portable%20%EB%A6%AC%EB%B7%B0?page=3
ここで公開されています。
ハングルなので殆ど判りませんが、パワーセーブモードでは背面温度も40度程度が最大で やけどするほどではなさそうと言うことが判ります(Vegaは熱いんでしょうね・・・・あれ見てると)
あとは、公証のバッテリーライフがパワーセーブモードと思われるという結果もわかりますね。
これも画像が大きくモバイル向けではありませんが 見てるだけでも魅力が伝わりそうですね。
 
ちなみに、モバイルで気になるのがACアダプターのサイズ。
これもしっかり写真を撮ってくれている心憎いサービス。

本体込みの重量だとこれぐらい・・・・